2023.04.19
先輩インタビューVol.6 「サントリーらしい」と感じたエピソード~"高品質な仕事"編~

CASE1

はたやん先輩
1999年(経験者)入社
生産・研究・製造
買い付けを通じて自社の品質レベルに驚く
サントリーらしさ、それはズバリ品質の高さです!
あれは工場に勤務して3年目、既存の商品に取って代わるスタンダード商品を生み出すために、新商品開発をスタートさせたときのことです。より良い商品を創り出すため、本社生産部の先輩と一緒に中味に混ぜる材料探しの旅へ出ました。全国各地へ出張しながら材料を製造する現場を逐一視察し、中味をもらっては分析するという日々の繰り返しです。
そんな検査と分析を積み重ねていくなかでも、サントリーの工場の原酒は検査してもほとんど微生物は見つからず……改めてサントリー製品の品質の良さに気付かされる機会にもなりました。
この経験を通して、サントリーの生産者たちによる日頃の努力が高品質な商品を生み出しているのだなあと感動し、まさにこの品質の高さがサントリーらしい!と痛感しました。
CASE2

のっきー先輩
2017年(新卒)入社
マーケティング
現場へ行って、想いに気づき、関係を築く。
ある地域の業務を担当していた時のこと。私の担当エリアは、普段の勤務地からはかなり離れていました。日帰りはできず、一度行くと交通費・宿泊費だけで非常に高額の費用が掛かってしまいます。
ある日、コストを気にしてなかなか現場に行きたいと言い出せずにいた私を見かねて、上司が力強い一言を投げかけてくれました。
「担当者は現場に行って知ることが一番大事。決してやめてはいけないことだよ。迷ってないで現場へ行きなさい」
そうだ。サントリーの「考動」規定の中に、「徹底した現場主義」という言葉があるじゃないか。上司の言葉に背中を押され、それから私はできる限り、現場へ足を運ぶように心がけました。
やはり現場でしかできない体験というものは貴重です。そして実際に会って、話してみることで、現場の方々の想いに気づき良い関係性を築くことができると、ようやく理解することができました。
サントリーでなかったら、現場へ行ってなかったら、私の可能性は広がっていなかったかもしれません。今でもこの経験を忘れずに、「現場主義」を徹底しています。
CASE3

タケオ先輩
2003年(新卒)入社
マーケティング
オフィスを抜け出し、海の家へ。
「お客様視点」と「面倒見の良さ」。
自分が感じるサントリーらしさは、この2点に尽きます。
サントリーらしさを示す考えとして、「お客様視点で考える」という信条があります。それはとにかく現場で見聞きし学んだことを日々の業務に活かすことで、お客様の信頼や期待に応えられるということ。この現場主義にこだわる社風は、私の職場でも当たり前のように受け継がれています。
営業時代に得意先向けの提案資料を作成していた時のことです。なかなか内容がまとまらず、アイデア出しが行き詰っていました。自分のそんな様子を見た同じチームの先輩が、「こういう時はお客様の近くに行って考えてみよう!」と声をかけてくれ……。
一体どこへ行くというのだろうと疑問に思う私が連れて行かれたのは、何とオフィスの近くにあった海の家でした!
こんなところで仕事をしてもいいんだろうかと戸惑いましたが、その先輩は何も気にしていません。私も一緒に、お客様がビールを楽しむ様子を見ながらアイデアを次々と出し合いました。
よく考えてみれば、そこは商品がお客様の手に渡る現場。どのように消費され、どのような喜びや感動を生んでいるか、目の当たりにできる絶好の場所だったのです。
不真面目なように見えて、めちゃくちゃ真面目で合理的な姿勢。まさに「やってみなはれ!」です。そのほかスーパーのフードコートやバー、フェスだって貴重な仕事の場。仕事はオフィスでするものという既成概念にとらわれることはありません。
お客様の消費の現場を大事にする姿勢は、まさにサントリー。そして行き詰まる後輩を見てほっとけない「面倒見の良さ」もまた然り。この2つは創業以来ずっと受け継がれてきた、企業としてのDNAなのでしょう。