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ニュースリリース
  • No.sh0432(2024/5/10)

サントリーホールでオルガンZANMAI!

選んで楽しむオルガンの日
サントリーホールが誇る世界最大規模のオルガン公演 全5企画

 サントリーホールは、8月12日(月・休)「サントリーホールでオルガンZANMAI!を開催します。サントリーホールの「顔」として大ホールの正面に構えるオルガンは、音色を使い分けるストップ数74、パイプの総数5,898本と、世界最大規模の大きさを誇ります。紀元前の昔から、歴史の中で複雑な仕組みに発展、今ではたった1台でオーケストラに匹敵するといわれるほど多くの音色を持ち、「楽器の王様」ともいわれるオルガン。この公演では全5企画をご用意、お子様や初心者の方からオルガンファンまでお好みに合わせてお選びいただけます。 
 大ホール公演、「オルガン研究所」(10:00開場、11:00開演)は、小学校低学年向け(4歳以上入場可)の夏休みにファミリーで楽しめる毎年好評の公演です。多方面で活躍中の石丸由佳が演奏とお話を担当し、ホールに初めて来場するお子様、オルガンを初めて聴くお子様にもお楽しみいただけます。今年は、開演時間までの間に、オルガンの演奏台を間近で見学したり、実物のパイプや模型でオルガンの仕組みを学べます。夏休みの自由研究にも最適です。
 中田恵子が出演する「珠玉のオルガンコンサート」(13:30開演)では、普段まとめて聴く機会が少ない「オルガン協奏曲」を取り上げます。オルガンと室内オーケストラ(指揮:佐々木新平)の演奏により独奏だけでないオルガンの魅力を浮き彫りにします。
 三原麻里によるコンサートは「オルガン×エリザベート」(16:30開演)。19世紀後半のオーストリアを舞台の中心としたミュージカル不朽の名作『エリザベート』。朗読は花總まり浦井健治が務めます。皇后エリザベートの重厚なストーリーと、オーストリアの工房で制作されたサントリーホールのオルガンの響きが混ざり合う、新境地の舞台にご期待ください。「愛と死の輪舞」をはじめとする大ヒットナンバーの数々をオルガンで表現します。終演後は出演者による購入者限定のアフタートークもお楽しみいただけます。
 ブルーローズ(小ホール)では「手回しオルガンの広間」(12:00開演)を開催。数少ないプロの手回しオルガン奏者であり、またブック(楽譜)製作者でもあるKoji Koji Mohejiが、お話を交えながら手回しオルガンの世界にご案内します。将来を嘱望される若手オルガニストが、サントリーホールのポジティフオルガン(小型オルガン)で自身の音楽を表現する「オルガンネクスト」(15:15開演)。作曲や即興演奏にも定評があり、評価を高める塩澤真輝が出演します。

※特集ページはこちらからご覧ください。https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/article/detail/001470.html

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

― 記 ― 

サントリーホールでオルガンZANMAI!
SUNTORY HALL ORGAN DAY

公演1 オルガン研究所
【日時】2024年8月12日(月・休) 10:00開場11:00開演(11:50終了予定)
【会場】大ホール
【出演】
オルガン・お話:石丸由佳 Yuka Ishimaru, Organ
助演:玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科
【曲目】調整中 TBA
10:00の開場時間より、ホール内でオルガンの演奏台見学、実物パイプや模型の体験ができます。一部混雑が予想されますのでお時間に余裕をもってお越しください(終演後の見学・体験はできません)。10:55には1階席にお座りください。
【料金】自由席1,500円(こども、おとなとも/定員500名)※4歳以上入場可
【協力】玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科
【助成】
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会 

公演2 手回しオルガンの広間
【日時】2024年8月12日(月・休) 11:45開場12:00開演(12:45終演予定)
【会場】ブルーローズ(小ホール)
【出演】手回しオルガン:Koji Koji Moheji Koji Koji Moheji, Street Organ
【曲目】調整中 TBA
【料金】自由席1,000円(こども、おとなとも)※4歳以上入場可 

