2022.12.14
先輩インタビューVol.4 働くうえで大切にしていること・信条~"本質の見極め"編~

CASE1

はじめ先輩
2021年(経験者)入社
スタッフ
データだけではなく、リアルも見る
働く上で私が大切にしている信条、それは「データだけを見て判断するのではなく、お客様のリアルな行動や体験を把握すること」です。
前職で働いていた時のこと。
お客様の行動データを見ながら、「◯十代の男性ならきっと××が好きで、△△のような施策が効果的なはず」と思い込み、その推測だけを頼りに企画を立てたところ、あえなく大失敗に終わったことがありました。
その際実際にお客様を会議室にお招きしてヒアリングを行ったのですが、データ自体は間違ってはいなかったものの、私の読み取り方が拙く、完全なミスリーディングであることが明らかになりました。
それ以来、企画を立てるときには「必ずユーザーインタビューを行う」「実際の現場に足を運ぶ」ことを強く意識しています。サントリーに入社してからもこの教訓を活かし、「データだけではなく、リアルも見る」という姿勢を常に大切にしています。
CASE2

きのこ先輩
2011年(新卒)入社
スタッフ
本質の見極め
私が働くうえで大切にしている信条は「本質は何か?を考えること」です。
営業部門からスタッフ部門へ異動になった際、以前とはまったく違った業務に少なからず戸惑いがありました。しばらくはただがむしゃらに仕事に取り組みましたが、空回りすることが多く、会議の場でトンチンカンな発言をしてしまったことも……。
そんな時、営業部門時代に尊敬する先輩から「何のために仕事をしているのか?」と事あるごとに問われていたことを思い出したのです。それがきっかけで、改めて仕事・物事の本質を考えるようになりました。
それからは、自分自身の中で「今やっているのは何のための仕事なのか?」をまず整理するようにしています。そうすることで上司やメンバーとの議論の場でも的を射た意見を発信することができ、周りからの信頼獲得につながったと感じています。
CASE3

たく先輩
2019年(新卒)入社
スタッフ
「何をしたいのか?」を理解し仲間として100%寄り添うこと。
「相手が本当に求めていることは何か」
この考え方を、仕事をする上で大切にしています。
自分はシステムの設計に携わっていますが、システム構築や設計と言うと、就活生の皆さんには何やら難しそうに感じてしまうかもしれませんね。それはシステムを作りたいと考えている人たちも同様で、専門知識がある程度ない限りは難解なものとして扱われるケースがほとんどです。
だから技術的な話をしてもあまり意味がありません。
大切なのは、相手がシステムを使って何を実現したいのかを理解し、そのために必要な仕組みを一緒に考えることです。
専門知識がある依頼元なんてごく稀です。たいていは必要以上にシステムを難解なものとして捉え、使い方や効率化を考えすぎて、本当に実現したいことが何かを見失ってしまうような状態。だから僕の仕事はシステム設計というよりも、相手の立場で業務のことを100%理解できるように寄り添い、課題の解決方法について仲間として一緒に考えることだと思っています。
最初は難しそうに聞こえる要求でも、しっかりと対話を重ねることで「本当は課題をこう解決したいのでは?」と提案できるようになります。そして「そう、それ!」と言われた瞬間にはガッツポーズしたくなりますね(笑)。