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ニュースリリース
  • No.sh0412(2023/9/6)

サントリーホール室内楽アカデミー特別公演
大阪国際室内楽コンクール2023弦楽四重奏部門第2位記念
ほのカルテット リサイタル

ほのカルテット
©️N.Ikegami

大阪国際室内楽コンクール2023 本選での演奏
©️日本室内楽振興財団

サントリーホール室内楽アカデミーから大阪国際室内楽コンクール初の入賞団体誕生!

――見事な音のコントラスト、表現力豊かなアプローチ、技術の完成度の高さで、傑出していた
『Classical Voice America』より

 サントリーホールは2023年12月19日(火)19:00より、ブルーローズ(小ホール)で、サントリーホール室内楽アカデミー特別公演 大阪国際室内楽コンクール2023弦楽四重奏部門第2位記念 ほのカルテット リサイタルを開催します。
 2023年5月、大阪国際室内楽コンクール&フェスタ2023第1部門(弦楽四重奏)にて、第2位とアンバサダー賞を受賞したほのカルテット。大阪国際室内楽コンクールは、世界7大弦楽四重奏コンクールに数えられる日本で唯一の国際的な室内楽コンクールで、日本人団体としては1996年(第2回)のクァルテット・エクセルシオと並ぶ過去最高位の快挙です。
 ほのカルテットは、東京藝術大学在学のメンバーが2018年に結成。直ぐに頭角を現し、国内の弦楽四重奏コンクールで入賞を果たします。その後メンバーは、読売日本交響楽団(岸本萌乃加)、クラシック音楽に限らず幅広いジャンルでソリストとして活躍(林周雅)、反田恭平が率いるジャパン・ナショナル・オーケストラ(長田健志)、東京交響楽団(蟹江慶行)など、それぞれがプロフェッショナルとしての拠点を持つ中で、22年9月よりサントリーホール室内楽アカデミー第7期生として学んでいます。
 今回のプログラムは、コンクールの課題曲7曲の中からファイナルで披露し、更なる探求に余念のないベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番をメインに、遊び心溢れるハイドンや洗練されたメンデルスゾーンなど、弦楽四重奏の多彩な魅力が感じられる選曲です。個々のメンバーが豊かな経験を持ちより、グループの飛躍的な成長が著しい「ほのカルテット」。音楽に対する真摯でひた向きな姿勢で、既に若手カルテットの代表としての風格を備える、将来性豊かなグループの躍動にご期待ください。 
※ほのカルテット(弦楽四重奏)インタビュー https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/article/detail/001264.html
※公演詳細はこちらからご覧ください。https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20231219_S_3.html

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

― 記 ―

サントリーホール室内楽アカデミー特別公演
大阪国際室内楽コンクール2023弦楽四重奏部門第2位記念
ほのカルテット リサイタル
Suntory Hall Chamber Music Academy Special Concert
HONO Quartet the 2nd Prize in String Quartet Category
of the Osaka International Chamber Music Competition 2023 

【日時】
2023年12月19日(火)19:00開演(18:30開場)

【会場】
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

【出演】
弦楽四重奏:ほのカルテット *サントリーホール室内楽アカデミー第7期
HONO Quartet, String Quartet Suntory Hall Chamber Music Academy Fellow
 ヴァイオリン:岸本萌乃加 Honoka Kishimoto, Violin
 ヴァイオリン:林 周雅 Shuga Hayashi, Violin
 ヴィオラ:長田健志 Kenshi Nagata, Viola
 チェロ:蟹江慶行 Yoshiyuki Kanie, Cello 

プロフィールはこちら

【曲目】
ハイドン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 Hob. III:38「冗談」
Joseph Haydn: String Quartet in E-flat Major, Hob. III:38, “The Joke”

メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 作品44-2
Felix Mendelssohn: String Quartet No. 4 in E Minor, Op. 44, No. 2 

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 作品127
Ludwig van Beethoven: String Quartet No. 12 in E-flat Major, Op. 127 

【主催】
サントリーホール

【協賛】
リベラ株式会社

【後援】
公益財団法人日本室内楽振興財団/公益財団法人読売日本交響楽団

【チケット料金】
指定席4,500円 サイドビュー席3,000円

【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売:2023年9月13日(水)10時~15日(金)
※先行期間中は窓口での販売はございません。
一般発売:2023年9月16日(土)10時~