公演3 珠玉のオルガンコンサート
【日時】2024年8月12日(月・休) 13:00開場13:30開演(14:50終演予定)
【会場】大ホール
【出演】
オルガン:中田恵子 Keiko Nakata, Organ
指揮:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Conductor
管弦楽:ZANMAIスペシャルアンサンブル ZANMAI Special Ensemble, String Ensemble
【曲目】
レスピーギ:弦楽とオルガンのための組曲 ト長調
Ottorino Respighi: Suite in G Major for Strings and Organ
プーランク:オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調、ほか
Francis Poulenc: Concerto in G Minor for Organ, Strings and Timpani
etc.
【料金】指定:3,500円 ※未就学児入場不可 

公演4 オルガンネクスト
【日時】2024年8月12日(月・休) 14:45開場15:15開演(15:45終演予定)
【会場】ブルーローズ(小ホール)
【出演】ポジティフオルガン:塩澤真輝 Masaki Shiozawa, Positive Organ
【曲目】調整中 TBA
【料金】自由席500円(こども、おとなとも) ※4歳以上入場可 

公演5 オルガン×エリザベート
【日時】2024年8月12日(月・休) 16:00開場16:30開演(17:50終演予定)
【会場】大ホール
【出演】
オルガン:三原麻里 Organ: Mari Mihara
朗読:花總まり Narrator: Mari Hanafusa
朗読:浦井健治 Narrator: Kenji Urai
原作:ミヒャエル・クンツェ Book and Lyrics: Michael Kunze
音楽・オーケストレーション:シルヴェスター・リーヴァイ Music and Orchestrations: Sylvester Levay
朗読台本:調整中 Script for Stage Reading: TBA
オルガン編曲:坂本日菜 Arrangement for Organ by Hina Sakamoto
オリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会
Original Production by Vereinigte Bühnen Wien / www.vbw-international.at
【曲目】ミュージカル『エリザベート』(A Musical by Michael Kunze and Sylvester Levay)より
【料金】
指定:4,500円 ※未就学児入場不可
※終演後出演者によるアフタートークあり
 対象:「オルガン×エリザベート」のチケットをお持ちの方
【制作】サントリーホール
【協力】東宝株式会社 

全公演
【主催】サントリーホール
【協力】ヤマハ株式会社 

【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 512日(日)10時~18日(土)
一般発売 519日(日)10時~
【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)
※eチケット取り扱い有
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEBにてチケット引き取り方法で「eチケット」を選択すると、紙チケット発券の必要がございません。スマートフォンに表示していただくチケット情報の提示にて、ご入場いただけます。
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
 ※18:00以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業いたします。
 ※先行期間中は窓口での販売は致しません。 

チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp
ローソンチケット l-tike.com

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
 公演の最新情報はホームページ suntory.jp/HALL/ にて発表いたします。 

 

【プロフィール】
■オルガン:石丸由佳 Yuka Ishimaru, Organ
シャルトル国際オルガンコンクールで優勝、併せてJ. アラン賞受賞。パリのノートルダム大聖堂をはじめとするヨーロッパ10ヶ国以上の各地、および日本全国でリサイタルを行っている。東京藝術大学卒業、同大学院修了。デンマーク王立音楽院、ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学修了。両国家演奏家資格取得。国内の主要オーケストラはもとより、リヨン国立管弦楽団やシュトゥットガルト州立管弦楽団とも共演。テレビやラジオへの出演も多い。これまでにない企画演出やプログラミングは各所で高い評価を受けており、オルガンの普及、教育プログラムにも尽力している。2020年4月~24年3月、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ専属オルガニスト。24年4月より所沢市民文化センターミューズ第5代ホールオルガニスト。武蔵野音楽大学非常勤講師。ココペリオルガンスタジオ/教室主宰。
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/YukaIshimaruorgan

