中野 杏実
Ami Nakano
サントリー株式会社ウイスキー事業部
私はウイスキー事業部で、オールド・ローヤル・リザーブ3ブランドのブランドマネージャーをしています。ブランドマネージャーの仕事は、社内の関係部署や社外の方と連携をしながら、ブランドの価値を上げ、お客様にブランドの魅力を伝えていくことです。入社してから初めての仕事として、ローヤル干支ボトル・オールド干支ラベルの発売に携わりました。干支シリーズは長い歴史と伝統があり、毎年の年末年始のギフト製品としてお客様に愛されているブランドです。発売までの仕事を通し、社内外の多くの方が関わって一つの製品が発売できていることを実感しました。多くの人の想いの上に完成した製品が、実施に店頭に並び、お客様に手に取っていただいている姿を見た時には、とてもやりがいを感じました。
勉強、サークル、海外インターンシップなど、やりたいことに貪欲に挑戦し続けた学生時代。特に海外インターンシップは、私にとって最大のチャレンジでした。当初は海外で自己成長したいという想いから、交換留学に応募しましたが落選。そこで諦めることなく他の方法を模索し、海外就業制度に2回目の応募で合格しました。大学を1年半休学して渡米し、現地では日本食レストランで世界中の方に日本の食文化を伝える仕事をしていました。国を超えて文化を伝える難しさを実感すると同時に、世界から高く評価される日本のウイスキーを誇りに思うようになりました。大学は5年半で卒業することとなりましたが、今の仕事へと繋がるかけがえのない経験だったと感じています。
自分のやりたいことが見つけられず、最後まで悩んだ就職活動でした。エントリーシートは業界問わず30社程度提出し、コロナ禍だったこともあり、毎日オンラインで面接をしました。就職活動を通して様々な人に出会う中で、「自分が将来何をしたいか」ではなく、「誰とどのように生きていきたいか」を考えるようになりました。そして決めてとなったのは、サントリーの「ワクワク感」でした。OB・OG訪問でお会いした社員の方々が、とても楽しそうに会社や仕事について話す姿が印象的で、自分も仲間になりたい、サントリーで働きたい!と強く思うようになりました。挑戦を重んじる企業理念や自然を大切にする企業姿勢に共感したこと、またサントリーウイスキーへの特別な想いもありましたね。
将来は、世界にサントリーの魅力を発信することに貢献したいと考えています。学生時代に、世界で高く評価されるサントリーウイスキーを日本人として誇りに思った経験から、製品を海外でブランディングしていく仕事や、会社全体の魅力を世界へ伝えるコーポレートブランディングの仕事にも興味があります。これから学ぶ仕事も幅広くあると思いますが、将来はグローバルにサントリーの魅力を発信していきたいと思っています。
就活生のみなさん、ここまで読んでいただきありがとうございます!お伝えしたい事は、就活偏差値などに振り回されず、是非色々な企業を見て色々な人の話を聞いてご自身の可能性を広げていただきたいということです。私自身も就職活動時、何が正解かわからず悩む毎日でした。時間も限られている中で、どうせ受からない企業を受けても仕方がないのではないかと何度も心が折れそうになりました。しかし、自分の中に壁を作らずに全力で果敢にチャレンジできたことは、とてもよかったと思っています。サントリーはESや面接で存分に自分の想いをぶつけられます。ぜひサントリーへの扉を叩いてみてください!応援しています。