「鈴木其一(すずききいつ) 江戸琳派(えどりんぱ)の旗手(きしゅ)」
2016.9/10(土)―10/30(日)
鈴木其一は、「琳派(りんぱ)」という芸術(げいじゅつ)のスタイルで、江戸(えど)時代の終わりごろに活躍(かつやく)した絵師(えし)です。琳派の芸術家はたくさんいるけれど、特に有名なのは、江戸時代の初(はじ)めに活躍した俵屋宗達(たわらやそうたつ)、中ごろに活躍した尾形光琳(おがたこうりん)など。尾形光琳の名前から一文字とって琳派と呼(よ)ばれるようになったんだよ。琳派の芸術家たちは同じ先生に習って芸術を勉強したというわけではなく、自分が気に入った昔の人の作品を参考にしながら新しい作品をつくることで芸術のスタイルを受(う)け継(つ)いでいるんだ。
尾形光琳が生きた時代から約(やく)100年後、江戸(今の東京)で生まれた鈴木其一は、琳派の歴史をふまえながら自分らしい作品を描(えが)いて活躍したよ。アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館からも、其一の代表作「朝顔図屏風(あさがおずびょうぶ)」がやってくるんだ。お楽しみに!
■お休み 毎週火曜日
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および9/18(日)、9/21(水)、10/9(日)は20時まで。10/22(土)は「六本木アートナイト」のため22時まで開館。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。
※作品保護のため、会期中展示替えをおこないます。