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アンドリス・ネルソンス |
イェフィム・ブロンフマン |
五嶋みどり |
2023年公演より |
ニューイヤー、サマーナイトでも共演する次世代の黄金コンビ、ネルソンス&ウィーン・フィル
ソリストにブロンフマンと五嶋みどりを迎えた珠玉のプログラム
サントリーホールは「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2024」を11月に開催します。
1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了しています。
サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきました。21回目となる今年は、一流オーケストラからの出演依頼が絶えず「世界で最も忙しい指揮者」といわれるアンドリス・ネルソンスが登場します。ウィーン・フィルとは2010年の初共演以来、数々の演奏で信頼関係を築き、2020年ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」、22年の「サマーナイト・コンサート」といったウィーン・フィルを象徴する公演でも共演、2024年の「サマーナイト・コンサート」への出演も決定し、その絆はますます強固になっています。ソリストには、米国の主要な賞を数々受賞し、世界中の楽壇から出演を求められる数少ないピアニストのイェフィム・ブロンフマンと、世界を代表するヴァイオリニストのひとりで次世代への教育にも注力する五嶋みどりという豪華な顔ぶれが登場します。
さらに期間中「音楽文化の実り豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、無料公開リハーサル、ウィーン・フィル奏者による公開マスタークラス、青少年プログラムを開催します。また11月16日公演限定で、音楽文化の次代を担う青少年が世界最高峰の演奏に触れる機会を創出するユース席(中学生から25歳以下を対象)を設定いたします。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ました。サントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、東北や熊本の被災地での活動を継続して行っています。本年も音楽を通じた被災地への支援活動を計画しています。
※公演特集ページはこちらからご覧ください。https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/wphweek2024/
[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ] サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く) [写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ] サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/ |
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2024
大和ハウス Special
アンドリス・ネルソンス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
WIENER PHILHARMONIKER WEEK IN JAPAN 2024
Daiwa House Special
ANDRIS NELSONS Conducts
WIENER PHILHARMONIKER
東京公演
【出演】
指揮:アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons, Conductor
ピアノ:イェフィム・ブロンフマン(11/13、11/17) Yefim Bronfman, Piano (Nov 13 and 17)
ヴァイオリン:五嶋みどり(11/12) MIDORI, Violin (Nov 12)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
【日時・曲目】
2024年11月12日(火)19:00開演(18:20開場)
Tuesday, November 12, 2024 at 19:00 (Doors Open 18:20)
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19 (ヴァイオリン:五嶋みどり)
Serge Prokofiev: Violin Concerto No. 1 in D Major, Op. 19 (MIDORI, Violin)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
Gustav Mahler: Symphony No. 5 in C-sharp Minor
2024年11月13日(水)19:00開演(18:20開場)
Wednesday, November 13, 2024 at 19:00 (Doors Open 18:20)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37 (ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)
Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No. 3 in C Minor, Op. 37 (Yefim Bronfman, Piano)
R. シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40
Richard Strauss: Ein Heldenleben, Op. 40
2024年11月16日(土)16:00開演(15:20開場)
Saturday, November 16, 2024 at 16:00 (Doors Open 15:20)
ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ 編曲):オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」
Modest Petrovich Musorgsky (arr. Dmitry Shostakovich): Khovanshchina, Prelude to Act 1, “Dawn on the Moscow River”
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 作品70
Dmitry Shostakovich: Symphony No. 9 in E-flat Major, Op. 70
ドヴォルジャーク:交響曲第7番 ニ短調 作品70(B 141)
Antonín Dvořák: Symphony No. 7 in D Minor, Op. 70 (B 141)
2024年11月17日(日)16:00開演(15:20開場)
Sunday, November 17, 2024 at 16:00 (Doors Open 15:20)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37 (ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)
Ludwig van Beethoven: Piano Concerto No. 3 in C Minor, Op. 37 (Yefim Bronfman, Piano)
R. シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』作品40
Richard Strauss: Ein Heldenleben, Op. 40
【会場】サントリーホール 大ホール Suntory Hall, Main Hall
【チケット料金】
S席45,000円 A席40,000円 B席35,000円 C席30,000円 D席25,000円
S ¥45,000 A ¥40,000 B ¥35,000 C ¥30,000 D ¥25,000
ユース席4,500円(要事前申込・抽選制) ■11月16日(土)公演のみ 90枚、お一人様1枚のみ、座席選択不可 ■対象:中学1年生から25歳以下(2025年3月末時点) ■ユース席詳細:https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/wph2024_youthticket_cal.pdf ■申込受付:9月23日(月・祝)~9月30日(月)サントリーホールホームページにて受付いたします。 |
【主催】サントリーホール Presented by Suntory Hall
【特別協賛】大和ハウス工業株式会社 Supported by Daiwa House Industry Co., Ltd.
