2023.01.01
ブランドマネージャー|中野 杏実

現在の仕事内容は?
ウイスキー事業部で、「サントリーオールド」「サントリーウイスキー ローヤル」「サントリーウイスキー スペシャルリザーブ」3ブランドのブランドマネージャーをしています。ブランドマネージャーの仕事は、社内の関係部署や社外の方と連携しながら、ブランドの価値を上げ、お客様にブランドの魅力を伝えていくことです。
入社してから初めての仕事として、「ローヤル 干支ボトル」と「オールド 干支ラベル」の発売に携わりました。干支シリーズは長い歴史と伝統があり、毎年の年末年始ギフト製品としてお客様に愛されているブランドです。発売までの仕事を通し、社内外の多くの方が関わって一つの製品が発売できていることを実感しました。たくさんの人の想いの上に完成した製品が店頭に並び、実際にお客様が手にする姿を見たときには、とてもやりがいを感じました。
どんな学生時代でしたか?
勉強、サークル、海外インターンシップなど、やりたいことに貪欲に挑戦し続けた学生時代。特に海外インターンシップは、私にとって最大のチャレンジでした。海外で自己成長したいという想いから交換留学に応募しましたが、落選。そこで諦めることなく他の方法を模索し、海外就業制度に2回目の応募で合格しました。
大学を1年半休学して渡米し、現地の日本食レストランで、世界中の方に日本の食文化を伝える仕事をしていました。国を超えて文化を伝える難しさを実感すると同時に、世界から高く評価される日本のウイスキーを誇りに思うようになりました。大学は5年半で卒業することとなりましたが、今の仕事へと繋がるかけがえのない経験だったと感じています。

学生時代の中野さん
どんな就職活動をしていましたか?
自分のやりたいことが見つけられず、最後まで悩んだ就職活動でした。エントリーシートは業界問わず30社程度提出。コロナ禍だったこともあり、毎日オンラインで面接を受けました。
就職活動を通してさまざまな人に出会う中で、「自分が将来何をしたいか」ではなく、「誰とどのように生きていきたいか」を考えるようになりました。
決め手となったのは、サントリーの「ワクワク感」でした。OB・OG訪問でお会いした社員の方々が、とても楽しそうに会社や仕事について話す姿が印象的で、「自分も仲間になりたい、サントリーで働きたい!」と強く思うようになりました。挑戦を重んじる企業理念や自然を大切にする企業姿勢に共感したこと、またサントリーウイスキーへの特別な想いもありましたね。
キャリアビジョン
将来は、サントリーの魅力を世界へ発信することに貢献したいと考えています。
世界で高く評価されるサントリーウイスキーを日本人として誇りに思った経験から、製品を海外でブランディングしていく仕事や、会社全体の魅力を世界へ伝えるコーポレートブランディングの仕事に興味を持つようになりました。
これからも多くのことを学んでいくと思いますが、将来はグローバルにサントリーの魅力を発信していきたいと思っています。
学生の皆さんへ
就活生の皆さん、ここまで読んでいただきありがとうございます!
お伝えしたいことは、就活偏差値などに振り回されず、ぜひ色々な企業を見て色々な人の話を聞いてご自身の可能性を広げていただきたいということです。私自身も就職活動時、何が正解かわからず悩む毎日でした。時間も限られている中で、どうせ受からない企業を受けても仕方がないのではないかと何度も心が折れそうになりました。しかし、自分の中に壁を作らずに全力で果敢にチャレンジできたことは、とてもよかったと思っています。
サントリーはESや面接で存分に自分の想いをぶつけられます。ぜひサントリーへの扉を叩いてみてください! 応援しています。
※内容・社員の所属は取材当時のものです。

中野 杏実Ami Nakano
サントリー株式会社
ウイスキー事業部