「水 神秘(しんぴ)のかたち」
2015年12月16日(水)-2016年2月7日(日)
日本は海に囲(かこ)まれていて、山から湧(わ)き出(で)る水もたくさん。海や川、湖、雨など、日本人にとって「水」は、豊(ゆた)かな恵(めぐ)みをもたらしてくれる大切な存在(そんざい)です。一方で、大きな災害(さいがい)をひきおこすこともあるように、人間がコントロールできないすごい力をもっています。そんな「水」を、日本人は昔から神様のように思ってお祈(いの)りしたり、尊(とうと)いものとして伝統的(でんとうてき)な儀式(ぎしき)で使ったりしてきました。
水に関係(かんけい)する有名な神様は、弁才天(べんざいてん)や住吉神(すみよししん)など。お寺や神社できいたことがあるかな?それに、雨をあやつる龍(りゅう)も水に関(かか)わる神様です。水に囲まれた場所は聖(せい)なる場所として信(しん)じられていたり、水の文様は縁起(えんぎ)がいいとされて、絵や工芸(こうげい)品に描(えが)かれたりもしてきました。人々の願(ねが)いや祈(いの)りがこめられた、ふしぎな水の「かたち」を、見てみよう!
■お休み 毎週火曜日(ただし12月22日は開館)、12月30日(水)~1月1日(金・祝)
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および12月22日(火)、1月10日(日)は20時まで開館。ただし1月2日(土)は18時まで開館。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。
※作品保護のため、会期中展示替えをおこないます。
2016年1月5日(火)には、特別イベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」を開催(かいさい)。サントリー美術館(びじゅつかん)が1日"こども専用びじゅつかん"になるよ。この機会(きかい)に展覧会(てんらんかい)をみにきてね。