業務内容

サントリーグループの工場における業務内容を紹介します。

調合・抽出工程、蒸溜工程、醸造工程 、包装工程、
原動工程(電力、蒸気、冷凍、排水等)等、各工程での設備操作・運転、設備管理・保全

容器製造工程、調合・抽出、蒸溜・醸造工程や包装工程などで使用される生産設備の操作・運転を行います。そのなかで、担当する工程の作業改善・設備改善を日々継続的に実施し、安全性向上・品質向上・稼動率向上・コスト改善・環境負荷低減を主体的に推進します。
サントリーグループでは様々な製品に対応できるよう、多種多様な生産設備を取り扱っており、さらに近年は製品ライフサイクルの短縮化から、新製品のための設備導入も短サイクルで行われています。
また、ペットボトルやラベルの軽量化、缶の薄肉化など新技術に対応できる技術も必要となります。
こうしたことから、多様な生産設備の原理・原則を短期間で習得して、迅速かつ安定的に稼動させることが担当者の必須要件となってきます。

工程・設備の管理方法の改善、設備・制御システムの設計・施工管理

工場全体の生産設備の日常点検・整備から、不具合個所の修復や、故障を起こさないための設備の改良、といった各種保全業務の推進・見直し・構築を行います。また、新規設備や制御システムの導入検討、設備設計などの業務を行います。

サントリーグループで取り扱っている清涼飲料・ウイスキー・RTD・ビール等は、お客様が直接口にされる商品であり、高い品質を保証しつつ、安定供給していく必要があります。
安定した生産のためには生産設備の保全(設備の保守や故障の未然防止)が、非常に大切な業務として位置づけられます。近年は設備の高度化(ハイテク化、情報化)が進み、保全業務もますます複雑で専門的になりつつありますが、その反面、新たな技術を使って今までにない高度な設備管理を実現することも不可能ではありません。
このように、装置産業であっても、ものづくりの根本は“人”中心であるといえます。

  • ※「Ready to Drink」の略語。「-196℃」「ほろよい」「のんある気分」など、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテルなどの低アルコール飲料。

品質管理・分析

製品や半製品の中味性状や外観等を化学的に分析・検査したり、微生物検査・官能検査等でその品質を保証する業務を行います。
製品品質は“工程で造り込む”のが基本です。正しい原材料を、正しい設備で、正しく運転する、これができれば正しい製品が造り込めるのです。
こうした要因系の正しさをもって品質を造り込むのと両輪で、結果系としての品質を“化学的・微生物的・官能的に保証する”ことが必要となってきます。 1本1本の品質保証は、こうした要因と結果の正しさを保証し、全体としての一貫したシステム(仕組み)をもって実現しています。

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