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ニュースリリース
  • No.sh0422(2024/1/12)

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2024
2024年6月1日(土)~16日(日)開催

CMG2023公演より
©K. Iida


©N. Ikegami

ウェールズ弦楽四重奏団
©Satoshi Oono

2011年から続く初夏の恒例、ブルーローズ(小ホール)で行う国内最大規模の室内楽の祭典
国境や世代を超えた演奏家を迎え、室内楽の多彩な魅力溢れる11企画21公演

 サントリーホールは、2024年6月1日(土)~16日(日)の16日間チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)11企画21公演をブルーローズ(小ホール)で開催します。
 クラシック音楽の原点ともいわれ、色とりどりの花が咲き誇る庭のように多様な魅力が溢れる室内楽をもっと気軽に楽しんでいただきたいと2011年から始まった「チェンバーミュージック・ガーデン」。ブルーローズ(小ホール)の親密な空間で演奏者の息遣いや表情を間近に体感できる国内最大規模の初夏の室内楽の祭典として育まれてきました。恒例のベートーヴェン・サイクル(弦楽四重奏曲全曲)には、ウェールズ弦楽四重奏団が登場します。最速先行発売としてベートーヴェン・サイクル 指定セット券(特別価格)を1月20日(土)から29日(月)まで、その他の全公演を対象とした通常先行発売は2月3日(土)から9日(金)まで2月10日(土)の一般発売に先がけて、購入いただけます。(サントリーホール・メンバーズ・クラブ会員対象、WEBにて即日入会可・年会費無料) 

【CMG 2024概要】 ※公演詳細は次頁以降(各公演概要)を参照ください。
オープニングの「堤剛プロデュース」は、サントリーホール館長の堤剛(チェロ)が、毎年共演を重ねてきた小山実稚恵(ピアノ)と共にレパートリーの中核に据えてきたベートーヴェンのチェロ・ソナタを披露します。CMG恒例企画の「ベートーヴェン・サイクル(弦楽四重奏曲全曲演奏)には2008年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位受賞以来、日本の室内楽シーンを牽引してきたウェールズ弦楽四重奏団が全6回のサイクルを誠実かつ緻密に披露します。またフランスから「ヴォーチェ」、ウィグモアホールの専属カルテットでもある「ダネル」、CMG2021のベートーヴェン・サイクルの記憶も新しい「エルサレム」の3組のカルテットが集結するカルテット with...ではゲストと共に室内楽の醍醐味を堪能できるプログラムを披露します。小菅優(ピアノ)がプロデュースする生誕150周年を迎えるシェーンベルクの異色作『月に憑かれたピエロ』は、国内外の気鋭の奏者を迎えた注目の企画です。酒井淳渡邊順生のデュオはCMG3回目の今回、ヴィオラ・ダ・ガンバチェンバロJ. S. バッハのバロックの世界へと誘います。各メンバーがサントリーホール室内楽アカデミー出身の葵トリオがベートーヴェンのピアノ三重奏曲を1曲ずつ披露する7年プロジェクトは4年目を迎え、ベートーヴェンの「街の歌」、フォーレ(没後100年)、スメタナ(生誕200周年)の充実した三重奏をお届けします。マルチな才能で活躍する廣津留すみれ(ヴァイオリン)が開設する“室内楽ラボ”は、ヴィヴァルディの「四季」と、カリスマ作曲家マックス・リヒターが再構築した「四季」を聴き比べるなど、実験的なアプローチの特別プログラムです。定番企画では、室内楽アカデミー・フェローが名曲を抜粋して日頃の研鑽の成果を発表する公演や、平日昼間60分のコンサート「プレシャス1 pm」が人気です。小山実稚恵(ピアノ)と堤剛のお馴染みのデュオ、室内楽アカデミー出身のクァルテット・インテグラ吉野直子(ハープ)とベルリン・フィル首席奏者のセバスチャン・ジャコー(フルート)がトークを交えた上質な午後のひと時をお届けします。
14年目を迎えるCMGは、世界を舞台に活躍する演奏家が集結、名曲から稀有な楽器編成や秘曲まで、室内楽初心者から愛好家まで「色とりどりの楽しみ方」が選べる充実したラインナップをご用意しています。

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB:suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

CMG2024各公演概要

■会場:全てブルーローズ(小ホール)
■チケット発売:
ベートーヴェン・サイクル 指定セット券 サントリーホール・メンバーズ・クラブ最速先行発売 
 2024120日(土)10時~29日(月)
サントリーホール・メンバーズ・クラブ通常先行発売 全公演(指定セット券、関係者招待公演除く)
 202423日(土)10時~9日(金)
 ※先行期間中は窓口での販売はございません。
一般発売 2024210日(土)10時~
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp 
 サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:0018:00、休館日を除く)
 サントリーホール窓口 (10:0018:00、休館日を除く)
  ※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
 ※ペア券・U25席はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取扱い。
 ※U25席は25歳以下、来場時に身分証提示要。
チケットぴあ t.pia.jp 
■主催:サントリーホール
助成:公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
■協賛:リベラ株式会社(室内楽アカデミー・フェロー出演公演)
ホームページでは、チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)の特集ページを1月末に開設し、CMG公演関連情報など随時更新していきます。(https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/chamber2024/

