小さな四角形が複雑(ふくざつ)に組み合わさってできているこのマークは、サントリーホールのシンボルマーク。サントリー美術館(びじゅつかん)と同じく、ある文字のかたちをもとにしています。何の文字かわかるかな?正解(せいかい)は・・・漢字の「響(ひびき)」。「世界一美しい響き」を求(もと)めて作られたホールのために、世界的(てき)なグラフィック・デザイナー、彫刻(ちょうこく)家の五十嵐(いがらし)威暢(たけのぶ)さんが作ってくれたんだ。
ところで、サントリーホールの入口の前にある、この金色に光る半円の彫刻を見たことがある人はいるかな?実はこれにも「響」というタイトルがついています。どうしてかって?この彫刻を真上から見下ろすと、なんとシンボルマーク「響」の形が浮(う)かび上(あ)がるようになっているんだ。作者は、シンボルマークと同じ、五十嵐威暢さん。次にサントリーホールに行った時には、いろいろな角度からながめてみよう。