2022.07.27
先輩インタビューVol.2 "人間的に成長した!!"瞬間~"上司からのアドバイス"編~

CASE1

だんまさ先輩
2014年(新卒)入社
スタッフ
冷たい論理と温かい情理
今にして思えば、私は冷たくてイヤなヤツだったなあとつくづく恥ずかしくなります。
初期配属が経理だった私は、仕事を進めるうえで法律や会計学という絶対的な論拠を重要視していました。白か黒かを明確に判断することや正論が一番重要であると、常にこだわっていたのです。
そんな私の考えの狭さを気づかせてくれたのは、とある案件を処理しているときに投げられた当時の部長の一言でした。
「君はサントリーにどう貢献したいの?」
正論や法に基づく判断は重要でも、それがサントリーにとって、また支援すべき社員にとってプラスなのか? その観点が決定的に抜けていたのです。
その日を境に、どういった目的でどのような結果に導くべきか、密にコミュニケーションをとることに努めました。その上でサントリーにとってベストな判断をするためにはどうすればいいのかを考え、事前に準備するようにも心がけました。それからは人間味を帯びた、血の通った仕事ができるようになった気がします。
「論理」だけではサントリアンらしくない。情理があってこそのサントリアンである。サントリーに限ったことではないと思いますが、この一件では多くのことを学びましたね。
CASE2

まさーしぃぃ。先輩
2003年(新卒)入社
マーケティング
基本の大切さ
営業現場を経て5年目にWEBマーケティング部(当時)へ異動になりました。新たな部署で働くようになって2年ほど経った頃でしょうか。あるプロジェクトが立ち上がり、そのリーダーに任命されたのです。
リーダーとしての責任を感じ、モチベーションもかなり高かったと思います。全て一人で考えて資料を作成し、プロジェクトマネージャーやメンバーに共有していたのですが、反応は自分が考えていたようなものではありませんでした。先輩方や上司からアドバイスをもらいながら何とかプロジェクトは遂行できたのですが、厳しい指摘も受けていました。
当時の私は入社7年目、それなりに社会人としての余裕も出てきたところでしたが、その油断からかそもそも基本的なことが抜け落ちていたのです。
それはズバリ「5W1H」。
その後受講した社内の問題解決とファシリテーション研修で改めて「5W1H」の重要性に衝撃を受けたのですが、この時先に担当していたプロジェクトで「なぜ・何のために・いつまでに・誰が・どこで・どのように」を曖昧にしたままだったことに気づきました。改めて学び直すことができ良かったと思う反面、当時のメンバーはさぞかし混乱したはずです。
研修を受けてからというもの自分の頭の中を整理することができるようになり、あらゆる仕事において周囲から「論理的だね」「整理が上手だよ」などと言われる機会が増え、自信につながりました。
灯台もと暗し。基本こそ大切なのだと再認識しつつ、自らの成長を実感することができました。