CMGオープニング 剛プロデュース 2024
CMGが開園した2011年以来、毎年共演を重ねてきた2人がレパートリーの中核に据えてきたベートーヴェン。熟されたアンサンブルを基調に、丁々発止のやりとりが瑞々しく、思わず引き込まれます。「チェロの新約聖書」と称されるソナタと、ベートーヴェンがクラシック音楽史に拓いた変奏曲を、まとめてご堪能ください。 

【日時】6月1日(土)14:00開演(13:30開場)

【出演】
ピアノ:小山実稚恵
チェロ:堤 剛

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【曲目】
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 作品5-1
チェロ・ソナタ第2番 ト短調 作品5-2
チェロ・ソナタ第3番 イ長調 作品69
『ユダス・マカベウス』の主題による変奏曲 ト長調 WoO 45
モーツァルトの『魔笛』より「愛を感じる男の人たちには」による変奏曲 変ホ長調 WoO 46 

【チケット料金】指定席6,500円 サイドビュー席5,000円 U25席1,000円

 

ウェールズ弦楽四重奏団 ベートーヴェン・サイクル
2008年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位受賞以来、特に若い世代の目標となって日本の室内楽シーンを牽引してきたウェールズ弦楽四重奏団が、誠実かつ緻密にベートーヴェンの核心に迫ります。全6回の公演は前・中・後期作品がバランス良く配され、各曲の調性、楽曲構成、作曲された背景はもとより、ウェールズの歩みにも配慮された必然性を持つ各回のプログラムで、後期弦楽四重奏曲を作曲順に取り上げていきます。4人の精鋭たちが手掛ける弦楽四重奏のバイブル、ベートーヴェンの全曲演奏にご期待ください。 

【出演】
弦楽四重奏:ウェールズ弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:﨑谷直人
 ヴァイオリン:三原久遠
 ヴィオラ:横溝耕一
 チェロ:富岡廉太郎 

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【日時・曲目】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲
I 6月8日(土)18:00開演(17:30開場)
第2番 ト長調 作品18-2
第5番 イ長調 作品18-5
第12番 変ホ長調 作品127 

II 6月9日(日)17:00開演(16:30開場)
第9番 ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー第3番」
第15番 イ短調 作品132

III 6月11日(火)19:00開演(18:30開場)
第4番 ハ短調 作品18-4
第10番 変ホ長調 作品74「ハープ」
第7番 ヘ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」

IV 6月12日(水)19:00開演(18:30開場)
第6番 変ロ長調 作品18-6
第13番 変ロ長調 作品130「大フーガ付」

V 6月13日(木)19:00開演(18:30開場)
第1番 ヘ長調 作品18-1
第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」
第14番 嬰ハ短調 作品131

VI 6月15日(土)18:00開演(17:30開場)
第3番 ニ長調 作品18-3
第16番 ヘ長調 作品135
第8番 ホ短調 作品59-2「ラズモフスキー第2番」

【チケット料金】
指定セット券(全6公演、最速先行発売期間のみ)21,000円
指定席4,500円 サイドビュー席3,000円 U25席1,000円 ※各日とも

 

■プレシャス1 pm
気軽に楽しめる平日のお昼間60分コンサート。第一人者たちによる上質な音楽と和やかなトークの「おもてなし」で、心潤う時間をお過ごしいただけます。Vol. 1は、CMGで至極の演奏を演奏を披露してきた小山実稚恵と堤剛が、ベートーヴェンの後期チェロ・ソナタと変奏曲を。Vol. 2は、室内楽アカデミーを修了した若手を代表するカルテットの旗手クァルテット・インテグラが登場し、生誕200年のメモリアルを迎えるスメタナが波乱万丈の生涯を振り返った名曲を。そしてVol. 3は、世界的なハープ奏者・吉野直子と、ベルリン・フィルの首席フルート奏者セバスチャン・ジャコーによる魅力的な二重奏です。

【日時・出演・曲目】
Vol. 1 ベートーヴェン:チェロ作品選 
6月4日(火)13:00~14:00(12:30開場) 
ピアノ:小山実稚恵
チェロ:堤 剛 

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 作品102-1
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 作品102-2
ベートーヴェン:モーツァルトの『魔笛』より「恋人か女房か」による12の変奏曲 ヘ長調 作品66

