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ニュースリリース
  • No.sh0420(2023/12/15)

サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演
オペラ・ガラ・コンサート

第1夜で『蝶々夫人』タイトルロールを歌うソプラノの迫田美帆(左)、過去の「サントリーホール オペラ・アカデミー修了
コンサート」アンコールで『ファルスタッフ』のタイトルロールを歌うジュゼッペ・サッバティーニ(中央、第2夜出演)

サントリーホール オペラ・アカデミー創設30周年を祝う二夜連続のオペラ・ガラ
『蝶々夫人』と『ファルスタッフ』のハイライトを演奏会形式で

 サントリーホールは2024年3月21日(木)と22日(金)の2日間、19:00より、ブルーローズ(小ホール)で、サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演 オペラ・ガラ・コンサートを開催します。
 サントリーホール主催事業「ホール・オペラ®」に出演する世界的音楽家から直接学べる場を若い歌手たちに提供する目的で1993年に発足した「サントリーホール オペラ・アカデミー」は、今年で30周年を迎えました。2011年秋からは、本アカデミーの創設者の一人で、元世界的テノール歌手のジュゼッペ・サッバティーニエグゼクティブ・ファカルティに就任、本アカデミー草創期の受講生を含む7名のコーチング・ファカルティとともに、これまでに国内外のオペラ・プロダクションで活躍する修了生を多数輩出してきました。
 第1夜は2024年に没後100年を迎えるイタリアのオペラ作曲家、プッチーニの作品を取り上げます。前半はイタリアのプッチーニ音楽祭や東京二期会『トゥーランドット』で題名役を務めた土屋優子(ソプラノ)らが出演、本アカデミーにゆかりの深い演出家・田口道子が構成し自ら語りを務める『蝶々夫人』ハイライト(演奏会形式)では、2019年に同オペラの題名役で藤原歌劇団にデビュー以来、プリマドンナとして躍進する迫田美帆(ソプラノ)が主演。井上道義指揮のマーラー:交響曲第2番のアルト・ソリスト代役抜擢で好評を博した林眞暎(メゾ・ソプラノ)や、東京・春・音楽祭でムーティに認められた石井基幾(テノール)らと共演します。
 第2夜はオペラ・ガラらしく様々な歌手によるアリアや重唱に加え、後半では、本アカデミーの修了コンサートでアンコールの定番となっていた縁の深いオペラ作品、ヴェルディ:オペラ『ファルスタッフ』第3幕第2場(演奏会形式)を、本アカデミーが誇る豪華キャストでお届けします。サッバティーニ自らが本公演のために特別にタイトルロールを務め、国内外で活躍する旬の実力派歌手が集結、本アカデミー公演ならではの粒立ちの良いイタリア語の言葉さばきや、同じメソッドに基づいた緻密なアンサンブルをお楽しみいただけることでしょう。合唱パートには、現役受講生であるプリマヴェーラ・コース第7期生や修了生が参加します。コーチング・ファカルティを含めた歴代のアカデミー生たちによる二夜連続の華やかなガラ・コンサートを、本アカデミー公演ではおなじみの朝岡聡が軽妙かつ的確にナビゲート、音楽面では、コーチング・ファカルティの古藤田みゆき(ピアノ)がしっかりと支えます。30年の歩みと実りが感じられる2公演にどうぞご期待ください。

※公演詳細はこちら(3月22日の公演詳細はリンク内「シリーズ公演はこちら」)からご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20240321_S_3.html

※サントリーホール オペラ・アカデミーの詳細はこちらからご覧ください。
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/enjoymusic/02.html#opera

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念公演
オペラ・ガラ・コンサート
Suntory Hall Opera Academy The 30th Anniversary
OPERA GALA CONCERT

【日時】
第1夜 2024年3月21日(木)19:00開演(18:20開場)
第2夜 2024年3月22日(金)19:00開演(18:20開場) 

