2022.07.20
先輩インタビューVol.1 就活をスタートする昔の自分へ~"ワクワクを求めて"編~

CASE1

ミートマン先輩
2018年(経験者)入社
マーケティング
決めつけマインドは、人生の幅を狭めるよ!
就職活動当時、理系院卒の私は「自分の専門領域で就職しなくちゃいけない」と頑なに思い込んでいました。でも研究内容が日に日に嫌いになっていく自分……自分の研究分野の事業を持つ企業にも全くときめかず、就活は最悪のスタートだったことを今でも苦々しく覚えています。
そんな状態だった私を、ある企業のセミナーで聞いた言葉が目覚めさせてくれたのです。
「皆さんは高い能力と誇りをもって研究に取り組んでいる。それは素晴らしいことだ。しかしたった2、3年の研究で、その後の人生を決める必要はない。世界は広く、あなたの研究以上のワクワクがあなたを待っている。視野を広げて自分の可能性を見てみなさい」
「ワクワク」、この言葉に思わずハッとしました。それからは専門領域にはこだわらず、自分なりのワクワクを求めて就職活動を続けました。
最初に入社した会社にも当初ワクワクを感じていたものの、年次があがるごとに感じる違和感……なぜって? その理由はシンプルです。「お客様の笑顔をつくる」という信念に沿って仕事ができていないことに気付いたからです。
世の中の人を如何に笑顔にできるか。そう考えた時、サントリーという会社に出会い、色々な人生の歯車が噛み合い、私は今サントリーで働いています
お客様の笑顔。そこに私のワクワクがあるわけです。
今は専門性に縛られず、自分がやりたいことを追求しながらキャリアを形成しています。
学生の頃は環境系の研究をしていた私ですが、今の仕事はデジタルマーケティングです。専門領域でいうと180度違う仕事ですが、今が一番充実しているしワクワクしている!と声を大にして言いたいですね(笑)。
「自分ができること」ではなく、「ワクワクを感じること」。そこに自分の人生を豊かにするヒントが隠されているはずです。
これを読んでいる就活生の皆さんも、一度素直な心で自分が感じるワクワクに耳を傾けてみてもらえると嬉しいです!
CASE2

ちーきく先輩
2018年(新卒)入社
生産・研究・製造
「おもしろそう」という直感を大切に
就活中の自分に贈る言葉としては月並みかもしれません。でも過去の僕には、「今チャレンジしたいことを大切にしながら、その望みを叶えられそうな企業を選んでください」と伝えたいですね。
「やりたいこと」は、自身の置かれている環境で大きく変化するもの。今後仕事を通じて別の分野や業界に魅力を見出すこともあると思います。だからこそ、新卒というまたとないチャンスを大いに活用してさまざまな職場を見比べながら、「その時に最も面白そうなところ」に飛び込んでみるのが一番だと思います。
就活を進める上で心に留めてほしいのは、会社というのは良い意味でも悪い意味でも、少なからずギャップがあるということ。
私の経験で言えば、入社するまで想像もしなかった仕事の部署があったり、入社して改めて自社のいいところ、残念なところを再発見できたりすることが、数年たった今でもあります。
学生として外から見る企業像と、実際に働く社員として内側から目の当たりにする職場の実情はどうしても異なるはずで、その企業の真実を学生の立場で暴くことは難しいと感じています。
今は「就社」ではなく、真の意でやりたい職業に就く「就職」する環境が世の中に浸透している時代。仕事内容や性格にフィットしなければ、転職もまた良し。就活はゴールではなくスタート地点と考え、「面白い」を大切にしてください。
CASE3

はらでぃ先輩
2014年(新卒)入社
マーケティング
人生を楽しくする“種”を探す
就活時の自分にひとこと言うなら……「よく人生を楽しくする種を見つけたな!」と褒めてあげたいです(笑)。
「ちょっと気になる」という経験、誰にもありますよね? 自分にとってはほんの些細なことでも、そこには『人生を楽しくする種』がきっと隠れているんです。
私が大学生だった頃のお話。
大学の友人たちと集まり、ゲームキャラクターグッズを企画し、販売したことがありました。まったく儲かりませんでした(笑)が、とても楽しく、学生時代のいい思い出のひとつになっています。
そのエピソードをふと思い出し、サントリーの面接で話したことがありました。話しながら「ああ、自分にとってモノを作ってそれが売れることは、誰かに自分の提案を認めてもらえることに紐づいている。だから楽しいんだ!」ということに気がついたのです。いま私が取り組んでいる仕事はまさにその延長線上にあると言えるでしょう。
就職活動は自分が好きなことややりたいことを改めて考える機会でもあります。その答えがどんなものであっても、その中には自分の人生を豊かにする『何かの種』があり、土壌や栄養・水(自らの学びや研修、人生で関わる人など)の与え方次第で、大きく実を結んでいくでしょう。
皆さんもその小さな種を見逃さないよう、しっかり探してくださいね。