Vol. 2 東欧エモーショナル 
6月6日(木)13:00~14:00(12:30開場) 
弦楽四重奏:クァルテット・インテグラ
 ヴァイオリン:三澤響果
 ヴァイオリン:菊野凜太郎
 ヴィオラ:山本一輝
 チェロ:未定
サントリーホール室内楽アカデミー選抜フェロー

スメタナ:弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」
エネスク:弦楽八重奏曲 ハ長調 作品7 より

Vol. 3 響き合うフルート&ハープ 
6月14日(金)13:00~14:00(12:30開場) 
フルート:セバスチャン・ジャコー
ハープ:吉野直子 

オルウィン: 幻想的ソナタ『水の妖精』
ドビュッシー:『小組曲』より 第1曲「小舟にて」
シューマン:3つのロマンス 作品94
ほか

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【チケット料金】
指定席2,500円 サイドビュー席1,500円 ペア席4,000円(同一公演の指定×2枚) ※各日とも 

 

■カルテット with...
カルテットの猛者たちがCMGに集結し、名曲や近現代の秘作、そして日本人奏者との共演で魅せます。オリンピックに沸くフランスの音楽界を担う「ヴォーチェ」が紡ぐドビュッシーやラヴェルは必聴。ロシアものや世界に先駆けた取り組みで特筆される「ダネル」の演奏では圧倒的な説得力を目の当たりにすること間違いありません。そしてCMG2021のベートーヴェン・サイクルで大きな反響を呼んだ「エルサレム」は、楽器の音色の美しさと強靭さをあわせもち、推進力に長けたトップクラスのグループ。見事なカルテット、ゲストがもたらす奥行き、これぞ室内楽の醍醐味です。

【日時・出演・曲目】
I 6月7日(金)19:00開演(18:30開場)
弦楽四重奏:ヴォーチェ弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:サラ・ダイヤン
 ヴァイオリン:セシル・ルーバン
 ヴィオラ:ギヨーム・ベケール
 チェロ:リディア・シェリー
メゾ・ソプラノ:波多野睦美

ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 作品10
バルメール:『風に舞う断片』[日本初演]
ドビュッシー(バルメール 編曲):『抒情的散文』より(ソプラノと弦楽四重奏用編曲)[日本初演]
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 

II 6月10日(月)19:00開演(18:30開場)
弦楽四重奏:ダネル弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:マルク・ダネル
 ヴァイオリン:ジル・ミレ
 ヴィオラ:ヴラッド・ボグダナス
 チェロ:ヨヴァン・マルコヴィッチ
ピアノ:外山啓介 

プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 作品92
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲第6番 ホ短調 作品35
ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲 ト短調 作品57 

III 6月14日(金)19:00開演(18:30開場)
弦楽四重奏:エルサレム弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:アレクサンダー・パヴロフスキー
 ヴァイオリン:セルゲイ・ブレスラー
 ヴィオラ:オリ・カム
 チェロ:キリル・ズロトニコフ
ピアノ:小菅 優 

メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 作品12
ベン゠ハイム:弦楽四重奏曲第1番 作品21
ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 作品81

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【チケット料金】指定席5,000円 サイドビュー席3,500円 U25席1,000円 ※各日とも

 

J. S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロの親密
古楽界の雄・渡邊順生が「ビルスマ以来の衝撃」と絶大な信頼を置く、フランス在住のチェロ奏者・ガンバ奏者の酒井淳とのデュオ第3弾。2種のヒストリカル・ピアノを弾き分けたベートーヴェンのチェロ作品群を経て、今回はバロックの世界へ。自由かつスリリングな即興性が光ります。名手同士の親密な対話にご注目ください。

【日時】6月2日(日)15:00開演(14:30開場)

【出演】
ヴィオラ・ダ・ガンバ:酒井 淳
チェンバロ:渡邊順生

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【曲目】
J. S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV 1027
J. S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第2番 ニ長調 BWV 1028
J. S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第3番 ト短調 BWV 1029
J. S. バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1023(原曲:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ) 
ほか 

【チケット料金】指定席4,000円 サイドビュー席2,500円 U25席1,000円

 

CMGプレミアム 小菅 優プロデュース『月に憑かれたピエロ』 
音楽を求道するピアニスト小菅優と国内外の気鋭の奏者が一堂に会し、生誕150周年を迎えるシェーンベルクの異色作『月に憑かれたピエロ』をお届けします。「歌と語り」の中間的な独唱に、持ち替え多数の管弦楽器とピアノが一体となる特殊編成の室内楽。「月夜」をテーマに据え、プログラムの前半にも魅惑の作品を連ねます。 

【日時】6月5日(水)19:00開演(18:30開場)