【会場】サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

【曲目・出演】
第1夜
プッチーニ:オペラ『トゥーランドット』より
Giacomo Puccini: Arias from Turandot 

「この宮殿の中で」“In questa reggia”
トゥーランドット:土屋優子(ソプラノ) Turandot: Yuko Tsuchiya, Soprano
「お聞き下さい、王子様」“Signore, ascolta” /「氷のような姫君の心も」“Tu, che di gel sei cinta”
リュー:黒田詩織(ソプラノ) Liù: Shiori Kuroda, Soprano 

前田美恵子(ピアノ) Mieko Maeda, Piano

プッチーニ:オペラ『蝶々夫人』ハイライト(演奏会形式)
Giacomo Puccini: Madama Butterfly (Highlights / concert style) 

蝶々さん:迫田美帆(ソプラノ) Cio-Cio-San: Miho Sakoda, Soprano
スズキ:林 眞暎(メゾ・ソプラノ) Suzuki: Mae Hayashi, Mezzo-Soprano
ピンカートン:石井基幾(テノール) Pinkerton: Motoki Ishii, Tenor
シャープレス:村松恒矢(バリトン) Sharpless: Koya Muramatsu, Baritone

古藤田みゆき(ピアノ) Miyuki Kotouda, Piano
田口道子(構成・語り) Michiko Taguchi, Scriptwriter and Storyteller

第2夜
ヴェルディ:オペラ『ファルスタッフ』第3幕第2場(演奏会形式)ほか
Giuseppe Verdi: Act 3, Scene 2 from Falstaff (concert style) and others

サー・ジョン・ファルスタッフ:ジュゼッペ・サッバティーニ Sir John Falstaff: Giuseppe Sabbatini
フォード:増原英也(バリトン) Ford: Hideya Masuhara, Baritone
フェントン:髙畠伸吾(テノール) Fenton: Shingo Takabatake, Tenor
医師カイウス:石井基幾(テノール) Dott. Cajus: Motoki Ishii, Tenor
フォード夫人アリーチェ:土屋優子(ソプラノ) Mrs. Alice Ford: Yuko Tsuchiya, Soprano
ナンネッタ:熊田祥子(ソプラノ) Nannetta: Shoko Kumada, Soprano
クイックリー夫人:林 眞暎(メゾ・ソプラノ) Mrs. Quickly: Mae Hayashi, Mezzo-Soprano
ページ夫人メグ:春山暁子(メゾ・ソプラノ) Mrs. Meg Page: Akiko Haruyama, Mezzo-Soprano
バルドルフォ:櫻田 亮(テノール) Bardolfo: Makoto Sakurada, Tenor
ピストーラ:片山将司(バス) Pistola: Masashi Katayama, Bass
サントリーホール オペラ・アカデミー30周年記念合唱団
Suntory Hall Opera Academy The 30th Anniversary Special Chorus 

古藤田みゆき(ピアノ) Miyuki Kotouda, Piano

※前半の曲目・出演者は決まり次第ホームページで発表します。

(2公演共通)
朝岡 聡(ナビゲーター) Satoshi Asaoka, Navigator
ジュゼッペ・サッバティーニ(音楽統括) Giuseppe Sabbatini, Music Director 

プロフィールはこちら

【主催】サントリーホール
【協賛】リベラ株式会社
【チケット料金】
指定席 5,000円(第1夜)/指定席 6,000円(第2夜)
2公演セット券 10,000円(限定50席・2公演同一座席)  

【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 2023年12月16日(土)10時~22日(金)
一般発売 2023年12月23日(土)10時~
【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp(24時間受付)
 ※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可) 
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(オペレーター対応 10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口:10:00~18:00、休館日を除く。
 ※18:00以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業いたします。
 ※2公演セット券はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。
 ※先行期間中は窓口での販売は致しません。
チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp
ローソンチケット l-tike.com

