ガレも愛(あい)した―清朝(しんちょう)皇帝(こうてい)のガラス
中国ではとても古くからガラスが作られていましたが、特(とく)に17世紀(せいき)終わりから18世紀、清(しん)の康煕帝(こうきてい)、雍正帝(ようせいてい)、乾隆帝(けんりゅうてい)の3人の皇帝の時代に技術(ぎじゅつ)が発展(はってん)して、さまざまなガラス作品ができるようになりました。
清朝のガラスは透明(とうめい)でキラキラしたガラスとは少し違(ちが)うものもあります。透(す)き通(とお)っていなかったり、カラフルだったり、表面をけずって立体的(てき)に文様をあらわしたり。
19世紀の終わりごろに活躍(かつやく)したフランスの芸術家(げいじゅつか)エミール・ガレも、そんな清朝のガラスを気に入って、自分の作品づくりの参考(さんこう)にしていました。
みんなの身近にあるガラスとはちょっと違うものもある、ガラスのいろいろな表現(ひょうげん)をみつけてみてね。
※こども向け鑑賞支援(かんしょうしえん)ツール「わくわくわーくしーと」を配布(はいふ)しています。シートを使いながら展覧会をみてみよう!
■お休み 毎週火曜日(ただし5/1、6/26は18:00まで開館)
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および4/29(日・祝)、5/2(水)、5/3(木・祝)は20:00まで開館、5/26(土)は六本木アートナイトのため24:00まで開館。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで