びじゅつ

「逆境(ぎゃっきょう)の絵師(えし) 久隅守景(くすみもりかげ) 親しきものへのまなざし」展(てん)※終了しました

2015.08.04

逆境の絵師 久隅守景 親しきものへのまなざし

「逆境(ぎゃっきょう)の絵師(えし) 久隅守景(くすみもりかげ) 親しきものへのまなざし」
2015年10月10日(土)-11月29日(日)

 久隅守景は、江戸(えど)時代を代表する絵師の一人です。「狩野派(かのうは)」というグループの中でも有名な狩野探幽(かのうたんゆう)のもとで絵を学び、先生にも信頼(しんらい)されて順調(じゅんちょう)に活躍(かつやく)していたのですが、子どもたちが事件(じけん)をおこしてしまいます。娘(むすめ)が恋人(こいびと)とかけおちしてしまったり、息子が悪いことをして島流しになってしまったり。守景は、自分の子どもたちがお騒(さわ)がせした責任(せきにん)をとって、先生のもとを離(はな)れたといわれています。でも、大変(たいへん)なことがあっても、独自(どくじ)の絵を追求(ついきゅう)し続(つづ)けて、たくさんの作品を生み出しました。
 守景の作品には、人や動物の細かなしぐさまでいきいきと描(えが)かれています。温かなまなざしで、身近なものを優(やさ)しく観察(かんさつ)していたのかもしれません。ぜひ、展示(てんじ)室でじっくり見て確かめ(たしかめ)てみてね。

■お休み 毎週火曜日(11月3日は開館)、11月4日(水)
■開館時間 10:00~18:00
※金・土および10月11日(日)、11月2日(日)、11月22日(日)は20時まで。
※いずれも最終入館は閉館30分前まで。

※作品保護のため、会期中展示替えをおこないます。

もっとくわしくしりたい

保護者のみなさまへ

サントリー美術館では、お子さまから大人まで楽しめる多彩なエデュケーション・プログラムを開催しています。ご参加お待ちしています。

「久隅守景」展のエデュケーション・プログラム
■体験型ミニレクチャー「はじめてひらく美のとびら」シリーズ「屏風の巻」
 スライドやレプリカなどを使った初心者向けレクチャー
 日時:10月30日(金)、11月8日(日)、11月23日(月・祝)
    各日11時~、13時~、15時~(各回約30分)
 定員:各回40名(当日整理券配布)
■フレンドリートーク (子どもから大人まで楽しめるやさしい展示解説)
 毎週土曜日開催。事前申込不要。
■そのほかの展覧会関連プログラムは、当館ホームページでご案内します。

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