2023.02.15
先輩インタビューVol.5 人生のターニングポイント~"先人の教え"編~

CASE1

キタムラ先輩
2015年(新卒)入社
生産・研究・製造
社外のトップからの学び。
あれは入社して何年目のことだったでしょうか。世界有数の経営コンサルティング企業「A.T. カーニー」の中でも、史上最年少でトップのポストに就いたことで知られる同社代表の関灘氏の社内講演を聞きにいった時。それが私のターニングポイントです。
かつての私は、良くいえば与えられた仕事をきっちりこなし、悪くいえば仕事に対して受け身だったと思います。そんな私が関灘氏の講演を聞き、「経営コンサルティング企業のトップが日々考えていること」をおぼろげにでもつかむことで仕事に対する意識が変わりました。
もちろん、私とは立場も背負う責任も違うことは理解している一方、自分が胸の内にしまいこんでいる情熱だったり、モヤモヤとしたもどかしさを感じていたりすることなど、共通点を見出すこともできたのです。そんな(一方的ですが)親近感も相まって、講演内容がスッと腹落ちしました。
講演を聞いた後は自ら考え能動的に動きつつ、とりわけ「日本社会全体のため、サントリー全体のために最短距離で貢献できることは何か」と、コンサルの方が考えるようなことを常に心に留めて過ごすようになりました。
CASE2

でら先輩
2021年(経験者)入社
マーケティング
立ち止まらずに実現できる方法を考える
新規プロジェクトを担当していた時のことです。私たちが考えていたのは、ユーザーにとって価値のある新しいサービスをつくることでした。しかし、それを実現するためにはある規制を回避する必要があり、最終的にユーザーにとって価値のあるものにならない可能性がありました。
このままプロジェクトを進めても意味がないだろうと考える人も多く、関わろうとしない人や、止めようとする人もいました。しかしその一方で、プロジェクトの責任者は「走りながら、なんとかできる方法を考えよう」とその足を止めることなく、前へと進み続けたのです。その姿に共感した私は、そのまま一緒にプロジェクトを推進していきました。
一筋縄ではいきませんでしたが、最終的には規制を回避しながらも、ユーザーにとって価値のあるサービスを実現する方策を見つけ、カタチにすることができたのです。
これが私のターニングポイント。
この件以降できない理由を考えて足を止めるより、前へ進みながら新しい方法を見つけ出すことを心がけるようにしています。