2024.01.01
デジタル|野田 彩夏

現在の仕事内容は?
現在私が担当しているプロジェクトは、主に2つあります。
ひとつ目は、「サントリーウエルネスクラブ」というサービスへの集客で、広告代理店様や制作会社様と一緒にクリエイティブな制作ディレクションをするなど、UXリサーチを担当しています。
ふたつ目は、商品ページのUIUX改善です。「現状分析→課題特定→企画立案→決裁→制作→ABテスト→検証→改善」という一連の流れを学びながら、日々取り組んでいます。

仕事中の野田さん
プロジェクトは一人では何も進められません。先輩はもちろん、社内外問わず沢山の方々と密に連携しながら進めていきます。サントリーウエルネスは大きな変革期のため、社内ベンチャーのような雰囲気があり、さまざまな挑戦をさせてもらっています。
まだまだ力が及ばないこともありますが、"できるだけ素直に誠実に、そして笑顔いっぱいで明るく元気に前向きに!"日々過ごすことを心掛けています。温かく見守ってくださる社内外の皆さんには感謝でいっぱいです。
どんな学生時代でしたか?
気になったことは「とりあえずやってみる」という学生生活でした。
中高生時代は茶道や音楽活動をする傍ら、勉強もせずに(笑)、NGO活動やビジネスコンテスト、起業家講座なんかに参加したりしていました。
大学時代は、「国の政策って全然わからないし、気になる!」という理由で、政策立案コンテストを運営する学生団体に所属して副代表を務めたり、長期インターンに参加したり、1年間でホテルに100泊してみたり。どんな状況でもその時を最大限に楽しんでいた気がします。「明日から旅行に行こう!」と友人に電話し、ホテルも予約せずに航空券だけ取って、リュック1つで旅に出たこともあります(笑)。
そして就活が終わった大学4年生の4月には、新しく3つのサークルに入り、そのうちの1つであるアカペラは社会人になった今でも続けています。慣れない仕事との両立は大変ですが、仲間のおかげで全国大会への出場も決まり、日々良い刺激を受けています。

どんな就職活動をしていましたか?
マルチタスクが苦手だったため、本選考のエントリーはサントリーとコンサルの2社に絞りました。
「消費者とのコミュニケーション設計を戦略から実行まで担える人材になりたい」と思っていた私は、『思い描いたお客様とのコミュニケーションを実現するUXデザイン力』と『お客様との関係性をビジネスとして継続させる経営スキルやマーケティングスキル』の2点を身につけることが必要だと考えました。これらを学べる環境で、就活の軸に沿う会社を見ていました。
企業選びの軸は、「人のワクワクや幸せを直接感じられる」「風通しが良く、フラットな社風」「積極的な挑戦が求められ、フィードバックを大切にする文化がある」の3点。
コンサルか事業会社か最後まで迷いましたが、「自分の手で」「自分の責任で」プロジェクトを進め、最後までやり切ることができるという観点で、事業会社であるサントリーを選びました。自社の商品やサービスがあると愛着も湧き、サントリーを選択して良かったです。
キャリアビジョン
現在は「体験設計・コトづくりの専門家として、人々に驚きや感動、幸せを提供するクリエイティブなプロジェクトに携わること」を目標にしています。
「やってみなはれ精神」に基づき「生活文化の創造」に関わりたいという想いは、就活生時代から変わっていません。
そのため若手時代は、サービス、飲料、CM、アプリ、イベントなど、お客様が触れるさまざまなモノ・コトの立案・制作に携わり、実際に自分で手・頭・体を動かしながら色々な分野でのUX、マーケティング、ブランド戦略、プロジェクト推進などを貪欲に学んでいきたいです。
また日本国内にとどまらず、グローバルに挑戦する機会があれば積極的に動きたいですね。
もちろん、さまざまな経験をする中でやりたいことが変わる可能性は大いにありますので、思いがけない出会いも柔軟に受け止め、一緒に働く人を好きになる・信頼するということを大切にし続けたいと思います。
学生の皆さんへ
サントリーでは、学生の皆さんが思っていること・やりたいことを素直に伝えるのが一番大切だと思います。変に着飾らず、ありのままの皆さんをぶつけてみてください。
「何も出来ない今の自分が言うのは、おこがましいのではないか」という気持ちから躊躇してしまうのはとてもわかります。ですが残念ながら、ほとんどの人間はテレパシーを使えません。無力な自分を受け入れた上で、きちんと言語化し、真っ直ぐ相手に伝えることが大切だと思います。私は1次面接から「サントリーウエルネスでUXをやりたいです!」と超具体的に言い続けていました(笑)。
自分がやりたいことを伝え続けていれば、どこかで聞いてくれている人がいて、いつか何らかの形で繋げてくれるかもしれません。最悪の事態になるレベル感を想定しつつも、覚悟を決めればあとは目標に向かって楽しんで突き進むだけです!
皆さんがそれぞれ納得する道を歩めるよう、応援しています!
※内容・社員の所属は取材当時のものです。

野田 彩夏Ayaka Noda
サントリーウエルネス株式会社
サービス事業部 サービスデザイングループ