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2024.07.08

「サントリー ドリームマッチ」が歩んできた30年と、その先にある未来

「サントリー ドリームマッチ」が歩んできた30年と、その先にある未来

プロ野球界のレジェンドたちが繰り広げる一夜限りの夢の球宴「サントリー ドリームマッチ」──。1995年に始まり、約30年間にわたって「夢や感動を伝えたい」という思いひとつで同イベントを開催し続けるサントリーの情熱と、その未来について迫りました。

震災をきっかけに始まった「一夜限りの夢の球宴」

今年で28回目の開催を迎える「サントリー ドリームマッチ 2024」は、かつて日本のプロ野球ファンを沸かせながら、惜しまれつつ引退した人気選手たち──山本 浩二監督率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」と、田尾 安志監督率いる「ドリーム・ヒーローズ」のオールスターチーム同士が競い合うチャリティイベント。会場内では「ザ・プレミアム・モルツ」の“神泡”なども楽しめる「一夜限りの夢の球宴」です。

初開催は1995年。同年1月に起きた阪神淡路大震災を受け、「サントリーが関西を、日本を勇気づけるために何かできることはないか?」という発想のもと企画されたのが始まりです。

「ザ・プレミアム・モルツ球団」の前身、「モルツ球団」は、当時サントリービール「モルツ」のプロモーションの一環として結成された架空のプロ野球球団です。プロ野球界のレジェンドたちで構成され、人気のCMシリーズとして一世を風靡していました。

その「モルツ球団」がCMから飛び出し、震災のチャリティマッチとしてリアルに開催されたのです。その後、毎年夏に行われるサントリー主催の一大イベントとして現在にいたっています。

2019年9月から同イベントを担当している、サントリーホールディングス株式会社 コーポレートブランド戦略部の後藤 成美さんは、「サントリー ドリームマッチ」の背景についてこう語ります。

「サントリー ドリームマッチは、サントリーが一社提供で開催しているイベントです。会場では『ザ・プレミアム・モルツ』や『サントリー天然水』をはじめ、さまざまなサントリー商品とお食事を一緒に、球界のレジェンドたちの一夜限りの試合を楽しむことができます。

2024年は『PLAY SDGs ~未来につづくフェアプレーを。~ 』をスローガンに掲げ、場内で回収した使用済みペットボトルを新たな飲料用ペットボトル容器として水平リサイクルする『ボトルtoボトル』の訴求を行ったり、プラスチック使用量削減のためすべての飲料を紙コップで提供したりするなど、SDGsを意識した施策に取り組んでいます。

また、サントリーでは『サントリー1万人の第九』や、『宮里藍 サントリーレディスオープン』などのチャリティイベントを開催していますが、『サントリー ドリームマッチ』も同様に、『人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命(いのち)の輝き」をめざす』というサントリーの企業理念に通底するイベントだと思っています」(後藤さん)

2012年には東日本大震災を受けて東北で開催された「サントリードリームマッチ」


レジェンドたちが語る「サントリー ドリームマッチ」

サントリーでは、この「一夜限りの夢の球宴」で得た収益を、さまざまな形で社会に還元するチャリティ活動も精力的に行なっています。そのひとつが「心をつなぐキャッチボールプロジェクト」です。

プロ野球選手OBを特別講師に招き、「人と人の心のつながり──『絆』に気づいてもらいたい」という願いを込めて、全国各地で子ども向けに野球教室を開催しています。今年の5月、京都府長岡京市の長法寺(ちょうほうじ)小学校で開かれたキャッチボール教室では、楽しそうに子どもたちと体を動かしている元阪神の「代打の神様」桧山 進次郎さんの姿がありました。

「このようなチャリティの機会を提供してもらえるのが、僕としては本当にありがたい。やはり、子どもたちが笑顔で明るくキャッチボールしている姿を見ていたら自分もワクワクしますから。ふだんテレビ画面のなかにいる選手たちと、実際に野球ができることは、野球少年・少女たちにとっても忘れられない経験になるのではないでしょうか。

また、サントリーさんは野球チームに所属する子どもたちを無料で『サントリー ドリームマッチ』に招待もされているそうですが、そこで僕らが躍動している姿を見せることで、子どもたちが野球を好きになってくれたら、もっと嬉しいですね」(桧山さん)

今年4回目の出場となる、元巨人でメジャーリーガーでもあった上原 浩治さんは「いち出場選手として、毎年ドリームマッチならではの雰囲気を味わえることを心待ちにしている」と言います。

「ベンチやマウンドからは、観客の皆さんがプレモルを飲みながらゲームを楽しんでくださっている様子が見渡せるんです。そういう瞬間を目の当たりにすると、商品とともにここでしかできない体験をしてもらいたい……というサントリーさんの実直なメッセージをすごく感じますね。

我々選手たちも子どものころに憧れていた先輩たちや、普段なかなか会えない同期・後輩といろんな話ができるのが勉強にもなるし、こんな素晴らしい環境をつくってくださっているサントリーさんには、とても感謝しています」(上原さん)

開催第1回目から同イベントに携わっている演出家の三浦 直心さんは、約30年の「サントリー ドリームマッチ」の歩みを振り返りながら、チャリティイベントに対するサントリーの姿勢について、一貫した企業理念を感じると言います。

「サントリーさんは、お客様に商品をお届けすることによって得た利益を社会に還元しようとする『利益三分主義』を貫き通し、この30年間ずっと『サントリー ドリームマッチ』を続けてきました。

阪神淡路大震災から始まって……それ以降も東日本大震災や、熊本地震、コロナ禍と、多くの困難がありました。しかし、その都度、一点に止まることなく本当に困っている人たちのため、時代の流れにも柔軟に対応し、『サントリー ドリームマッチ』を単に野球を見せるだけではない、一大イベントに仕立て上げた──企業理念をぶらさずに、ここまで根気強く社会貢献へと取り組む企業を、少なくとも僕は他に知りません」(三浦さん)


すべてのプロ野球ファンをサントリーファンに!

「サントリー ドリームマッチ」を開催し続ける意義について、後藤さんは以下のように続けます。

「商品をプロモーションするCMや広告と決定的に違うのは、その場でしか得ることのできない唯一無二の感動体験とともに、サントリー製品を楽しんでいただけることだと思っています。

数あるスポーツのなかでも野球はビールとの相性がよく、実際、『サントリー ドリームマッチ』に来てくださった野球ファンの方々が、野球観戦を楽しみながら『ザ・プレミアム・モルツ』をはじめ、サントリーの商品を楽しんでくださっているのを見ていると、野球観戦だけでなく、サントリーファンにもなってくださっていると感じています。

また、こうしたチャリティイベントは開催すること自体が目的になってしまいがちですが、観客や視聴者の皆さんを対象に行っているアンケートの結果から、『サントリー ドリームマッチ』を30年間続けてきた企業姿勢や、『サントリー ドリームマッチ』の社会貢献度にも共感いただいていることがわかり、今後も続けていく意義は見えてきています」(後藤さん)

こうして「サントリー ドリームマッチ」を舞台裏から支えるサントリアンたちは、現状に満足することなく、未来を見据え「サントリー ドリームマッチ」を「より良いイベントに仕上げていこう」と士気を高めます。

「観客として来場してくださった4万人の方々だけでなく、来場できなかったお客様にも当日の試合をリアルに近い形で体験をしていただきたいと、配信や事前の告知にもかなりの力を入れています。『すべてのプロ野球ファンをサントリーファンに』という目標に向かって──『将来はオールスターゲームに並ぶイベントにしたい』と、夢は大きく持っています」(後藤さん)

※内容・社員の所属は取材当時のものです。

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