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ニュースリリース
  • No.sh0397(2023/1/27)

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2023
2023年6月3日(土)~18日(日)開催

CMG2022公演より

エリアス弦楽四重奏団 ©Kaupo Kikkas

2011年から続く初夏の恒例、ブルーローズ(小ホール)で行う国内最大規模の室内楽の祭典
国境や世代を超えた演奏家を迎える多彩な12企画21公演、有料オンライン配信は5公演で実施

 サントリーホールは、2023年6月3日(土)~18日(日)の16日間チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)12企画21公演をブルーローズ(小ホール)で開催します。
 クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を、もっと気軽に楽しんでいただきたいと2011年から始まった「チェンバーミュージック・ガーデン」。ブルーローズ(小ホール)の親密な空間で演奏者の息遣いや表情を間近に体感できる国内最大規模の初夏の室内楽の祭典として育まれてきました。好評の早割チケット(期間限定、特別価格)は、2月18日(土)の一般発売より先がけて、2月4日(土)から13日(月)まで購入いただけます。(サントリーホール・メンバーズ・クラブ会員対象、WEBにて即日入会可・年会費無料)
 また「有料オンライン配信(ライブ&リピート配信)」を5公演で実施。室内楽ならではの目配せが飛び交う臨場感あふれる様子を、公演から1週間限定で、何度でも繰り返し、お好きな場所で気軽にお楽しみいただけます。 

【CMG 2023概要】 ※公演詳細は次頁以降(各公演概要)を参照ください。
オープニングの「堤剛プロデュース」は、サントリーホール館長の堤剛(チェロ)が、吉野直子(ハープ)と須関裕子(ピアノ)と共に世界各国の音楽をめぐるプログラムで幕開けします。CMG恒例企画の「ベートーヴェン・サイクル(弦楽四重奏曲全曲演奏)には1998年にマンチェスターで結成、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をレパートリーの中核に据えてきたエリアス弦楽四重奏団が初来日し、創意工夫に富んだ全6回のサイクルを披露します。2022年度の高松宮殿下記念世界文化賞若手芸術家奨励制度に選出されたドイツのクロンベルク・アカデミーの初来日公演も実現。指導者、卒業生、在校生が2日間にわたって世界水準の室内楽を披露します。ホルンの世界的なスター奏者でCMGでもお馴染みのラデク・バボラークは、国内外の精鋭や室内楽アカデミー生と木管五重奏、ホルン五重奏や協奏曲など多彩な編成で表現力豊かな音楽を披露します。「ディスカバリー!ナイト」には、哲学的思考のピアニスト・北村朋幹が初登場し、ベートーヴェンの交響曲第2番とショスタコーヴィチの交響曲第15番を、室内楽編成で演奏するチャレンジングな企画に挑みます。フォルテピアノの煌びやかな響きをガット弦のアンサンブルと共に味わう「エラールの夕べ」には佐藤俊介(ヴァイオリン)が満を持して登場します。各メンバーがサントリーホール室内楽アカデミー出身の葵トリオがベートーヴェンのピアノ三重奏曲を1曲ずつ披露する7年プロジェクトは3年目を迎え、ベートーヴェンらしい決意の力強さが感じられる第3番や、若きラフマニノフの大作に挑みます。また、昨年から始まったCMG入門コンサートの「室内楽のしおり」では葵トリオと現役の室内楽アカデミー生が共演し、様々な編成による室内楽の名曲をトークも交えながらお届けします。定番企画としては、室内楽アカデミー・フェローが名曲を抜粋して日頃の研鑽の成果を発表する公演や、平日昼間60分の出演者のトークを交えた親しみやすいコンサート、「プレシャス1 pm」が人気です。小山実稚恵(ピアノ)と堤剛のお馴染みのデュオに加え、中村太地(ヴァイオリン)、宮田まゆみ(笙)が新風を吹き込みます。13年目を迎えるCMGは、様々な時間帯で世界を舞台に飛躍する若き才能たちが数多く出演、室内楽の名曲から稀有な楽器編成や秘曲まで、室内楽初心者から愛好家まで「色とりどりの楽しみ方」が選べる充実したラインナップをご用意しています。