アカデミー活動を随時レポートしている「「サントリーホール アカデミー」トピックスはこちらからご覧ください。

https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/academytopics/

※都合により、出演者・曲目が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。 

【プロフィール】
■ソプラノ:土屋優子 Yuko Tsuchiya, Soprano プリマヴェーラ・コース第2期修了
北海道出身。武蔵野音楽大学大学院、二期会オペラ研修所、イタリア国立パルマ音楽院、プッチーニアカデミー及びマスカーニアカデミー修了。平成28年度宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学金制度奨学生。第54回日伊声楽コンコルソ第1位、2022年チッタ・ディ・アレッサンドリア国際音楽コンクール第1位、第9回マリア・マリブラン国際声楽コンクールオペラ部門各第1位など国内外で多数受賞。『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァ、『ジューリオ・チェーザレ』コルネリア、『フィデリオ』『トゥーランドット』題名役にて出演。ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ『レクイエム』などのソロでも活躍。24年2、3月に東京二期会『タンホイザー』ヴェーヌス役にて出演予定。イタリア在住。二期会会員。

■ソプラノ:黒田詩織 Shiori Kuroda, Soprano プリマヴェーラ・コース第3期修了
武蔵野音楽大学大学院修了。二期会オペラ研修所第59期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団イタリア留学助成金奨学生として2019年に渡伊。20年プッチーニ・オペラ・フェスティバル主催公演『修道女アンジェリカ』にてヨーロッパ・デビュー。22年プッチーニアカデミー、マスカーニアカデミーにそれぞれ選抜され修了。第68回トッレ・デル・ラーゴにて行われたプッチーニ・フェスティバルの本公演にて『つばめ』に出演。イタリアのジェノバ及びパルマにて『ジャンニ・スキッキ』チェスカ役で出演。第16回Cappuccilli-Patanè-Respighi国際音楽コンクール審査員特別賞受賞。二期会会員。 

■ソプラノ:迫田美帆 Miho Sakoda, Soprano アドバンスト・コース第2期修了
東京藝術大学卒業。第13回東京音楽コンクール第2位。第86回日本音楽コンクール入選。オペラでは、2019年『蝶々夫人』題名役で藤原歌劇団デビュー。以後、同公演『フィガロの結婚』伯爵夫人役、同公演『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ役、NISSAY OPERA 2021『ラ・ボエーム』(日本語版)ミミ役など次々と主役を演じ、いずれも好評を博した。23年には米国ジョージア州でのSavannah Voice Festivalに『蝶々夫人』題名役で出演し、絶賛された。24年7月、兵庫県立芸術文化センター主催の佐渡裕芸術監督プロデュースオペラにも同役で出演予定。コンサートでも活躍し、東京フィル、神奈川フィルのベートーヴェン「第九」公演でソリストを務める。磨かれたテクニックと深い解釈に裏づけされた、安定したのびやかな歌唱が高く評価されている。藤原歌劇団団員。

■メゾ・ソプラノ:林 眞暎 Mae Hayashi, Mezzo-Soprano アドバンスト・コース第1期修了
横浜市出身。東京藝術大学大学院修了。2015年渡伊、ミラノで研鑽を積む。令和元年度文化庁新進芸術家海外研修員。16 年ドイツ、バート=ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭『オリー伯爵』ラゴンド役でデビュー後、リボルノ・ゴルドーニ劇場 V. ガッリ指揮マスカーニ『パリジーナ』ステッラ役、サントリーホール ホール・オペラⓇ N. ルイゾッティ指揮『ラ・トラヴィアータ(椿姫)』フローラ役など国内外のオペラに多数出演。コンサートソリストとしては、尾高忠明指揮モーツァルト『戴冠ミサ』、N. ヴァレンティーニ指揮ロッシーニ『スターバト・マーテル』、井上道義指揮読響によるマーラー:交響曲第2番「復活」などに出演、24年3月には井上道義指揮新日本フィルによるマーラー:交響曲第3番に出演予定。

■テノール:石井基幾 Motoki Ishii, Tenor アドバンスト・コース第3期(バリトン)・第5期修了
東京藝術大学大学院修了。第4回日光国際音楽祭声楽コンクール準大賞(第2位)、第30回宝塚ベガ音楽コンクール第2位。2021年10月、サントリーホール フレッシュ・オペラ『ラ・トラヴィアータ』アルフレード役でテノール歌手としてオペラ・デビューし好評を博す。23年4月、東京・春・音楽祭2023 イタリア・オペラ・アカデミー in 東京 Vol. 3『仮面舞踏会』にリッカルド役で出演。同年6月、タン・ドゥン作曲のオペラ『TEA』上海公演に初の日本人キャストとして抜擢、好評を博す。同年11月には藤沢市民オペラ50周年記念 ロッシーニ『オテッロ』にルーチョ/ゴンドラ漕ぎの2役で出演。24年4月、東京・春・音楽祭2024 リッカルド・ムーティ指揮『アイーダ』に伝令役で出演予定。

