びじゅつ

【アートのまめちしき】ツル太のひみつ

2015.04.28

tsuruta

 

 サントリー美術館(びじゅつかん)の新しいフレンズ会員カードにも登場している、鳥のキャラクターの名前を知っているかな?こたえは、「サン美ツル太」。「サントリー美術館のツル太」を略(りゃく)しているよ。この名前は、2014年のイベント「まるごといちにち こどもびじゅつかん!」でみんなに投票(とうひょう)してもらった名前の中から決まったんだ。すてきな名前でしょ?名前が決まってからは、子ども向けのエデュケーション・プログラムのキャラクターとして活躍(かつやく)しているよ。
 ツル太のモデルになったのは、その名のとおり、鶴(つる)という鳥だよ。鶴は、白い羽や長い首が美しいだけでなく、千年生きるともいわれて、長生きのシンボルとして昔から大切にされてきたんだ。縁起(えんぎ)がいい鳥だから、絵画や工芸(こうげい)品に描(えが)かれることも多く、日本美術の作品にはたくさん登場しているよ。お祝(いわ)いごとに使う道具に描かれることも多いんだ。サントリー美術館にも、鶴の形の香合(こうごう/お茶室でたくお香(こう)を入れる道具)や、鶴の文様の漆(うるし)の手箱などの作品が所蔵(しょぞう)されているんだよ。サントリー美術館に親しみをもってくれるみんなにいいことがおきるように、ツル太にもますます活躍してほしいよね。

 ところで、ツル太の羽に注目!羽のもようが、数字に見えてきませんか?
羽に数字の3のもようがある鳥・・・。3のトリ・・・。つまり、羽にかくされた意味は・・・?

ツル太のひみつがわかった人は、ぜひみんなに教えてあげてね!