[チケットのお申し込み・お問合せ]
 サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
  ※窓口は公演開催日のみ開演時刻まで営業
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB:suntoryhall.pia.jp
[写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ]
 サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007
 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 suntory.jp/HALL/

CMG2023各公演概要

■会場:全てブルーローズ(小ホール)
■チケット発売:
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 
202324日(土)10時~13日(月)
 ※期間限定の特別価格でご購入いただける早割対象公演があります。
 ※先行(早割)期間中は窓口での販売はございません。
 ※早割の枚数には限りがありますのでお早めにお買い求めください。
 ※セット券・指定早割は先行(早割)期間中のみ販売。
一般発売 2023218日(土)10時~
 サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB suntoryhall.pia.jp
 サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (10:0018:00、休館日を除く)
 サントリーホール窓口 (10:0018:00、休館日を除く)
 ※18時以降開演の公演がある場合は開演時刻まで営業
 ※ペア券・学生席はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取扱い。
 ※学生席は25歳以下、公演当日に学生証提示要。
チケットぴあ t.pia.jp
■CMGオンライン2023:
期間中5公演で有料ライブ&リピート配信(公演から1週間期間限定)を実施します。
一般発売 202359日(火)10時~
■主催:サントリーホール
ホームページでは、チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)の特集ページを開設し、CMG公演関連情報など随時更新しています。(https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/chamber2023/

CMGオープニング 剛プロデュース 2023
チェリスト堤剛が意欲的なプログラムに臨みCMGの幕開けを飾る「堤剛プロデュース」では、信頼の厚いハープの吉野直子と、ピアノの須関裕子と共に、世界各国の音楽をめぐるコンサートを企画しました。国境を超えた精力的な活動で、長年にわたる経験が演奏の細部にまで行き届く堤剛のチェロをたっぷりとご堪能ください。正統派のクラシック音楽から異国情緒が感じられる小品まで、多彩なキャラクターが際立つ8曲の個性的なラインナップです。

【日時】6月3日(土)13:00開演(12:30開場)

【出演】
チェロ:堤 剛
ハープ:吉野直子
ピアノ:須関裕子 

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【曲目】
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D. 821
カザルス:パストラル
グラナドス(カサド 編曲):オペラ『ゴイェスカス』より 間奏曲
ドビュッシー(フォイヤール 編曲):前奏曲集第1巻 より 第8曲「亜麻色の髪の乙女」
シューマン:民謡風の5つの小品 作品102
ドヴォルジャーク:ロンド ト短調 作品94
ラヴェル(バズレール 編曲):ハバネラ形式の小品
ピアソラ:『ル・グラン・タンゴ』 

【チケット料金】指定5,500円 指定早割4,500円 サイドビュー4,000円 学生1,000円

 

エリアス弦楽四重奏団 ベートーヴェン・サイクル
1998年にマンチェスターで結成。世界有数のコンサートホールやフェスティバルに出演し、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲をレパートリーの中核に据えてきたエリアス弦楽四重奏団が初来日します。世界最高峰の室内楽ホールのひとつ、ロンドンのウィグモアホールでベートーヴェンの全曲演奏・録音を行い、その探求した成果や経験を特設WEBやSNSを通じて発信してきました。全6回のサイクルでは、終楽章の異なる「第13番」を2回演奏するなど、果敢で創意工夫に富んだ「エリアスならではのベートーヴェン“全17曲”」にご期待ください。

【出演】
弦楽四重奏:エリアス弦楽四重奏団
 ヴァイオリン:サラ・ビトロック
 ヴァイオリン:ドナルド・グラント
 ヴィオラ:シモーネ・ファン・デア・ギーセン
 チェロ:マリー・ビトロック 

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【日時・曲目】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全曲
I 6月3日(土)19:00開演(18:30開場)
第1番 ヘ長調 作品18-1
第3番 ニ長調 作品18-3
第15番 イ短調 作品132

