2022.07.20
先輩インタビューVol.1 就活をスタートする昔の自分へ~"ちゃんと考えるって難しい"編~

CASE1

しんたろす先輩
2013年(新卒)入社
マーケティング
「この会社じゃなかった」を避けるたった一つの方法
終身雇用という働き方がスタンダードじゃなくなってずいぶん経ちますが、それでも社会人になって1社目に働く会社は、やっぱり重要だと思っています。
どういう基準で1社目を選ぶかは人それぞれですが、当時の自分に会えるとしたら「好きな仕事を選んでほしい」と伝える気がします。
就職活動は「自分が好きなことは何か?」を徹底的に考える良い機会です。例えばそれは「野球が好きだから野球選手になる」ということではなく、「なぜ野球が好きなのか?」「ヒットを打つ爽快感が好きなのか?」「チームで点を取ることの喜びが好きなのか?」と考えを巡らせ、自分がどんな場面やシチュエーションで喜びを感じるかを、掘り下げていくことです。それをきちんと整理できていれば、自ずと働いてみたい会社が見えてくると思います。
私はとにかくお酒が好きだったので、お酒の会社に入りたいと考えました。単純ですよね(笑)。でも、お酒の何が好きなのかを自分なり追求し、「お酒を中心にみんなで楽しむシーンが大好き!」という結論に達して、サントリーを志望しました。なので、仕事で侃々諤々の議論をし、その後の打ち上げは、ぱーっとみんなで楽しめる、今の仕事が大好きです。
CASE2

ヒロ先輩
2016年(新卒)入社
マーケティング
就活ミッション=好きなことを探せ!
過去の自分に会って言ってあげたいこと。それは「やりたいこと探しで悩み過ぎずに、自分が好きなものが何かをしっかり考えろ!」ということです。
私が就活生だった頃、将来やりたいことや仕事をなかなか決められず悩んでいました。でも今思えば、そんなことで悩むなんて本当にナンセンスだったのです。
そもそも就職する前の学生は、会社の中に数多くある部署や仕事を広く知っているわけではありません。「商品を売る」ということにしたって、商品開発をする人から製造する人、運ぶ人、売る人、宣伝する人など、さまざまな立場での仕事がありますよね。サントリーに入社した今でこそどんな仕事があるのかわかりますが(多分全ては分かっていないですw)、それこそ学生の時なんてその半分も理解していないわけです。だから就活生が想像だけで希望職種を絞るなんて、到底無理。考えたところで限界があるんです。
それよりも、「自分が好きなもの・こと」を追求して就活した方がずっといい。自分が好きなことに関わっていれば自然とモチベーションが上がるし、やりがいも感じられる。まずは、これまでの自分の人生で何が嬉しかったのか、何を好きになったのかを突き詰めた方が、就職先選びには絶対役立つはずです!
CASE3

ワカ先輩
2014年(新卒)入社
スタッフ
今の自分に正直に。
実を言うと私が就活生の時は、未来の自分がどんなふうに働いているのか全く想像ができませんでした。多分また就活生に戻っても同じだと思います。
でもそんな私だからこそ言えることがあります。
それは就活をするにあたって、今の自分が「好きなこと」「嬉しいこと」「感動すること」を明確に理解しておくことです。
自分が好きなことに直結する仕事はなかなかありません。ですが自分がどんな時・モノ・状態に幸せを感じるのかを考えればいいんです。自分を幸せにしてくれる要素を、できるだけシンプルな言葉で言語化することをおすすめします。
私の場合「人とチームを組み、最終的に目標を達成すること」に喜びを感じます。だから最後に目的を達成できれば、途中のプロセスがどんなに困難を極めようと幸せを感じます。
思い返せば「学生の時も何となくそんなことあったなあ」と気づかされることも。過去の人生経験が今の喜びに通じることもあるのです。
過去の自分と未来の自分は、今の自分がつないでいきます。だからこそ今の自分を大切にして、好きなこと、幸せに思うことを素直な気持ちで探してみてください。
CASE4

トラ先輩
2013年(新卒)入社
スタッフ
“ちゃんと考える”って難しい
今思えば、当時の自分は「何となく楽しそう」「何となく自分に合ってそう」など、あまり物事を深く考えないまま就活をしていました。実際のところ会社のことや仕事の内容なんて、働いてみないと分からないことばかりです。
ただそれでも、“何となく”自分がその会社を「いいな」と感じたポイントは何なのか? そのあたりをもう少し上手に言葉にできていたら、もっと自信を持って就活に臨めたのかなと今になって思います。
物事をちゃんと考えることって実は想像以上にエネルギーが必要です。よく言われることですが、自分一人だけで考えていても上手くいかない時は、誰かと話してみると意外に頭の中を整理できるもの。私自身も仕事をしている中で、こうした経験は本当にしょっちゅうあります。
あなたもぜひ、周りの友達や先輩・家族と対話しながら、自分自身の「想い」に向き合ってみてください!