2022.12.14
先輩インタビューVol.4 働くうえで大切にしていること・信条~"自分らしい価値創造"編~

CASE1

タケオ先輩
2003年(新卒)入社
マーケティング
その仕事に、自分の意志はあるか。
入社して最初に配属されたのは、自分の中ではちょっと地味な印象のロジスティクス部門。生産部・物流部・営業部・事業部と関係部署が多く、それぞれの利害関係を調整することが業務の中心でした。
「仕事ってこんなもんかな」と、社内のしがらみに巻かれながら、自分を無理やり納得させていたのかもしれません。いつしか淡々と捌くように業務を進めてしまうようになっていたのです。そんなある日、上司から投げかけられた核心を突く一言にハッとさせられました。
「きみの意思はどこにあるんだ?」
その時、仕事に自分らしさを出せていないことに気づかされました。その言葉をきかっけに、仕事に対する意識が大きく変わったのです。
自分が輝ける仕事とは何か。今の自分に何ができるのか。一人ではできないことを、どうやって実現するか。サントリーの「やってみなはれ」の精神に則り、私は心を奮い立たせ行動しました。
考えに考え各部署を駆け回った末、当時はまだ導入されていなかったPOS起点の需要予測手法を開発。ついに私たちの部署主導で、どんどん仕事を回せるようになったのです。
どこに配属されようと、自分だからこそできる仕事がある。それが見つからなければ、自分で創っていけばいい。「自分らしく仕事を創り変えていく姿勢」を、これからも大切にしていきます。
CASE2

がんちゃん先輩
2006年(新卒)入社
マーケティング
かっこつけず、自分をさらけ出せ。
初めて営業担当になった時、思うように売上を伸ばせず毎日苦しい思いをしていた自分。悩んだ末に上司に悩みを打ち明けたら、予想もしない言葉が返ってきたのです。
「かっこつけてスマートに売上を出そうとしていないか? 得意先ともっと腹を割って向き合ってみては?」
その言葉に、確かにソツなく汗をかかずに仕事をこなそうとしていた自分に気がつきました。スマートに仕事をこなすこと、それが“できる”社会人のあるべき姿だと信じ込んでいたのです。
そのアドバイスを受けて心機一転、まずは自分をさらけ出すようにしていきました。
時にはがむしゃらに動いたり、時にはお調子者になったり、自分を飾らず、ありのままに。たとえダサくても、なりふり構わず、精一杯の自分を見せて相手にぶつかっていきました。
すると不思議なことに、だんだん売上も出せるようになったのです。自分をさらけ出すことで得意先といろいろな話ができるようになり、結果として信頼関係を構築できたのです。
無防備な自分を見せることで、相手は私を信用してくれたのかもしれません。それは仕事だけではなく、コミュニケーションが必要などんな場面でも同じことが言えますよね。
そして程度はあれど「ありのままの自分をさらけ出す」ことは、何より自分のストレス回避にもつながっています。
この経験以来、出会った人たちと信頼関係を構築するために「まず自分をさらけ出すこと」を大切にしています。
CASE3

コータベアー先輩
2020年(新卒)入社
営業
「人と違う」は正義
私は「自分らしくいる」ことに誇りを持って働いているのですが、多分……いや確実に、周りからは変わり者と思われていることでしょう(笑)。しかし、そんなことはまったく気にしていません(フレンチのコース料理を一人で食べに行けるくらいハートが強めです)!
他の人に迷惑が掛かるようなことはしませんが、意見をどんどん言ったり、「今日は××の日(コーヒーの日、猫の日、など仕事には直接関係ないような)です」と朝の業務連絡にわざわざ書いたり、モニターを常に2画面にして仕事をしたり。「ちょっと変わってるね?」と思われるような行為でも、自分が正しいと思えば実践するようにしています。そうすることで社内に新しい風を吹かせることもできますし、自分という人間も理解してもらえる。そしてそれでこそ大組織のなかの一員としての意義もあると思うのです。
入社当初はもう少し周りに合わせたほうが良いのでは?と気を遣うこともありましたが、自分らしさを押し通すことで自分を知っていただくきっかけにもなりました。
自分らしさを貫いているおかげで周りとのコミュニケーションも活発になり、また無理をせず自然体でいるからこそ、仕事でも良いパフォーマンスが発揮できるのだと思っています。