II 6月5日(月)19:00開演(18:30開場)
第2番 ト長調 作品18-2 
第11番 ヘ短調 作品95「セリオーソ」
第13番 変ロ長調 作品130 *第6楽章は「アレグロ」を演奏

III 6月7日(水)19:00開演(18:30開場)
第5番 イ長調 作品18-5
第9番 ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー第3番」
第14番 嬰ハ短調 作品131

IV 6月10日(土)19:00開演(18:30開場)
第12番 変ホ長調 作品127 
第7番 ヘ長調 作品59-1「ラズモフスキー第1番」

V 6月12日(月)19:00開演(18:30開場)
第6番 変ロ長調 作品18-6
第16番 ヘ長調 作品135
第8番 ホ短調 作品59-2「ラズモフスキー第2番」

VI 6月14日(水)19:00開演(18:30開場)
第4番 ハ短調 作品18-4
第10番 変ホ長調 作品74「ハープ」
第13番 変ロ長調 作品130「大フーガ付」

【チケット料金】
セット券(全6公演、先行発売期間限定60席)24,000円
指定5,000円 指定早割4,000円 サイドビュー3,500円 学生1,000円 ※各日とも 

 

■プレシャス1 pm
気軽に楽しめる平日のお昼間60分コンサート。第一人者たちによる上質な音楽と和やかなトークの「おもてなし」で、心潤う時間をお過ごしいただけます。Vol. 1は、ブラームス国際コンクールヴァイオリン部門第1位の中村太地、NHK交響楽団首席チェロ奏者の辻本玲、実力派ピアニストの佐藤卓史が「青春ブラームス」をテーマとするピアノ三重奏曲を中心に。Vol. 2は、国際的に「笙」を広めてきた第一人者の宮田まゆみと、長年デュオで共演してきたハープの吉野直子との特別な出会い。そしてVol. 3は、CMGで至極の演奏を披露してきた小山実稚恵と堤剛の素敵な二重奏です。

【日時・出演・曲目】
Vol. 1 青春ブラームス 
6月5日(月)13:00~14:00(12:30開場) 
ヴァイオリン:中村太地
チェロ:辻本 玲
ピアノ:佐藤卓史
*第31回青山音楽賞バロックザール賞受賞団体

ブラームス:スケルツォ ハ短調 WoO 2
ブラームス:6つの歌曲 作品3 より 第5曲「見知らぬ土地で」、第6曲「リート」(チェロとピアノ用編曲)
クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品17 より 第1楽章
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 作品8(改訂版)

Vol. 2 ハープと笙の特別な出会い 
6月8日(木)13:00~14:00(12:30開場) 
ハープ:吉野直子
笙:宮田まゆみ

細川俊夫:『うつろひ』
川上 統:『櫛海月(くしくらげ)』
ドビュッシー:『小組曲』より 第1曲「小舟にて」
フォーレ:パヴァーヌ 作品50
雅楽:黄鐘調(おうしきちょう)調子
ほか

Vol. 3 ロシアのチェロ・ソナタ 
6月14日(水)13:00~14:00(12:30開場) 
ピアノ:小山実稚恵
チェロ:堤 剛

シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 作品119 

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【チケット料金】指定2,500円 サイドビュー1,500円 ペア4,000円(同一公演の指定×2枚)※各日とも

 

■葵トリオ ピアノ三重奏の世界~7年プロジェクト第3回
ミュンヘン国際音楽コンクール優勝以来、内外で大きな反響を呼んでいる葵トリオ。CMGでは、2027年に迎えるベートーヴェン没後200年にむけてピアノ三重奏曲を1曲ずつ、また多彩な作品に葵トリオならではの磨きをかける7年プロジェクトに臨んでいます。今回は、ベートーヴェンらしい決意の力強さが感じられる第3番から始まり、チャイコフスキーの名曲「偉大なる芸術家の思い出に」を彷彿とさせる、若きラフマニノフの大作にご期待ください。