【チケット取り扱い】
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
※18:00以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業いたします。
※先行期間中は窓口での販売はございません。
チケットぴあ t.pia.jp
イープラス eplus.jp

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。 

【プロフィール】
■弦楽四重奏:ほのカルテット
HONO Quartet, String Quartet
2023年5月大阪国際室内楽コンクール2023第1部門(弦楽四重奏)において、日本人団体として過去最高の第2位およびアンバサダー賞を受賞した。24年12月にミュンヘンで開催される室内楽フェスティバル、メンシュ-クラング-ラウム・ビエンナーレに、同コンクールのアンバサダーとして参加を予定している。
18年1月東京藝術大学在学中に結成。五嶋みどりプロデュースICEPメンバーと共演し、五嶋みどりにアドバイスを受ける。始動半年で第4回宗次ホール弦楽四重奏コンクールにて第3位およびハイドン賞(課題曲賞)を受賞。19年5月、第8回秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門にて第1位受賞。2021年度プロジェクトQ・第19章に参加。20年より松尾学術振興財団の奨学金を受ける。これまでに松原勝也、市坪俊彦に師事。現在は山崎伸子の元で研鑽を積んでいる。サントリーホール室内楽アカデミー第7期フェロー。 

ヴァイオリン:岸本萌乃加 Honoka Kishimoto, Violin
岡山県倉敷市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、同大学を首席で卒業し、アカンサス音楽賞および三菱地所賞受賞。同大学院修士課程修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。東京音楽コンクール第1位。日本音楽コンクール第3位。読売日本交響楽団次席第1ヴァイオリン奏者。

ヴァイオリン:林 周雅 Shuga Hayashi, Violin
東大阪市出身。佐渡裕が率いるスーパーキッズ・オーケストラにてコンサートマスターを務める。全日本学生音楽コンクール大阪大会小学校の部第2位。横浜市民賞受賞。題名のない音楽会プロジェクト「題名プロ塾」にてプロデビューを果たす。ジャンプSQミュージカル「憂国のモリアーティ」ヴァイオリン担当。

ヴィオラ:長田健志 Kenshi Nagata, Viola
兵庫県宍粟市出身。4歳よりヴァイオリンを始める。佐渡裕が率いるスーパーキッズ・オーケストラに高校1年生で入団し、ヴィオラに転向する。東京藝術大学卒業。これまでにヴィオラを大槻桃子、大野かおる、市坪俊彦に師事。現在、反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラに所属。

チェロ:蟹江慶行 Yoshiyuki Kanie, Cello
愛知県名古屋市出身。10歳よりアメリカにてチェロを始める。2017年に東京藝術大学音楽学部、20年に同大学院を卒業。第68回全日本学生音楽コンクールチェロ部門第2位。18年1月に東京交響楽団チェロ奏者に就任。これまでに、O. ドルガーヤ、林良一、高木俊彰、山崎伸子、中木健二に師事。

サントリーホール室内楽アカデミーについて
プロフェッショナルを目指す若手演奏家の成長と成熟を図り、修了生のキャリアアップ支援を目標として2010年に開講。2年間(1期)にわたり毎月定例のワークショップを行う。国内外の第一線で活躍する音楽家とともに、世代を超えて室内楽の喜びや真髄を分かち合う“育成の場”であり、室内楽の楽しさと深さを聴き手と分かち合う“演奏の場”も提供している。これまでに葵トリオ(ピアノ三重奏、18 年ミュンヘン国際音楽コンクール第1位)のメンバー(小川響子、伊東裕、秋元孝介)や、クァルテット・インテグラ(弦楽四重奏、21年バルトーク国際コンクール第1位、22年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位および聴衆賞[三澤響果、菊野凜太郎、山本一輝、築地杏里])を輩出。現在は第7期生(2022年9月~24年6月)として、7グループ・26名を迎えている。

「室内楽を演奏する人たちの間にあるのは、年齢や経験の違いを超え、いっしょに音楽をつくり、楽しみ、素晴らしいものを共有することです。この室内楽アカデミーで一番大切にしたいのは、「教える―教わる」ではない、皆が対等な音楽家として向かい合う時間です。いっしょにつくっていく過程では、演奏したいことを言葉にも音にもしないといけない。そんなふうに音楽することそのものを楽しめる人になってほしい。そういう楽しみを分かち合える人たちが、輪が広がるようにつながっていく場所、それがサントリーホール室内楽アカデミーです。」

サントリーホール館長:堤 剛アカデミー・ディレクター

 

以上

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