【出演】
ピアノ:小菅 優
ヴァイオリン&ヴィオラ:金川真弓
チェロ:クラウディオ・ボルケス
フルート&ピッコロ:ジョスラン・オブラン
クラリネット&バス・クラリネット:吉田 誠
メゾ・ソプラノ:ミヒャエラ・ゼリンガー 

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【曲目】
ストラヴィンスキー:クラリネット独奏のための3つの小品 より 第1番 
ストラヴィンスキー:『シェイクスピアの3つの歌』
ラヴェル:『マダガスカル島民の歌』
ベルク:室内協奏曲 より 第2楽章「アダージョ」(ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ用編曲)
シェーンベルク:『月に憑かれたピエロ』作品21 

【チケット料金】指定席7,000円 サイドビュー席5,500円 U25席1,000円

 

葵トリオ ピアノ三重奏の世界~7年プロジェクト第4
ミュンヘン国際音楽コンクール優勝以来、内外で大きな反響を呼んでいる葵トリオ。多彩な作品に葵トリオならではの磨きをかける7年プロジェクトに臨んでいます。温かみのあるベートーヴェン「街の歌」、晩年の達観したフォーレ(没後100年)、悲哀のスメタナ(生誕200周年)など、他に類を見ない充実した三重奏に期待が高まります。 

【日時】6月6日(木)19:00開演(18:30開場)

【出演】
ピアノ三重奏:葵トリオ
 ピアノ:秋元孝介
 ヴァイオリン:小川響子
 チェロ:伊東 裕 

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【曲目】
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 作品11「街の歌」
フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調 作品120
スメタナ:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品15  

【チケット料金】指定席5,000円 サイドビュー席3,500円 U25席1,000円

 

廣津留すみれの室内楽ラボ
ハーバード大学卒、ジュリアード音楽院を修了後、日本を拠点に世界各地で演奏活動を行う廣津留すみれが、ブルーローズに“室内楽ラボ”を開設。ヴィヴァルディの「四季」と、現代的なアプローチを施す「四季」を聴き比べるなど、若い音楽家と共に実験的なアプローチで音楽に迫る特別プログラムです。(対象:小学生以上、休憩なしの75分)

【日時】6月9日(日)11:00開演(10:30開場)

【出演】
ヴァイオリン:廣津留すみれ
サントリーホール室内楽アカデミー選抜フェロー
ほか 

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【曲目】
ショウ:『ヴァレンシア』
C. ベアストレム゠ニールセン:『Towards an Unbearable Lightness』
ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲「四季」より ト短調 RV 315「夏」
 ヴァイオリン協奏曲「四季」より ヘ短調 RV 297「冬」
リヒター:『リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター~ヴィヴァルディ:四季』より「夏」「冬」 

【チケット料金】指定席2,500円 ペア席4,000円(指定×2枚)

 

ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会
室内楽アカデミー・フェロー(受講生)が日頃の研鑽の成果を発表するフレッシュな演奏会。各作品の演奏前には、出演者の曲目紹介トーク付きで、室内楽がいっそう身近になります。国内外のコンクール受賞やオーケストラへの入団など、目覚ましい活躍を見せる若手演奏家を多数輩出しており、在籍の2年間で大きな成長を遂げます。今後の躍動にご期待ください。

【日時】
I 6月8日(土)11:00開演(10:30開場)
II 6月15日(土)11:00開演(10:30開場) 

【出演】
弦楽四重奏:カルテット・インフィニート/クァルテット・フェリーチェ/カルテット・プリマヴェーラ/ほのカルテット/
ピアノ四重奏:クレアール・クァルテット(6月15日のみ)
ピアノ三重奏:トリオ・アンダンティーノ/ポルテュス トリオ 

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【曲目】4月下旬に発表予定 

【チケット料金】指定席1,500円 サイドビュー席1,000円 ※各日とも

  

CMGスペシャル チャレンジド・チルドレンのための室内楽演奏会
コンサートホールで生の演奏に触れる機会の少ない特別支援学校に通う車いす利用者の方々をお招きして存分にお楽しみいただく主旨で、2013年から始まりました。演奏者と客席の距離が近い会場の特性を生かし、室内楽の響きを間近に全身で感じていただけます。 

【日時】6月12日(水)開演時間未定 ※関係者招待のみ

【出演】
ヴァイオリン:渡辺玲子
ほか 

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【曲目】未定

 

CMGフィナーレ 2024
CMG 2024を煌びやかに彩ってきたアーティストたちが大集合。瑞々しいアンサンブルが表情豊かに花咲きます。各出演者が躍動するプログラムの全容は当日のお楽しみ。国際色豊かで世代を超えた室内楽の饗宴にご期待ください。 

【日時】6月16日(日)14:00開演(13:30開場)