【日時】6月9日(金)19:00開演(18:30開場) *CMG online

【出演】
ピアノ三重奏:葵トリオ
 ピアノ:秋元孝介
 ヴァイオリン:小川響子
 チェロ:伊東 裕 

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【曲目】
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 作品1-3
ドビュッシー:ピアノ三重奏曲 ト長調
ラフマニノフ:『悲しみの三重奏曲』第2番 ニ短調 作品9(1907年版)

【チケット料金】指定4,500円 指定早割3,500円 サイドビュー3,000円 学生1,000円 

 

室内楽のしおり~葵トリオとホープたち
演奏者と楽器を間近に体験できるCMGの入門コンサートです。今回は、室内楽アカデミーを修了して各地でピアノ三重奏の魅力を広める葵トリオと、溌溂とした現役のアカデミー・フェロー(受講生)が初めて共演し、ピアノと弦楽器の濃密なアンサンブルをトークも交えながらお届けします。様々な編成による室内楽の名曲を、ダイジェスト版でたっぷりとお楽しみください。(対象:小学生以上、休憩なしの75分)

【日時】6月11日(日)11:00~12:15(10:30開場)

【出演】
ピアノ三重奏:葵トリオ
 ピアノ:秋元孝介
 ヴァイオリン:小川響子
 チェロ:伊東 裕
サントリーホール室内楽アカデミー選抜フェロー 

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【曲目】
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調 作品67 より 第4楽章
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 作品60 より 第3楽章
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44 より 第3楽章
メンデルスゾーン:ピアノ六重奏曲 ニ長調 作品110 より 第1楽章
ほか

【チケット料金】指定2,500円 サイドビュー1,500円 ペア4,000円(指定×2枚)

 

■ラデク・バボラークの個展’23~若き音楽仲間とともに
ホルンの世界的なスター奏者として、また近年は指揮者・教育者としての活躍も目覚ましいラデク・バボラーク。国際的な大舞台に数多く立ち、偉大な指揮者やソリストたちとの共演で得た体験を、若い音楽家たちに伝えていきます。今回は、海外と日本の精鋭にたちによる木管五重奏や、室内楽アカデミーと共演するホルン五重奏や協奏曲など、技術と経験に裏打ちされたバボラークならではの表現力豊かな音楽を、多彩な編成でお楽しみいただけます。

【日時】6月11日(日)18:00開演(17:30開場) *CMG online

【出演】
ホルン:ラデク・バボラーク
フルート:瀧本実里
オーボエ:荒木奏美
クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ
ファゴット:ミハエラ・シュパチュコヴァー
サントリーホール室内楽アカデミー選抜フェロー 

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【曲目】
ライヒャ:木管五重奏曲 ニ長調 作品91-3 
タファネル:木管五重奏曲 ト短調
モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調 K. 407
パガニーニ:コンチェルティーノ(ファゴット、ホルンと弦楽合奏による)
モーツァルト:アダージョ ハ長調 K. Anh. 94 (580a)
ドニゼッティ(ルロワール 編曲):オーボエ・ソナタ へ長調(ホルンと室内アンサンブル用編曲)

【チケット料金】指定5,500円 指定早割4,500円 サイドビュー4,000円 学生1,000円

 

■ディスカバリー!ナイト~室内楽なシンフォニー
哲学的思考のピアニスト・北村朋幹がCMG初登場!交響曲を室内楽編成で演奏する、チャレンジングな企画に臨みます。ベートーヴェン本人がピアノ三重奏用に編曲した交響曲第2番、そしてショスタコーヴィチが「生涯を振り返った」とされる最後の交響曲第15番では、ピアノ三重奏に13打楽器が加わります。親密な少人数での演奏だからこそ、原曲と異なる可能性を感じさせる2曲を、気鋭の音楽家たちが丁寧に紡ぎ上げます。

【日時】6月13日(火)19:00開演(18:30開場) *CMG online

【出演】
ピアノ:北村朋幹
ヴァイオリン:郷古 廉
チェロ:横坂 源
打楽器:清水 太/西久保友広/藤井里佳 

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【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 作品36(ピアノ三重奏用編曲)
ショスタコーヴィチ(デレヴィアンコ 編曲):交響曲第15番 イ長調 作品141(ピアノ三重奏と13の打楽器用編曲) 

