2024.09.18
五感を研ぎ澄ませ経験をフルに活かす! 人を笑顔にする商品の開発者(サントリーで働く社員の1週間スケジュール~商品開発編~)

先輩紹介

tea先輩
2020年(新卒)入社
生産研究部門[商品開発]
紅茶の商品開発を担当しています。
初期配属先に工場を希望し、原料から製品がつくられる工程を学びました。
その経験を活かしながら日々感性を研ぎ澄ませ、人を笑顔にする商品づくりを目指しています。
横スクロールでスケジュールをチェック


先輩からのコメント
■ 月曜日
午前中は、部内の品質グループや原料部の方たちと、茶葉や果汁等の原料の採用について打ち合わせをしました。
ブランド定例会議では、ブランド開発事業部やデザイン部とともに、商品のコンセプトを練ったり、中味やパッケージのデザインを検討したりとブラッシュアップを重ねていきます。
■ 火曜日
午前中は、官能評価を行いました。五感を使って、香味など品質に問題がないかや、商品がお客様に届くまで味を担保できるかなどを確認します。人によって感じ方が違うこともあるので、複数人で実施するんですよ。お腹がすいて感性が鋭くなっている昼食前に行うことが多いです。
午後はグループの週次会議に出席しました。開発状況の進捗報告や安全衛生など日々の業務で必要な情報共有をする場です。

■ 水曜日
終日ミルクティーの試作を行いました。作りたい香味や量などによって、試作にかかる時間は異なります。
試作の日はラボを動き回っていることが多いですが、同僚とのランチでほっと一息つきました。グループごとに「お昼、一緒にいきませんかー!」と声をかけ合って食堂にいくことが多いです。最近話題の商品の感想を言い合うこともしばしばあり、楽しい時間を過ごしています。
■ 木曜日
午前は、月曜日とは異なるブランドチームの会議に参加しました。私は3つの紅茶のブランドに携わっているんです。
午後は、紅茶グループで開発状況の進捗を確認する会議がありました。
稼働中の案件が複数あるので、各製品のフェーズを確認して課題を洗い出すことで、取りこぼしを防ぐこともできますし、経験豊富なメンバーからアドバイスをもらうこともできます。
■ 金曜日
フレーバリングは、味わいの作りこみのことです。この仕事は、味覚を研ぎ澄ませること、そしてそれを言語化できることが重要です。
香料や原料メーカーさんとの面談も多く、自分の求めている香味を実現させるために、普段からフルーツの品種の食べ比べなどをして、言語化する訓練もしています。
同僚と市場調査にも出向きました。
カフェやレストランをはじめとした話題のスポットに行き、味わったり体験したりして、流行や最新情報をチェックするようにしています。
商品開発者は、自分のものさしだけではなく他者目線でものごとを考えられる視野の広さも重要です。そのため、市場調査でお客様の表情やどんな商品が選ばれているかなどをよく観察して勉強しています!
※内容・社員の所属は取材当時のものです。