【出演】
ヴァイオリン:原田幸一郎/池田菊衛/渡辺玲子
ヴィオラ:磯村和英
チェロ:堤 剛/毛利伯郎
ピアノ:練木繁夫
弦楽四重奏:ヴォーチェ弦楽四重奏団
ピアノ三重奏:葵トリオ
フルート:セバスチャン・ジャコー
クラリネット:吉田 誠
ハープ:吉野直子
三味線:本條秀慈郎
サントリーホール室内楽アカデミー選抜フェロー
ほか 

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【曲目】
ラヴェル:序奏とアレグロ
マルティヌー:ピアノ三重奏と弦楽オーケストラのためのコンチェルティーノ H. 231
ほか 

【チケット料金】指定席6,500円 サイドビュー席5,000円 U25席1,000円

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。 

 

【プロフィール】
◆弦楽四重奏:ウェールズ弦楽四重奏団 Verus String Quartet, String Quartet
2006年に結成。08年ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位。09年王子ホールにて正式なデビュー。青山音楽賞バロックザール賞を受賞。11年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにてエクゼコー賞を受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール第3位入賞。12年バーゼル音楽院を修了し、13年より日本を拠点に活動。iichiko総合文化センター(大分)や第一生命ホールで、ベートーヴェン全曲演奏会を行った。これまでにプレスラー、小林道夫、ストルツマン、メイエ、ロマノフスキーをはじめ、神奈川フィルや名古屋フィルと共演。 

◆弦楽四重奏:ヴォーチェ弦楽四重奏団 Quatuor Voce, String Quartet
結成18年を迎えたヴォーチェ弦楽四重奏団は、常に好奇心旺盛で冒険的な存在として認知されてきた。ジュネーヴ、ボルドーなど数々の著名なコンクールで入賞。今井信子、ユーリ・バシュメット、ゲイリー・ホフマン、パブロ・マルケスなど著名な音楽家と共演。フランスではフィルハーモニー・ド・パリ、ナント歌劇場、ポワティエ劇場、ヨーロッパではロンドンのウィグモアホール、ウィーンのコンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウをはじめとした多くの著名コンサートホールから何度も招かれている。多数のCDをリリースし主要プレスで高い評価を獲得。最新アルバムは、ドビュッシーとラヴェルを中心に、バルメールとマントヴァーニの新作が収録された2巻を2022年にリリースし、ディアパソン誌で金賞を受賞している。イザイ弦楽四重奏団、ギュンター・ピヒラー、エバーハルト・ヘルツに師事。21年にはジュネーヴ州立高等音楽院のレジデンス・クァルテットに任命された。日本デビューは08年、今回は6年ぶりの来日となる。 

◆弦楽四重奏:エルサレム弦楽四重奏団 Jerusalem Quartet, String Quartet
1993年に結成、96年にデビューしたイスラエル出身の弦楽四重奏団。世界中のコンサートホールで公演を行い、アメリカでは、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、フィラデルフィア、ワシントン、クリーヴランドなど、ヨーロッパでは、ロンドン、チューリヒ、ミュンヘン、パリで定期公演を開催。また、ザルツブルク、ヴェルビエをはじめ、多くの音楽祭においても特別公演を行う。イッサーリス、レオンスカヤ、メルニコフ、シフ、バレンボイム、内田光子といった名だたるアーティストと数多く共演。CMGには21年のベートーヴェン・サイクルに続き2回目の出演。 

◆弦楽四重奏:ダネル弦楽四重奏団 Quatuor Danel, String Quartet
1991年ベルギーのブリュッセルで結成。これまでにハイドン、ベートーヴェン、シューベルト、ショスタコーヴィチなどの弦楽四重奏曲のツィクルスや現代作曲家とのコラボレーションを積極的に行い、常に世界の音楽シーンを先導してきた。ヴァインベルクの17の弦楽四重奏曲の録音と全曲演奏会は、世界初の試みとなった。2022年からライプツィヒ・ゲヴァントハウスの協力を得て同ホールでショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏・再録音に取り組むほか、23年からウィグモアホール(ロンドン)の専属カルテットとして活動している。 

◆弦楽四重奏:クァルテット・インテグラ Quartet Integra, String Quartet
2015年結成。22年第71回ARDミュンヘン国際音楽コンクール第2位と聴衆賞を受賞。バルトーク国際コンクール弦楽四重奏部門第1位。第8回秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位、ベートーヴェン賞、山口県知事賞(グランプリ)を受賞。22年秋よりロサンゼルスのコルバーンスクールにレジデンス・アーティストとして在籍。国内での積極的なリサイタル活動はもとより、海外ではアメリカ、イタリア、ドイツでの演奏会を予定。松尾学術振興財団より助成を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー第5・6期フェロー。

