「サントリー美術館(びじゅつかん)新収蔵(しゅうぞう)品 コレクターの眼(め) ヨーロッパ陶磁(とうじ)と世界のガラス」展(てん)【2017.1/25(水)―3/12(日)】 ※終了しました
2017.01.17
サントリー美術館(びじゅつかん)新収蔵(しゅうぞう)品
コレクターの眼(め) ヨーロッパ陶磁(とうじ)と世界のガラス
美術館には、いつもはみんなから見えない大事なお仕事があります。それは作品を集めて大切にしていくこと。貴重(きちょう)な作品を未来(みらい)に残(のこ)していくために、それぞれのテーマにそってコレクションしているんです。
今回の展覧(てんらん)会で紹介(しょうかい)するのは、サントリー美術館のコレクションに新しく加(くわ)わった作品です。どんな作品かというと、美術商(美術品を売るお仕事)の野依利之(のよりとしゆき)さんがもっていた18世紀(せいき)のデルフト(オランダ)を中心としたヨーロッパのやきものと、やきもの作家の辻清明(つじせいめい)さんがもっていた古代から現代(げんだい)まで世界のいろいろな場所で作られたガラス作品。もともとはふたりによって長年かけて集められ、大事にされてきましたが、これからはサントリー美術館が代わって受(う)け継(つ)いでいくことになりました。
時代も国もさまざまなところで生まれて、人に愛(あい)され、縁(えん)あってサントリー美術館に集まった作品たちだからこそ、人ともののつながりを考えると、なんだかわくわくしてくるね。ふたりのコレクターの、美しいものを見抜(みぬ)く眼(め)を通して選(えら)ばれたとっておきのコレクションを、展示(てんじ)室でみてみよう。
※本展覧会では、鑑賞支援(かんしょうしえん)ツール「おもしろびじゅつ帖(ちょう)」は配布(はいふ)していません。
■お休み 毎週火曜日(ただし3/7は開館)
■開館時間 10:00~18:00
※金・土は20時まで
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。
※作品保護のため、会期中展示替えをおこなう場合があります。