今どんなものを飲みたいか。どんなおいしさが欲しいか。お客さまが清涼飲料・スピリッツ・ビールに求めるものはつねに変化しています。サントリーグループはそうしたお客さまの気持ちの変化を読みとって、よりおいしいもの、より愛される商品をもっともっとお届けしたいと考え、時代に求められる魅力的な新商品をつぎつぎとつくり出しています。
そのためには、工場現場での「ものづくり」の技術が欠かせません。高専で勉強していることが、どんなふうに役立つのか、「ものづくり」とは実際にどんなものか、5日間のプログラムでその一端を体感してもらいました。
工場長からのメッセージ
グループ内で自己紹介をしたあと、全員の前で他己紹介
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- ・初日の講義で、サントリーグループは「利益三分主義」「やってみなはれ」の精神などを掲げていることを学びましたが、5日間のインターンシップのなかで、ただ掲げるだけでなく社員一人一人がそれらにしっかり取り組む姿勢を持っていることを強く感じ、驚きました。
- ・工場長のお話から、サントリーグループは「水と生きる」というコーポレートメッセージの下で、工場においても水を大切に使う取り組みを実践していることを知り、環境面でのこだわりを強く感じることができました。
- ・工場での仕事は同じ作業の繰り返しだと考えていましたが、工場見学を重ねるなかで、社員の皆さんが「どうすればより効率化が上がるか」など日々改善のことを考えていることを知り、工場での仕事のイメージが変わりました。
- ・初日は不安で一杯でしたが、全国の高専生との絆を深め皆で励ましあいながら、5日間のインターンシップを非常に有意義に終えることが出来ました。
サントリープロダクツ(株)・サントリースピリッツ(株)・サントリービール(株)の工場を訪問
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- ・現場見学の際に、どんな些細な質問にも丁寧に答えてくださった。自分が想像していたより機械一つ一つに対して固有の作業があることを知り、仕事の奥深さを体験することができました。
- ・自分の専門が化学というのもあって、情報制御などの業務は難しく感じましたが、実際にプログラムをいじったり、機器の動きを制御したりする経験ができたのでオペレーターという仕事に興味をもつことができました。
- ・実際の業務である官能検査を体験し、実際に働いているイメージを掴むことができました。
仕事説明、社員座談会
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- ・社員座談会において、「手間ひまかけてできる製品をお客様の手にとってもらえた喜び」をやりがいとおっしゃっていた高専OBがいらっしゃいましたが、私もその喜びを感じたいと思いました。
- ・多くの社員が「お客様の立場になって、妥協を許さずに常に美味しく商品を届けることを目標としている」といった言葉を聞き、この言葉に現場で働く魅力を感じました。
- ・高専OBから「大きな目標に向けて試行を重ねて、稼働向上の目標を達成した」といった話を伺いましたが、「やってみなはれ」を現場で実践できている姿にとても感動しました。
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- ・「製品ライン・開発・管理・検査」など、情報誌で見ても実感できなかったことを実際に生産現場を見たり、働く先輩社員から話を聞くことで、働くことについて明確なイメージをつかむ事が出来ました。
- ・社員全員が「やってみなはれの精神」をもって「よりよい製品を作ろう」と熱い思いを持っていると感じました。