2023.02.15
先輩インタビューVol.5 人生のターニングポイント~"お客様視点"編~

CASE1

まいりん先輩
1983年(新卒)入社
スタッフ
人間万事塞翁が馬
仕事のおもしろさについ無理をしてしまったとき、敢えてサントリーを「一生活者の視点」で客観的に見る時間を持ったことは、仕事上のターニングポイントといえる経験です。
その経験の中で、サントリーの商品をいろいろ試してみました。そうすることで思い浮かぶのは、自分が会社で奮闘している姿。どの商品にも働く人のストーリーがあり、いろいろなことがあってようやく一生活者に届くんだと思うと、なぜか力が湧いてきました。
またかつて一緒に働いた先輩方から、温かいお言葉をいただきました。
そのうち「やっぱりサントリーで働きたい」「サントリーで働くことを通して世の中のお役に立ちたい」と強く思うようになりました。
この経験で、人生の中で起こるすべての事柄には意味があるのだということを実感しました。私にとってはこのちょっとした休憩が、自分なりの壁を乗り越える方法だったのだと思います。
CASE2

タケオ先輩
2003年(新卒)入社
マーケティング
井の中の蛙が、新世界へ飛び出した!
私のサントリアンとしてのターニングポイントは、入社5年目、初期配属のロジスティクス部門から事業部門へ異動になった時でした。
丸4年間のロジスティクス部の経験で、数字で物事を把握することには自信を持っていたのですが、事業部門へ異動しそれは大きな過信だったと痛感しました。異動直後から同僚と意見がかみ合わず、苦労の連続だったのです。
どうしてうまくいかないのだろう。
所詮自分は、井の中の蛙だったのかと悩んだ末に、同僚の意見を理解するためには何をすれば良いのかを考えました。そしてまずは同僚と一緒に商品開発の現場に参加することから始めたのです。
そこで私は、初めてお客様と対面しました。これまで知っていたようで知らなかった、リアルな感想、厳しい意見、嬉しいお喜びの言葉。数字だけではなく、生活者の生の声を聴くことの重要性を感じるとともに、相手の立場を理解しようとすることの大切さを学びました。
数の正確さが求められるロジスティクスとは異なり、不確かで温もりある人の心にふれ、胸が熱くなりました。
この経験を通し、自分の使命とは「仲間と共に生活者を見てその人たちを幸せにすること、そして新しい価値を創造すること」なのだと気づかされました。
自分にとっては「なぜ」と首をかしげるような異動も、大きな意義がある。事業部門への異動は、自分の新しい扉を開けるきっかけになりました。
CASE3

さとみ先輩
2017年(新卒)入社
スタッフ
分岐点はいつも今
これまでの社会人生を振り返っても「これだ!」と思ったポイントは特になく、極めて平凡な日々を送ってきたなと思います。
ただ一つ言えることは、平凡だと思える日々が、一秒一秒が、今の自分の土台になっているということです。
仕事で「大変だな」「難しそうだな」と思っても、そんなことはいったん脇に置いておいて、まずはお客様に喜んでもらえるかどうかを考える。
「面倒くさいな」「やりたくないな」と思ったときには、自分がやらなかった時に誰が困るのかを考える。
本当に地道で地味なことですが、そうやって少しずつ積み重ねてきたことが自分の今を支えてくれているなと思います。