京都・醍醐寺(だいごじ)―真言密教(しんごんみっきょう)の宇宙(うちゅう)―
京都の山科盆地(やましなぼんち)にある醍醐寺(だいごじ)は、平安時代にひらかれた、とても大きな真言密教(しんごんみっきょう)のお寺です。歴史(れきし)上の天皇(てんのう)や将軍(しょうぐん)などとも結(むす)びつきがあり、大切な記録(きろく)や宝物(ほうもつ)がたくさん受(う)け継(つ)がれています。
真言密教とは、平安時代に空海が中国で学び、日本に伝(つた)えた、当時最新(さいしん)の仏教(ぶっきょう)の教えです。みんなの願(ねが)いをかなえるために、たくさん修行(しゅぎょう)したお坊(ぼう)さんが特別(とくべつ)な決まりごとに従(したが)って儀式(ぎしき)を行い、仏様(ほとけさま)に祈(いの)ります。仏様をあらわした仏像(ぶつぞう)や仏画(ぶつが)は、たくさんの人の思いがこもっているんだね。
仏像や仏画をはじめとする貴重(きちょう)な文化財(ぶんかざい)や、豊臣秀吉(とよとみひでよし)が行った「醍醐の花見」に関連(かんれん)する品々(しなじな)など、醍醐寺に伝わるたくさんの宝物をみにきてね!
※こども向け鑑賞支援(かんしょうしえん)ツール「わくわくわーくしーと」を配布(はいふ)しています。シートを使いながら展覧会をみてみよう!
■お休み 毎週火曜日(ただし11/6は18:00まで開館)
■開館時間 10:00~18:00(金・土および9/23(日・祝)、10/7(日)は20:00まで開館)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※作品保護のため、会期中展示替を行います