2023.02.15
先輩インタビューVol.5 人生のターニングポイント~"私の使命"編~

CASE1

まさーしぃぃ。先輩
2003年(新卒)入社
マーケティング
“深さ”だけでなく“広さ”も大事
私にとってはどの異動のタイミングもターニングポイントと言えます。
最初にお酒の営業現場を5年半担当した後、デジタル関連部署に異動しました。当時はまだスマホが普及し始めたぐらいの頃で、「デジタルマーケティング」ではなく「WEBマーケティング」というワードを使っていました。
当時の部署では、検索エンジン上位化のためのSEOや検索広告のリスティング広告、WEBページ制作や効果測定など、とても“デジデジ”したことばかりをやっていました。
インターネットについてはそれなりに知識がありましたが、私がやっている仕事がビジネスにどれくらい貢献しているのかは理解できていませんでしたし、その意義もはっきりしないまま毎日を過ごしていました。
そんな時、デジタルがベースでありつつも、ブランドマネージャーや宣伝部のブランド担当と仕事をする別の部署へと異動になりました。そこでKGI(重要目標達成指標)やKPI(重要業績評価指標)を知ることで、それまでやっていたデジタル部門での仕事の意味をようやく理解したのです。
デジタルマーケティングにおいては専門的な知識も大切ですが、ビジネスやブランドについて理解し、その施策の目的を知ることが大切であるということを思い知りました。それからビジネスやブランドに貢献できるデジタルマーケティングについて、より深く考えるようになったと思います。
私にとっては全ての異動が新たな発見の連続。これからもターニングポイントは訪れそうです。
CASE2

たく先輩
2019年(新卒)入社
スタッフ
経営者目線を得た、たった一人の工場駐在。
2021年5月に稼働した「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」は、IOTを活用した次世代ファクトリーのモデル。働き方のDXや高度なトレーサビリティ、CO2排出量ゼロ工場といったトピックスでも注目を集めています。
私のターニングポイントといえば、間違いなくこの工場に駐在した経験。サントリー初の取り組みとして、システム部門から工場のシステム化を支援するために1年間現地に滞在しました。
上司も同僚もいない環境、まったく知識のない工場の現場、長野県での一人暮らし……私にとってもすべてが未知の分野。初めてのことしかない状況で不安が渦巻く中、工場で働く方の業務を理解してシステム部門としてどう貢献できるか。そしてサントリーがDX化を加速させるには何が必要なのかを考え抜く毎日を送りました。
駐在を終える際、工場やシステム部門の経営層へファクトリーのIT化・DX化における課題をプレゼンし、高い評価をもらうことができました。「このファクトリー、そしてここで働く人たちの価値をどう最大化するか」そう考え続けたこの1年は、経営者目線になって物事をとらえるきっかけにもなったと思います。
これを超えるターニングポイントは、後にも先にもないかもしれません。
CASE3

あいみょん先輩
2009年(新卒)入社
海外
えっ、自分がデジタル担当!? ド文系なんですけど……。
入社してから10年目、ようやく念願が叶って海外へ駐在することに。しかし、待っていた担当業務はまさかの「デジタル化推進」でした。
数学が大の苦手で、高2の時には迷わず「私立文系コース」を選び、その路線をひたすら突き進んできたド文系の私がまさかのデジタル担当、しかも初めての海外赴任で……。こんな私にいったい何ができるのだろうと、大いに悩みました。
それでも手探りでもがいているうちに、「専門外の自分だからこそ、難しく見えることをシンプルに伝え、新しい価値を生み出す手段としてのDX推進に貢献できるのではないか?」と気付き始めました。
そこからは社内外のエキスパートたちの協力を得ながら、「専門外の自分の言語」でデジタルを語れることを目指し、日々の業務に取り組んでいます。
初めは無我夢中でしたが、思えばこのときの気付きと経験が私にとっての大きなターニングポイントと言えるでしょう。