【後援】オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京 Under the Auspices of Austrian Embassy,Austrian Cultural Forum Tokyo
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 2024年4月27日(土)10時~5月18日(土)
※お申込みには、メンバーズ・クラブへの事前入会が必要です。
(年会費無料、WEB会員は即日入会可)
※TEL会員は電話にて、WEB会員はWEBにてチケットをお申込みいただけます。
※先行発売期間中、窓口での販売はございません。
※1回のお申込みにつき、1公演・1席種、S~Bは4枚まで、C・Dは2枚までご購入いただけます。
一般発売 2024年5月25日(土)10時~
※1回のお申込みにつき、1公演・1席種、4枚までご購入いただけます。
※先行発売で売切れとなった席種は、一般発売で販売しない場合がございます。
※一般発売初日はサントリーホールチケットセンター(窓口)での受付・販売はございません。
【チケット取り扱い】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/wph/
イープラス https://eplus.jp/wph/
ローソンチケット https://l-tike.com/wph/
他都市公演情報
2024年11月7日(木)川崎
ミューザ川崎シンフォニーホール
【お問合せ】ミューザ川崎シンフォニーホールチケットセンター 044-520-0200(10:00~18:00)
2024年11月8日(金)浜松
アクトシティ浜松 大ホール
【お問合せ】詳細は4月下旬発表予定
2024年11月9日(土)大阪
フェスティバルホール
【お問合せ】フェスティバルホール 06-6231-2221(10:00~18:00)
2024年11月10日(日)福井
福井県立音楽堂 ハーモニーホールふくい 大ホール
【お問合せ】ハーモニーホールふくい チケットセンター 0776-38-8282(10:00~17:00、月曜休/月曜祝日の場合、翌火曜休)
■ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2024 併催企画
ウィーン・フィル奏者による公開マスタークラス フルート 講師:カール゠ハインツ・シュッツ
11月14日(木)19:00開始 サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
※9月発売予定
サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
11月16日(土)11:00開演予定 サントリーホール 大ホール
中高生を対象とした学校単位でご参加いただく特別プログラム(要事前申込)です。
※残席がある場合、個人(中学1年生~高校3年生)の参加申込を受付いたします。
詳細は9月上旬までに発表いたします。
※一般発売はございません。
(問)サントリーホール企画制作部 03-3505-1010(平日11:00~18:00)
無料公開リハーサル
日時調整中 サントリーホール 大ホール
※応募方法などの詳細は8月以降、サントリーホールHPなどでご案内いたします。
※都合により、出演者・曲目に変更がある場合がございますので、あらかじめご了承ください。最新情報はホームページでお知らせします。suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。
【プロフィール】
■指揮:アンドリス・ネルソンス Andris Nelsons, Conductor
アンドリス・ネルソンスはボストン交響楽団の音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターとして、両楽団間の先駆的な連携のリーダーシップを発揮し、今日の国際的な音楽舞台で最も著名で革新的な指揮者として位置付けられている。ボストン響とは、ショスタコーヴィチ交響曲全曲と『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の録音プロジェクトを行い、4つのグラミー賞を獲得している。
ラトヴィア国立オペラ管弦楽団のトランペット奏者としてキャリアをスタート。その一方で指揮も学びはじめ、2003~07年までラトヴィア国立オペラの音楽監督を務める。これまでにベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などとも共演、ロイヤル・オペラ・ハウス、バイロイト音楽祭などにも定期的に出演。ウィーン・フィルとはベートーヴェンの交響曲全曲録音を行ったほか、20年1月にはニューイヤー・コンサートを、22年にはシェーンブルン宮殿でのサマーナイト・コンサートを指揮した。
■ピアノ:イェフィム・ブロンフマン Yefim Bronfman, Piano
イェフィム・ブロンフマンは、今日世界でもっとも敬愛されているピアニストの一人である。その卓越したテクニック、力強さ、そして並外れた抒情性は常に称賛を受けており、各地の音楽祭への出演や、オーケストラ、指揮者との共演、さらにはリサイタル・シリーズの開催など、世界中の楽壇から求められる数少ない音楽家の一人である。旧ソ連タシケント生まれ。イスラエルでは、ピアニストでありテル・アヴィヴ大学ルービン音楽院の学長でもあったアリエ・ヴァルディのもとで学んだ。アメリカでは、ジュリアード音楽院、マールボロ音楽学校、カーティス音楽院で学び、ルドルフ・フィルクスニー、レオン・フライシャー、ルドルフ・ゼルキンに師事した。1991年にアメリカの器楽奏者にとって最も栄誉ある賞のひとつであるエイヴリー・フィッシャー賞を受賞。さらに2010年には、世界最高レベルのピアニストに与えられるジーン・ギンベル・レーン賞を、15年にはマンハッタン音楽院から名誉博士号を授与された。
■ヴァイオリン:五嶋みどり MIDORI, Violin