■手回しオルガン:Koji Koji Moheji, Street Organ
プロの手回しオルガン奏者として、日本全国の各種イベントや、幼稚園、小中高の芸術鑑賞会などで演奏活動を行う。ODIN社(フランス)製のキー式27音タイプの手回しオルガンを愛用。キー式ならではの、歯切れの良いサウンドを生かした演奏を得意とする。珍しい楽器ゆえに演出にこだわりをもち、初めて聴く音の印象や、楽器との出会い方など、第一印象を大切にしたコンサートを行う。また、自身で演奏するためのブック(手回しオルゴールを演奏するための穴の空いたカード)も制作しており、現代の新しいテクニックを取り入れたアレンジは海外からも注目を浴びている。現在はイギリスの会社から依頼も多く、年間約100曲ペースで制作するなどブックアレンジャーとしても活躍している。2021年、清里にあるホール・オブ・ホールズの大型自動演奏楽器「リモネール1900」のブック制作およびブックアレンジに挑戦。日本で初めて同楽器用のブック制作に成功する。さらに22年4月には、自作手回しオルガンの1号機を完成させ、手回しオルガン製作者としても活動の場を広げている。 

■オルガン:中田恵子 Keiko Nakata, Organ
東京女子大学文理学部社会学科卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。同大学院音楽研究科修士課程を卒業時、修士論文ではJ. S. バッハ:トッカータ ハ長調 BWV 564をめぐる演奏解釈を論じ、日本オルガニスト協会年報誌JAPAN ORGANIST 第38巻に掲載される。その後渡仏。パリ地方音楽院で研鑽を積み、審査員満場一致の最優秀の成績で演奏家課程を修了。これまでにオルガンを湊恵子、三浦はつみ、廣野嗣雄、廣江理枝、クリストフ・マントゥに師事。チェンバロを大塚直哉、鈴木雅明、ノエル・スピートに師事。フランスのビアリッツにて行われた第11回アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにて優勝。あわせて優れた現代曲解釈としてGiuseppe Englert賞を受賞する。帰国後もヨーロッパ、ロシアで演奏ツアーを行うなど、国内外で幅広い演奏活動を行う。NHK交響楽団、読売日本交響楽団、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)など、オーケストラとの共演も数多い。現在、キリスト教音楽院講師、玉川聖学院オルガニスト、日本基督教団鎌倉雪ノ下教会オルガニスト。2021年より神奈川県民ホール オルガン・アドバイザーに就任。キングインターナショナルよりリリースしたデビューCD『Joy of Bach』はフランスの音楽誌Diapasonにおいて音叉5つを獲得するなど、国内外で高い評価を受ける。2枚目のCD『Pray with Bach』は第15回CDショップ大賞2023のクラシック賞を受賞。

■指揮:佐々木新平 Shimpei Sasaki, Conductor
秋田県出身。東京学芸大学を経て桐朋学園大学にて指揮を専攻。ヨーロッパ各地の国際指揮マスタークラスに選抜され、J.パヌラら巨匠たちの薫陶を受ける。2013年よりミュンヘンへ留学しヨーロッパ各地でさらなる研鑽を積んだ。12年および17年フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいてディプロマ、15年ブザンソン国際指揮者コンクールにおいて本選最終の8人に選出。これまで国内主要楽団に客演。15~19年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団アソシエイト・コンダクター。21年よりヤマハ吹奏楽団常任指揮者。現在オーケストラを中心にあらゆるシーンで才能を発揮し、多方面に活動の幅を広げている。しなやかな足取りで、ひたむきに遥かなる高みに向かう若き指揮者。
https://shimpeisasaki.b-sheet.jp