ピアノ三重奏:葵トリオ Aoi Trio, Piano Trio
第67回ミュンヘン国際音楽コンクールで日本人団体初の優勝後、アジアとヨーロッパで活動を続ける。名曲だけでなく演奏機会の少ない作品や邦人作曲家の楽曲も取り上げる活動が注目を集め、近年では三重協奏曲の独奏やマスタークラスでの講師も務める。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」を意味。リリースした4枚の録音は、各方面から高い評価を得ている。青山音楽賞バロックザール賞、日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、ホテルオークラ音楽賞、ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
http://aoitrio.com/

◆フルート:セバスチャン・ジャコー Sebastian Jacot, Flute
1987年スイス生まれ。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席奏者を経て、現在ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者。2013年神戸国際フルートコンクール、14年カール・ニールセン国際フルートコンクール、15年ミュンヘン国際音楽コンクールなど名高い国際コンクールで優勝。同世代の中でも抜きん出たフルート奏者の一人として評価を確立している。サイトウ・キネン・オーケストラや、アンサンブル・コントルシャンなどに参加。またソリスト、リサイタリスト、室内楽奏者、教育者としても幅広く活躍している。CMGには2021年に続き2回目の出演。

◆フルート&ピッコロ:ジョスラン・オブラン Jocelyn Aubrun, Flute and Piccolo
フランス出身。リヨン国立高等音楽院でベルノルドに、フライブルクでニコレに学ぶ。2006年からリヨン国立管弦楽団の首席フルート奏者として世界的指揮者たちと共演するとともに、フランス国立管、トゥールーズ・キャピトル国立管、ケルン・ギュルツェニヒ管、フィルハーモニア管などに客演し、ソリストとしてもリヨン管をはじめ、イル゠ド゠フランス国立管やクラクフ・フィルなどとフルート協奏曲を演奏。室内楽でもティボーデやコープマンらと共演している。録音での最新盤はフィリップ・ゴーベールのフルート作品集。

◆クラリネット&バス・クラリネット:吉田 誠 Makoto Yoshida, Clarinet and Bass Clarinet
パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ国立高等音楽院で学ぶ。2014年「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」のソリストとしてシュミードルと共演。18年にウィグモアホールでデビューし、19年にはCMGでキュッヒル・クァルテットとブラームス:クラリネット五重奏曲を共演。国内外でリサイタルや室内楽公演を重ね、また多くの国際音楽祭やオーケストラにソリストとして招かれている。22年から園城寺での「おとの三井寺」プロジェクトの芸術監督を務める。録音ではソニーから『ブラームス:クラリネット・ソナタ(全曲)、シューマン:幻想小曲集ほか』をリリース。

メゾ・ソプラノ:波多野睦美 Mutsumi Hatano, Mezzo-Soprano
シェイクスピア時代のリュートソングでデビュー。リサイタル、オラトリオやオペラのソリストとして活躍。現代の作曲家の深い信頼を得て、間宮芳生、高橋悠治、権代敦彦らの作品の世界初演などに積極的に取り組む。録音では、オリジナル楽器による『イタリア歌曲集』など多数の古楽作品のほか、ギタリスト大萩康司との『プラテーロとわたし』、高橋悠治との『シューベルト:冬の旅』『ねむれない夜~高橋悠治ソングブック』など幅広いジャンルで多数リリース。2022年バンドネオン北村聡と『想いの届く日』を発表し高い評価を得た。

◆メゾ・ソプラノ:ミヒャエラ・ゼリンガー Michaela Selinger, Mezzo-Soprano
2004年に歌手としての活動を始め、05年から10年にはウィーン国立歌劇場に在籍。以来、バイエルン州立歌劇場やベルリン・ドイツオペラ、リヨン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭などで、モーツァルト『フィガロの結婚』ケルビーノ、ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネ、R. シュトラウス『ばらの騎士』オクタヴィアンなどの諸役で出演している。コンサートにも数多く出演し、シカゴ響やカメラータ・ザルツブルクなどと共演。モーツァルト『レクイエム』やベートーヴェン「第九」、ベルク『7つの初期の歌』などを歌っている。

チェンバロ:渡邊順生 Yoshio Watanabe, Harpsichord
チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者として活躍。論文執筆や楽譜校訂も手がける。アムステルダム音楽院にてグスタフ・レオンハルトに師事、ソリスト・ディプロマおよびプリ・デクセランスを取得。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス、マックス・ファン・エグモントなど、欧米の名手・名歌手たちと多数共演。またCD録音も多数。2006年度、16年度レコード・アカデミー賞に輝く。10年度サントリー音楽賞受賞。19年指揮したモンテヴェルディのオペラ『ポッペアの戴冠』で、三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。