ニューヨーク・フィルとの衝撃的な協演デビュー以来40年余、稀有な演奏技術に裏付けられた品位と勇気が五嶋みどりの真骨頂である。委嘱プロジェクトや注目されてこなかった作品紹介、現代曲へのアプローチなど、今日のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリニスト“MIDORI”は、一方、20歳で設立した「ミュージック・シェアリング」(日本)、「Midori&Friends」(米国ニューヨーク)を主軸に、音楽家による社会貢献のロールモデルを自ら体現し、あらゆる人々に“本物の音楽”を届け続け、その活動を次代に継承する。
愛器はグァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」(1734年製)。第25回サントリー音楽賞(1993年)、『パウル・ヒンデミット作品集』が第56回グラミー賞最優秀クラシック・コンペンディアム賞(2013年)を受賞、ほか、国際的な受賞歴多数。2007年、国連ピース・メッセンジャーを拝命。現在、カーティス音楽院等で教鞭を執るほか、世界の主要音楽院や夏期講習のマスタークラスなどで後進の指導にも余念がない。
公式サイト https://www.midori-violin.com/
Facebook https://www.facebook.com/GoToMidori
ミュージック・シェアリング http://www.musicsharing.jp/
■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほど、西洋音楽の歴史と伝統に深く関わっているオーケストラはないだろう。その魅力は、世代を超えて慎重に継承されてきた均質な音楽スタイルの意識的な維持、および独特な歴史と組織形態に基づいている。今日でも変わらぬ「ウィーン・フィルの理念」の支柱は、芸術的・組織的な意思決定の過程すべてをオーケストラのメンバー自身の手に委ねる民主的な組織であること、そしてウィーン国立歌劇場管弦楽団との密な共生である。日本や日本の聴衆との関係は非常に密接で、パンデミックの起こった2020年でさえ、大規模なセキュリティ対策とツアー期間中の検疫を実施した上で日本公演が行われた。パンデミックの発生以来、ウィーン・フィルは試験や研究を通して主導的な役割を果たし、最初のロックダウン後の20年6月には、世界に先駆けて生の聴衆のためのコンサートを行った。同楽団は、音楽の人道的なメッセージを聴衆の日常生活や意識の中に伝えることを使命としている。
<参考>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演一覧(来日年月/指揮者)
第1回 | 1956年4月 | パウル・ヒンデミット |
第2回 | 1959年10-11月 | ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィリー・ボスコフスキー |
第3回 | 1969年2-3月 | ゲオルク・ショルティ/ウィリー・ボスコフスキー |
第4回 | 1973年3-4月 | クラウディオ・アバド |
第5回 | 1975年3-4月 | カール・ベーム/リッカルド・ムーティ |
第6回 | 1977年2-3月 | クリストフ・フォン・ドホナーニ/カール・ベーム |
第7回 | 1980年10-11月 | カール・ベーム/ロリン・マゼール |
第8回 | 1983年4月 | ロリン・マゼール |
第9回 | 1986年4月 | ロリン・マゼール |
第10回 | 1987年3月 | クラウディオ・アバド |
第11回 | 1989年10-11月 | クラウディオ・アバド |
第12回 | 1991年3月 | アンドレ・プレヴィン/レオポルト・ハーガー |
第13回 | 1992年3月 | ジュゼッペ・シノーポリ |
第14回 | 1993年11月 | 小澤征爾 |
第15回 | 1994年10月 | ゲオルク・ショルティ |
第16回 | 1995年11月 | ジェイムズ・レヴァイン |
第17回 | 1996年9-10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第18回 | 1997年10月 | ベルナルト・ハイティンク |
*以降より「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」は、サントリーホールが直接招聘して実施 | ||
第19回 | 1999年3月 | リッカルド・ムーティ |
第20回 | 2000年11月 | 小澤征爾 |
第21回 | 2001年10月 | サイモン・ラトル |
第22回 | 2003年11月 | クリスティアン・ティーレマン |
第23回 | 2004年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第24回 | 2005年10月 | リッカルド・ムーティ |
第25回 | 2006年11月 | ニコラウス・アーノンクール |
第26回 | 2008年9月 | リッカルド・ムーティ |
第27回 | 2009年9月 | ズービン・メータ |
第28回 | 2010年11月 | アンドリス・ネルソンス/フランツ・ウェルザー゠メスト/ジョルジュ・プレートル |
第29回 | 2011年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ |
第30回 | 2013年11月 | クリスティアン・ティーレマン/ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮) |
第31回 | 2014年9月 | グスターボ・ドゥダメル |
第32回 | 2015年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ(指揮&ピアノ) |
第33回 | 2016年10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第34回 | 2018年11月 | フランツ・ウェルザー゠メスト |
第35回 | 2019年11月 | クリスティアン・ティーレマン/アンドレス・オロスコ゠エストラーダ |
第36回 | 2020年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第37回 | 2021年11月 | リッカルド・ムーティ |
第38回 | 2023年11月 | トゥガン・ソヒエフ |
以上