ポジティフオルガン:塩澤真輝 Masaki Shiozawa, Positive Organ
2002年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。幼少から通う教会の電子オルガンに魅了され、9歳からオルガンを始める。平和学園オルガン講座を経て、オルガンを今井奈緒子、廣江理枝、チェンバロを廣澤麻美、ピアノを八十島成子、山中歩夢、通奏低音を椎名雄一郎、即興演奏を近藤岳、平野公崇に師事。22年度青山音楽財団奨学生。宮田亮平奨学金受賞。これまでに武蔵野市民文化会館、水戸芸術館、住友生命いずみホール、LICはびきの、神奈川県民ホールでコンサートや劇伴音楽など幅広く演奏を手掛けるほか、通奏低音奏者としても活動。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程1年に在籍。茅ヶ崎聖契キリスト教会、筑波学園教会オルガニスト。日本オルガニスト協会学生会員。 

■オルガン:三原麻里 Mari Mihara, Organ
東洋英和女学院中高部にて河野和雄の指導のもとオルガンを学び始める。東京藝術大学音楽学部オルガン専攻および同大学院では今井奈緒子、廣江理枝に師事。渡仏後、カン国立地方音楽院のエルワン・ル・プラドのクラスで研鑚を積む。2012年、第23回シャルトル国際オルガンコンクールにて優勝。フランスを中心に、欧州各地のオルガンフェスティバルに招待され、演奏ツアーを行う。帰国後、演奏活動だけでなく、教育活動も行い幅広く活動を続けている。色彩豊かでしなやかなフレンチレパートリーの演奏解釈には定評がある。24年3月まで所沢市民文化センターミューズ第4代ホールオルガニストを務め、現在、東洋英和女学院大学生涯学習センター講師。
https://www.marimihara.com/

朗読:花總まり Mari Hanafusa, Narrator
東京都出身。1991年宝塚歌劇団入団。早くから注目を集め94年雪組娘役トップに就任。96年日本初演『エリザベート』でエリザベートを好演、その後も『激情—ホセとカルメン—』カルメン、『ベルサイユのばら』マリー・アントワネット、日本初演『ファントム』クリスティーヌなど大役を演じ続けた。100年に1人の娘役と称され、トップを歴代最長記録の12年3ヶ月務めた。2006年退団後も舞台を中心に活動、主な出演作:舞台『SUNNY』『おかしな二人』『エリザベート』『バイオーム』など、TV「女城主 直虎」「精霊の守り人 最終章」(ともにNHK)など。第23回読売演劇大賞優秀女優賞、第41回菊田一夫演劇賞大賞、第42回松尾芸能賞優秀賞ほか受賞歴多数。24年4月、舞台『銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件』で主演を務めた。

朗読:浦井健治 Kenji Urai, Narrator
2000年『仮面ライダークウガ』(EX)で俳優デビュー。04年『エリザベート』ルドルフ皇太子役に抜擢。以降、幅広いジャンルの作品に出演。第22回読売演劇大賞最優秀男優賞、第67回芸術選奨文部科学大臣演劇部門新人賞など数々の演劇賞を受賞。舞台以外にも、23年3月には3rdアルバム『VARIOUS』をリリースし、東京・大阪にてソロコンサートを開催。自身が描いたキャラクターがアニメとなりショートアニメ「きょうのうらけん」の声を担当するなど多彩な活動を展開している。今後はミュージカル『モンパルナスの奇跡~孤高の画家モディリアーニ~』(24年6月 よみうり大手町ホール)、ミュージカル『ファンレター』(24年9月 シアタークリエほか)への出演を予定している。

■編曲:坂本日菜 Hina Sakamoto, Arranger
オルガンのための作編曲を数多く手がけており、作品は国内外で演奏、出版、録音放送されている。2022年には立教大学辻荘一・三浦アンナ学術奨励金、日本歌曲コンクール作曲部門第3位を受賞、ならびにAmerican Guild of Organists National Convention 2022(米シアトル)にて委嘱作品初演。桐朋学園大学作曲専攻卒業。作曲を三善晃、オルガンを岩崎真実子、水野均に師事。
http://project-orb.yokohama

以上

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