■バリトン:村松恒矢 Koya Muramatsu, Baritone アドバンスト・コース第2期修了
国立音楽大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁新進芸術家海外研修員としてローマで研鑽を積む。2017年にオペラ『ミスター・シンデレラ』垣内教授役で日本オペラ協会公演デビュー。以来、同プロダクションのオペラ公演に『死神』早川役、『源氏物語』タイトルロール、『ニングル』勇太役など主要キャストとして出演。25年3月にはオペラ『静と義経』に頼朝役で出演予定。またベートーヴェン「第九」やフォーレ「レクイエム」のソリストや、様々なオーケストラの定期公演、札幌PMFや松本OMFなどの音楽フェスティバルにも出演。星出豊、秋山和慶と共演する。男声ユニット「トリオ・ベルカント」、オペラユニット「Pivot!」メンバー。日本オペラ協会会員、藤原歌劇団団員。

■テノール:髙畠伸吾 Shingo Takabatake, Tenor アドバンスト・コース第1期修了
武蔵野音楽大学大学院修了。2018年、イタリア・パルマにて行われたシルクロード国際音楽コンクール第2位。第44回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIIIにおいて小澤征爾指揮のもとラヴェル『子どもと魔法』にキャストとして出演。その他、新国立劇場、日生劇場、セイジ・オザワ 松本フェスティバル、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン東京および金沢、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)などに携わり、数多くのオペラに出演している。23年11月にはNISSAY OPERA 2023『マクベス』にマルコム役で出演。ベートーヴェン「第九」、モーツァルト『レクイエム』などのソリストも務める。

■ソプラノ:熊田祥子 Shoko Kumada, Soprano アドバンスト・コース第2期修了
石川県出身。東京学芸大学大学院修了。第17回京都フランス音楽アカデミーにてスカラシップ賞、フジテレビKBK 賞を受賞、パリのエコール・ノルマル音楽院に奨学生として留学。マルセイユ・フランス国立オペラ研修所修了。2011 年ジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門本選出場。13 年パリ・ベラン国際音楽コンクール声楽部門第 2 位。フランス、イタリアなどヨーロッパ各地でのコンサートやフェスティバルに出演。国内ではオーケストラ・アンサンブル金沢、東京フィル、都響、トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズなどの公演にソリストとして出演。0歳からのみんなのコンサート主宰。二期会オペラ研修所フランス語原語講師。

■メゾ・ソプラノ:春山暁子 Akiko Haruyama, Mezzo-Soprano アドバンスト・コース第3期修了
国立音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻(ドイツ歌曲)修了。第10回東京国際声楽コンクール第2位、第15回イタリアコンコルソ MusicArte グランプレミオ大賞(最高位)、日本トスティ歌曲コンクール2023入賞及び特別賞受賞。2023 年 7 月、ヴェネツィアで開催されたジョルジョ・チーニ財団によるヴィヴァルディ・アカデミーを修了、G. ベルタニョッリにイタリアバロックを学ぶ。また、ルッカ・ベルカント・インスティトゥートにてバロックからヴェリズモまで幅広く学んだ。オペラではこれまでに『みづち』黒姫役、オルフェオ、ケルビーノ、ドラベッラ、マッダレーナ、アンニーナ役などで出演。群馬音楽協会会員。

