1. サントリーTOP
  2. 企業情報
  3. ニュースリリース
  4. 第54回サントリー音楽賞受賞記念コンサート 井上道義(指揮)
ニュースリリース
  • No.sh0436(2024/7/26)

第54回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
井上道義(指揮)

©Hikaru.☆

井上道義、指揮者活動の最後を飾る演奏会
王道で最重要なベートーヴェン、シベリウスの真骨頂、ショスタコーヴィチの祝典序曲で大団円!

 サントリーホールは2024年12月30日(月)15:00より大ホールで、「第54回サントリー音楽賞受賞記念コンサート 井上道義(指揮)」を開催します。
 サントリー芸術財団は、1969年の創設以来、日本の洋楽発展に最も顕著な功績のあった個人または団体に「サントリー音楽賞」を贈呈しており、第54回(2022年度)は、指揮者の井上道義が受賞しました。受賞記念コンサートのプログラムは、2024年12月をもって指揮者活動の引退を公表している井上氏自身が「最後のコンサートに読売日本交響楽団と究極の解釈で演奏するのに相応しく、サントリーホールの空間にもぴたりと合う」という観点で悩みぬいた選曲になります。指揮者のキャリアの初期の頃よく取り組んだというメンデルスゾーンの序曲『フィンガルの洞窟』に始まり、王道にして最重要な作曲家ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」シベリウスの真骨頂 交響曲第7番、そしてスペシャリストならではのショスタコーヴィチの祝典序曲に取り組みます。骨のある活動を継続してきた他に類をみないマエストロが、指揮者活動の最後を飾る演奏会をどうぞお楽しみください。 

〈贈賞理由より(2023年3月発表)〉
 若くして頭角をあらわし、今年で77歳になるという年齢ならば、もはや「重鎮」や「巨匠」と呼ばれてもおかしくないのだが、井上道義をそんなふうに呼ぶ人はほとんどいない。これだけの活躍をみせながらも、その存在は強く未来を感じさせる。いまだに「若手」のようなのだ。
 泰西名曲をしっかりとりあげる一方で、現代作品の開拓にも余念がない。あるいは、あえて道化のようにふるまいながらも、その音楽は実直で正統的。そんなさまざまな矛盾が、時として彼を異端のようにも見せてきたわけだが、しかし近年の演奏においては、その矛盾がいわば豊潤へと変化を遂げ、ゆたかに実っているように感じられる。(抜粋) 

※公演詳細はこちらからご覧ください。https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20241230_M_2.html

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

―記―

54回サントリー音楽賞受賞記念コンサート
井上道義(指揮)
Commemorative Concert of the 54th Suntory Music Award
Michiyoshi Inoue, Conductor 

【日時】
2024年12月30日(月)15:00開演(14:20開場) 

【会場】
サントリーホール 大ホール 

【出演】
指揮:井上道義
Michiyoshi Inoue, Conductor
読売日本交響楽団
Yomiuri Nippon Symphony Orchestra

プロフィールはこちら

【曲目】 ※当初発表していた曲目から変更がございます。
メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』作品26
Felix Mendelssohn: The Hebrides, Op. 26
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
Ludwig van Beethoven: Symphony No. 6 in F Major, Op. 68, “Pastorale”
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 作品105
Jean Sibelius: Symphony No. 7 in C Major, Op. 105
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 作品96
Dmitry Shostakovich: Festive Overture, Op. 96 

【主催】サントリーホール
【共催】KAJIMOTO
【協賛】サントリーホールディングス株式会社 

【チケット料金】
S席15,000円 A席12,000円 M席(Pブロック)12,000円 U25席3,000円
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 8月2日(金)10時~8日(木)
一般発売 8月9日(金)10時~ 

【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
 ※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
 ※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
 ※先行期間中は窓口での販売は致しません。
チケットぴあ t.pia.jp
カジモト・イープラス kajimotoeplus.jp
ローソンチケット l-tike.com
※U25席はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。25歳以下、来場時に身分証提示要。お一人様1枚限り。

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。 

プロフィール】
■指揮:井上道義 Michiyoshi Inoue, Conductor
1946年東京生まれ。桐朋学園大学卒業。71年ミラノ・スカラ座主催グイド・カンテッリ指揮者コンクールに優勝して以来、一躍内外の注目を集め、世界的な活躍を開始する。ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督、京都市交響楽団音楽監督、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り拓いた。シカゴ響、ベルリン放送響、ミュンヘン・フィル、スカラ・フィル、レニングラード響、ベネズエラ・シモン・ボリバル響などにも登場している。
2007年には日露5つのオーケストラとともに「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト」を実施し、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。14年4月、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。15・20年全国共同制作オペラ『フィガロの結婚』(野田秀樹演出)、17年大阪国際フェスティバル「バーンスタイン:ミサ」(演出兼任・国内で自身23年ぶり)、19年全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』(森山開次演出)、23年「井上道義:A Way from Surrender ~降福からの道~」を、いずれも総監督として率い、既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。
09年「第6回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞(オペラ『イリス』)」、10年企業メセナ協議会「音もてなし賞(京都ブライトンホテル・リレー音楽祭)」、16年度「渡邉曉雄音楽基金特別賞」「東燃ゼネラル音楽賞」、18年「大阪府文化賞」「大阪文化祭賞」「音楽クリティック・クラブ賞」、19年NHK交響楽団より「有馬賞」を受賞。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。 

■読売日本交響楽団 Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。創立以来、世界的な指揮者、ソリストと共演を重ねている。現在、常任指揮者をセバスティアン・ヴァイグレが務め、サントリーホールや事業提携を結んでいる東京芸術劇場などで演奏会を多数開催。2017年11月にはシルヴァン・カンブルラン指揮のメシアン『アッシジの聖フランチェスコ』(全曲日本初演)が好評を博し、第49回サントリー音楽賞、『音楽の友』誌の「コンサート・ベストテン」第1位、レコード・アカデミー賞(特別部門)を受賞。22年2月には文化庁芸術祭大賞を、24年7月には三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。演奏会などの模様は日本テレビで放送されている。
https://yomikyo.or.jp/

 

以上

PDF版はこちら