「わくわくわーくしーと」は、サントリー美術館(びじゅつかん)で2017年4月から配布(はいふ)している小中学生向けの鑑賞支援(かんしょうしえん)ツール。みんなにもっとたのしく展覧会(てんらんかい)をみてもらって、いろいろな発見をしてもらえるように、作品をみるヒントがかいてあるワークシートです。「作品がたくさん展示(てんじ)されているから、どこをみたらいいかまよっちゃうな」とか、「作品をみて発見したことをメモして、おうちでも思い出したいな」などと思っている人にぴったりなんです。
配っているのは、美術館に入ってすぐのエレベーターの前と、展示室(てんじしつ)のとちゅうにある階段(かいだん)の横。(※場所が変(か)わる場合もあります)封筒型(ふうとうがた)のシートと、4しゅるいの厚(あつ)いシートがラックに入っているから、すきなものを選んでね。封筒型のシートには、展覧会をみるためのまめちしきや、美術館をたのしむルールが書いてあります。4しゅるいのシートにはそれぞれ「ミッション」が書いてあるから、挑戦(ちょうせん)してみよう。かたちを探したり、どんな感じがするか考えたり、気に入った作品をスケッチしたり、いろいろなミッションがあるよ。ひとつだけじっくりとりくんでもいいし、がんばって全部に挑戦してみてもいいね。むずかしさのめやすが★の数であらわされているから、参考(さんこう)にしてもいいよ。
おうちの人やお友だちと相談しながらミッションをやってみたら、いろんな作品をもっとみたくなるかもしれないね。挑戦したシートは封筒型のシートに入れて持ち帰ることができるよ。
2018年1月28日(日)まで開催(かいさい)中の「六本木開館10周年(しゅうねん)記念展(きねんてん) フランス宮廷(きゅうてい)の磁器(じき) セーヴル、創造(そうぞう)の300年」でも配布しているので、ぜひ、「わくわくわーくしーと」をつかいながら作品をみてみよう。
<「わくわくわーくしーと」をつかうときのルール>
・書くときはえんぴつをつかおう。えんぴつは貸(か)し出しているよ。
・シートを展示ケースや壁(かべ)において書かないでね。必要(ひつよう)な人にはバインダーも貸し出します。
・美術館の中では小さな声でお話ししよう。
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