◆ピアノ:小菅 優 Yu Kosuge, Piano
2005年カーネギーホールで、翌06年にはザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビュー。ドミトリエフ、デュトワ、小澤らの指揮でベルリン響などと共演。10年ザルツブルク音楽祭でポゴレリッチの代役として出演。その後も世界的な活躍を続ける。ベートーヴェンのピアノ付き作品を徐々に取り上げる「ベートーヴェン詣」などに取り組む。14年に第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞(音楽部門)、17年に第48回サントリー音楽賞受賞。23年よりピアノ・ソナタに焦点をあてた新プロジェクト「ソナタ・シリーズ」を始動。

ピアノ:小山実稚恵 Michie Koyama, Piano
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニストであり、チャイコフスキー、ショパンの二大国際コンクールに入賞した唯一の日本人ピアニスト。『12年間・24回リサイタルシリーズ』や『ベートーヴェン、そして…』が高く評価された。2022年からはサントリーホール・シリーズ『Concerto<以心伝心>』を開催している。協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚い。仙台では被災地活動の一環として『こどもの夢ひろば“ボレロ”』を開催。最新CDは、33枚目となる『モノローグ』。著書に『点と魂と』。平野昭との共著『ベートーヴェンとピアノ』。17年度紫綬褒章を受章。 

◆ピアノ:外山啓介 Keisuke Toyama, Piano
第73回日本音楽コンクール第1位。東京藝術大学卒業後、ハノーファ音楽演劇大学留学を経て、東京藝術大学大学院を修了。2007年CDデビュー。これまでに9枚のCDをリリースし、『ラフマニノフ』『展覧会の絵』『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集』はレコード芸術誌特選盤に選出。18年、日本ショパン協会賞受賞。植田克己、ガブリエル・タッキーノ、マッティ・ラエカリオ、吉武雅子、練木繁夫に師事。現在、札幌大谷大学音楽学科特任准教授。桐朋学園大学非常勤講師。洗足学園音楽大学非常勤講師。
https://www.keisuke-toyama.com/

◆ピアノ:練木繁夫 Shigeo Neriki, Piano
1976年ツーソン、79年スリー・リヴァーズ・ピアノコンクールで第1位に輝き、これまでにボストン響、シカゴ響、ピッツバーグ響、ワシントン・ナショナル響、フランス放送フィル、そしてN響など日本の主要なオーケストラと共演。また76年より、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルと世界各地で共演し、絶賛を浴びる。93年第24回サントリー音楽賞を受賞。81~2015年までインディアナ大学で教鞭を執った。これまでに、飯守美絵子、大島正泰、G. シェベークに師事。桐朋学園大学名誉教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

ハープ:吉野直子 Naoko Yoshino, Harp
ロンドン生まれ。第9回イスラエル国際ハープコンクールに参加者中最年少の17歳で優勝。ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィラデルフィア管、小澤征爾、メータ、クレーメル、パユなど、国内外の主要オーケストラ、指揮者、ソリストと数多く共演を重ねている。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹『そして、それが風であることを知った』、細川俊夫『ハープ協奏曲』など初演した作品は数多い。CD録音も活発に行っており、2016年からは自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)による新たな録音プロジェクトを開始。最新盤は『ハープ・リサイタル~Intermezzo~』。21年度毎日芸術賞特別賞受賞。 

◆三味線:本條秀慈郎 Hidejiro Honjoh, Shamisen
本條秀太郎に師事。桐朋学園大学短期大学部卒。ACCフェロー受給によりNYに留学。文化庁文化交流使。ロンドンのウィグモアホールにてソロリサイタル。藤倉大作曲『三味線協奏曲』を世界初演し現在国内外で再演を重ねる。坂本龍一と3度共演。芸術選奨文部科学大臣新人賞。文化庁芸術祭新人賞、出光音楽賞、京都青山音楽賞青山賞など受賞。2022年、一柳慧作曲『ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲』を世界初演し、公演は第77回文化庁芸術祭大賞を受賞。ジョン・ケージらが務めたアメリカUC DAVISのアーティスト・イン・レジデンスに選出。 

◆ヴァイオリン:池田菊衛 Kikuei Ikeda, Violin
鷲見三郎、ジョセフ・ギンゴールド、ナタン・ミルスタイン、齋藤秀雄、ドロシー・ディレイ、ジュリアード弦楽四重奏団に師事。東京クヮルテット第2ヴァイオリン奏者(1974~2013)。元イェール大学教授。現在、桐朋学園やメドマウント・スクール・オブ・ミュージックで教鞭を執る。録音は40枚以上、グラミー賞に7回ノミネートされ、ドイツStern賞、外務大臣表彰をはじめ数多くの賞を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

ヴァイオリン:原田幸一郎 Koichiro Harada, Violin
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年に東京クヮルテットを結成し、12年間第1ヴァイオリンを務めた。DGG、CBS、RCAなどに録音を残し、モントルー・ディスク大賞グランプリを受賞。グラミー賞にも数回にわたりノミネートされた。近年は指揮者としても活躍するほか、教育方面にも力を注ぎ、門下生には数多くの国際コンクール入賞者がいる。現在、桐朋学園大学特命教授、東京音楽大学特任教授。マンハッタン音楽院やサントリーホール室内楽アカデミーのファカルティとして後進の指導にあたる。