■バス:片山将司 Masashi Katayama, Bass プリマヴェーラ・コース第1期修了
東京藝術大学大学院修士課程修了。『魔笛』ザラストロ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドン・アルフォンソ、『トゥーランドット』ティムール、『ラ・ボエーム』コッリーネなどのレパートリーを持つ。2004年、『エレクトラ』年老いた下僕役で新国立劇場にデビュー。同劇場においては、世界的音楽家たちによる様々な公演にカバーキャストとして携わる。18年セイジ・オザワ松本フェスティバルにて子どものためのオペラ『ジャンニ・スキッキ』シモーネ役で出演。21年、東京・春・音楽祭『マクベス』に亡霊I/伝令の2役で出演し、リッカルド・ムーティと共演した。大妻多摩中学高等学校講師。日本声楽アカデミー会員。

■テノール:櫻田 亮 Makoto Sakurada, Tenor コーチング・ファカルティ
東京藝術大学大学院修士課程修了。イタリアのボローニャ音楽院に学ぶ。2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)。ソリストとしての多彩な活動に加え、イタリア初期バロック・オペラのスペシャリストとしてヨーロッパ各地で活躍。国内では01年新国立劇場『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ役、06年サントリーホール ホール・オペラ®『トゥーランドット』ポン役、08年北とぴあ国際音楽祭『騎士オルランド』メドーロ役など多数の公演に出演。バロックから古典派の作品をレパートリーとし、その端正かつ正確な歌唱で好評を博している。二期会会員。東京藝術大学教授。

■バリトン:増原英也 Hideya Masuhara, Baritone コーチング・ファカルティ
東京藝術大学大学院修士課程修了。2008年『ファルスタッフ』フォード役でオペラ・デビュー。以後、『チェネレントラ』『ラ・トラヴィアータ』『リゴレット』『仮面舞踏会』『シモン・ボッカネグラ』『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』など多数のオペラで主要な役を演じる。10年よりイタリア留学。パルマのテアトロ・レージョでは『結婚手形』ズルック役、韓国大邱オペラフェスティヴァルでは『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ役で出演。14年パルマ国立アッリゴ・ボーイト音楽院を最高位で修了後、帰国。日生劇場『セビリアの理髪師』バルトロ役、二期会『トスカ』スカルピア役を務める。二期会会員。

ピアノ:古藤田みゆき Miyuki Kotouda, Piano コーチング・ファカルティ
日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。東京二期会、藤原歌劇団などのオペラ団体で音楽スタッフとして経験を積む。1993年から2010年までサントリーホール「ホール・オペラ®」のチーフ音楽スタッフを務め、世界的な指揮者や歌手から厚い信頼を得た。国内外のコンクール、音楽祭、マスタークラスにも招かれている。また、オーケストラ・パートをピアノ一台で演奏するオペラ全曲公演に数多く出演するほか、声楽の共演者として、リーダーアーベントをはじめリサイタルやコンサートでも活躍している。2022年、NHK「クラシック倶楽部」出演。

ナビゲーター:朝岡 聡 Satoshi Asaoka, Navigator
慶應義塾大学卒業。テレビ朝日にアナウンサーとして入社し、各種スポーツ中継のほか「ニュースステーション」初代スポーツキャスターとして活躍。1995年フリーとなってからはテレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシックコンサートの企画構成や司会でもコンサート・ソムリエとして活動のフィールドを広げている。とくにオペラと古楽ではユニークな評論が注目を集めており、クラシックの語り部としても幅広く活動中。興味深い内容を軽妙な語り口で展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。日本ロッシーニ協会副会長。東京藝術大学客員教授。

■音楽統括:ジュゼッペ・サッバティーニ Giuseppe Sabbatini, Music Director エグゼクティブ・ファカルティ
世界的テノール歌手の活動を経て指揮者・声楽指導者に転向。指揮ではヨーロッパ、日本を中心に世界各地で活動し、マリエッラ・デヴィーアら一流歌手と共演。声楽指導者としては、母校のサンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)やヴェルディ音楽院(ミラノ)、イタリア国立ラティーナ音楽院などで教鞭を執るほか、主要な国際コンクールの審査委員を歴任。2023年9月開催のアルフレード・クラウス国際声楽コンクールでは、審査委員長を務めた。プッチーニ・フェスティバル・アカデミー(トッレ・デル・ラーゴ)マスタークラス講師。ローマ歌劇場ユース合唱団指揮者。

以上

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