2022.07.27
先輩インタビューVol.2 "人間的に成長した!!"瞬間~"自分を超える探求"編~

CASE1

ありむー先輩
2010年(新卒)入社
マーケティング
「思てたんとちゃう」からの脱却。
僕のターニングポイントは、初めての部署異動。この時社会人として一段ステップアップできたことを実感しました。
入社後に配属された部署で任された仕事は、所謂“縁の下で支える”ような内容で、学生時代に思い描いていたサントリーの仕事とギャップが大きく、その上自分にとって難易度が高いものでした。事業活動を支えるというミッションが肩にズシリと重くのしかかってきたこともあり、「思てたんとちゃう」状態で仕事に対する姿勢は受け身一辺倒でした。もちろん、スキルや視野の未熟さが原因でもあるのですが……。先輩方にも迷惑をかけてしまいました(汗)。
その後ある事業のマーケティング担当に異動となったのですが、立ち上げて間もない事業のため、スタートアップ企業のように少数精鋭での運営が求められました。一人が担う仕事の範囲もボリュームも、そして責任も大きく、ジェットコースターに乗っているかのようなスピード感で日々の仕事をこなしていました。
新事業のため既存の業務フローも少なく、新しい壁が立ちはだかる毎日。解決策を自分たちでゼロから考え、周囲に置いていかれないように必死に食らいついていくうちに、いつしか一つひとつの仕事が「自分ごと化」していったのです。
アイデアが自然と頭に浮かび自ら提案するのが当たり前になりました。仕事の主体性も高まり、それからは部署内で頼られる頻度が高まっていったように思います。
「没頭する」「のめり込む」。
そうならざるを得ない状況に身を置いたことが、主体性の大切さ、そして仕事の本当の面白さを知るきっかけになりましたね。
CASE2

トラ先輩
2013年(新卒)入社
スタッフ
「なんとなく思考」からの脱却
入社2年目に、原材料の在庫削減プロジェクトを任せてもらった時のこと。
原材料は海外からの輸入も多く、国内の港湾や倉庫では不足リスクに備えて多くの在庫を抱えていました。そんな中少しでも在庫を減らして保管料を節約するため、「何かできることはないか」と改善提案を行うことにしました。
提案をするに当たっては、需給管理の基本や調達担当者の仕事をゼロから学び、自分なりに課題を持って改善へ向けての仮説を立てました。その結果、多くの在庫を削減して保管料を浮かせることに成功。数年後には「製品在庫の削減プロジェクト」を特命で任せてもらえるようになりました。
問題を前にして仮説を立て、検証しながら改善を行っていく一連の工程は、在庫削減だけでなくさまざまな仕事でも役に立つ貴重なスキルです。
当時の経験は人間的な成長のきっかけになったと、今になって改めて思います。
CASE3

ミヤマ先輩
2020年(新卒)入社
生産・研究・製造
新人が誰よりも担当カテゴリに詳しくなった理由
まだ入社1年目の後半、売れ筋ブランドの味を決める担当を任してもらえることになりました。新人で経験もない私が自分の担当商品を持ち、そのブランドに関わる味づくりや技術課題を1人で回し始めることになるなんて! 「私で本当に大丈夫?」と不安でいっぱいでした。
自分の担当商品であるにも関わらず、はじめは会議でほとんど意見もせずに上司に頼りっきり。本当に何も分からなかったので、決めるべきことはどんな些細なことでも全て先輩と上司に逐一確認を取って進めていました。
失敗しながらも分かったことを積み重ねていくうち徐々にできることが増え、2年目になる頃には部署の誰よりも自分の担当カテゴリに詳しくなりました。「ここの部分では誰にも負けない!」という強みを持てるようになってからは先輩からもたびたび頼られるようになり、大きな自信に。
自分の成長を感じたと共に、私のような新人に大きな仕事を任せてくれた会社の懐の大きさにはビックリしましたね(笑)。