ヴァイオリン:廣津留すみれ Sumire Hirotsuru, Violin
大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にカーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士)卒業、ジュリアード音楽院(修士)修了後、ニューヨークで起業。現在は日本を拠点に、世界各地で演奏活動を行う。国際教養大学特任准教授、成蹊大学客員講師。大分市教育委員。テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」金曜レギュラー。『超・独学術』『イツァーク』など著書・訳書も多数。これまでに東京フィル、関西フィルと共演。辰巳明子、川崎雅夫、室内楽をロナルド・コープス、ジョセフ・リンに師事。

ヴァイオリン:渡辺玲子 Reiko Watanabe, Violin
超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性で世界のヴァイオリン界をリードする逸材。ヴィオッティ、パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。以来、ワシントン・ナショナル響、フィルハーモニア管、シュターツカペレ・ドレスデン、サンクトペテルブルク響など数多くの欧米アジア各国のオーケストラや世界的指揮者と共演。またバレエとの共演や青少年のためのレクチャーコンサートなど音楽の魅力を広く伝える活動にも取り組んでいる。国際教養大学特任教授。2018年には世界で活躍する女性に与えられる「パブリック・リコグニション・アウォード」を受賞。

◆ヴァイオリン&ヴィオラ:金川真弓 Mayumi Kanagawa, Violin and Viola
2018年ロン゠ティボー国際コンクール第2位および最優秀協奏曲賞、19年チャイコフスキー国際コンクール第4位。ベルリン・コンツェルトハウス管、ロイヤル・フィル、プラハ放送響、マリインスキー劇場管、ドイツ・カンマーフィル、フィンランド放送響、ベルギー国立管、フランス国立ロワール管、モスクワ・フィル、N響はじめ全国のオーケストラと、ハンヌ・リントゥ、セバスティアン・ヴァイグレ、パスカル・ロフェ、カーチュン・ウォン、尾高忠明、秋山和慶、小泉和裕、井上道義、広上淳一などと共演。使用楽器は日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ウィルへルミ」(1725年製)。

ヴィオラ:磯村和英 Kazuhide Isomura, Viola
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年東京クヮルテットを結成し、ミュンヘン国際音楽コンクール第1位を受賞後、44年間にわたりニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。東京クヮルテットでの録音の受賞歴多数、個人としてもソロやソナタのCDをリリース。2014年アメリカ・ヴィオラ協会よりキャリア・アチーヴメント賞を授かる。現在、桐朋学園特命教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

◆ヴィオラ・ダ・ガンバ:酒井 淳 Atsushi Sakai, Viola da Gamba
名古屋生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、チェロ奏者、指揮者。古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。室内楽に力を注ぎ、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍。またソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。近年はフランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座での指揮で成功を収めている。2017年齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。18年レコード・アカデミー賞の音楽史部門に選出された。

チェロ:クラウディオ・ボルケス Claudio Bohorquez, Cello
ペルー系ウルグアイ人の両親のもとドイツ生まれ。ペルガメンシコフに師事し、1995年にはジュネーヴ国際音楽コンクールに優勝。バレンボイム、エッシェンバッハ、ソヒエフらの指揮でライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、パリ管、ボストン響などと共演し、タングルウッド音楽祭やクレーメルが音楽監督を務めるバーゼル音楽祭「Les Musique」にも参加している。室内楽にも力を入れ、ヴィトマンらと共演。2017/18年シーズンよりヴィネンデン音楽祭の芸術監督を務めている。使用楽器は、バーデン゠ヴュルテンベルク州立銀行から贈られた「G. B. ロゲーリ」。

◆チェロ:堤 剛 Tsuyoshi Tsutsumi, Cello
名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学(アメリカ)に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、カザルス国際コンクール第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。13年文化功労者に選出、20年秋にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、大きな反響を呼んだ。1988年より2006年までインディアナ大学教授、04年より13年まで桐朋学園大学学長を務めた。サントリーホール館長。日本芸術院会員。 

◆チェロ:毛利伯郎 Hakuro Mori, Cello
10歳よりチェロを始め、桐朋学園、ジュリアード音楽院で学ぶ。在学中より、ニューヨークを中心にアメリカ、ヨーロッパの各地で、室内楽やソロなど多彩な活動を展開。1985年に帰国。2015年まで読売日本交響楽団ソロ・チェロ奏者を務めたほか、東京ピアノ・トリオ、桐五重奏団、水戸カルテット、その他多くのシリーズのメンバーまたはゲストとして出演し、好評を博している。東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

以上

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