【チケット料金】指定5,000円 指定早割4,000円 サイドビュー3,500円 学生1,000円

 

■クロンベルク・アカデミー日本ツアー~世界の若きソリストと第一線の指導者たち
2022年度の高松宮殿下記念世界文化賞「若手芸術家奨励制度」に選出されたドイツのクロンベルク・アカデミー。長年にわたり世界で活躍する新進気鋭の弦楽器奏者を多数輩出してきましたが、今回はプレイヤーとしても国際的な名声を博す指導者と、既に活躍の場を広げている卒業生、将来を嘱望される在校生たちによる初来日公演が実現します。日本からは、アカデミー講師の今井信子(ヴィオラ)、卒業生の大江馨/毛利文香(ヴァイオリン)や、ヘルメルソンに師事した宮田大(チェロ)も特別に加わる師弟共演など、世界水準の室内楽を間近に感じられる貴重な2日間です。

【日時・曲目】
I 6月15日(木)19:00開演(18:30開場)
ドホナーニ:セレナード ハ長調 作品10
シェーンベルク:『浄められた夜』作品4
ドヴォルジャーク:ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 作品81

II 6月17日(土)19:00開演(18:30開場)
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K. 493
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 作品87
ブラームス:弦楽六重奏曲第2番 ト長調 作品36

【出演】
[講師]
ヴァイオリン:ミハエラ・マルティン
ヴィオラ:今井信子(17日のみ)
チェロ:フランス・ヘルメルソン
[卒業生]
ヴァイオリン:大江 馨/毛利文香
チェロ:宮田 大(15日のみ)
[在校生]
ヴィオラ:ハヤン・パク/サラ・フェランデス
チェロ:アレクサンダー・ヴァレンベルク
ピアノ:ユリアス・アザル 

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【チケット料金】指定5,500円 指定早割4,500円 サイドビュー4,000円 学生1,000円

 

エラールの夕べ~壮年ブラームス
煌びやかな響きをもつ1867年製のエラール(サントリーホール所蔵)を、ガット弦のアンサンブルと共に味わう――サロン風のブルーローズで、演奏された当時に思いを馳せるひと時です。ライブならではの活き活きとしたやり取りが興味深く、CMG初登場の名手たちによる音楽の対話は一瞬たりとも聴き逃がせません。ロマン派室内楽の代表で円熟した筆致が光る、ブラームスの作品99~101をたっぷりとお楽しみください。

【日時】6月16日(金)19:00開演(18:30開場) 

【出演】
ヴァイオリン:佐藤俊介
チェロ:鈴木秀美
フォルテピアノ:スーアン・チャイ
 使用楽器:エラール(1867年製) 

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【曲目】
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 作品99
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 作品101

【チケット料金】指定5,000円 指定早割4,000円 サイドビュー3,500円 学生1,000円

 

ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会
室内楽アカデミー・フェロー(受講生)が日頃の研鑽の成果を発表するフレッシュな演奏会。各作品の演奏前には、出演者の曲目紹介トーク付きで、室内楽がいっそう身近になります。現役生や修了生には、国内外のコンクールでの受賞や、国内外のオーケストラへの入団など、目覚ましい活躍を見せる若手演奏家が多数。真摯な演奏とこれからの躍動にご期待ください。

【日時】
I 6月10日(土)11:00開演(10:30開場) *CMG online
II 6月17日(土)11:00開演(10:30開場)

【出演】
弦楽四重奏:カルテット・インフィニート/クァルテット・フェリーチェ/カルテット・プリマヴェーラ/ほのカルテット(10日のみ)/クレアール・クァルテット
ピアノ三重奏:トリオ・アンダンティーノ/ポルテュス トリオ
[特別ゲスト]I 6月10日(土) ファゴット:ミハエラ・シュパチュコヴァー 

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【曲目】5月中旬に発表予定 

【チケット料金】指定1,500円 指定早割1,000円 サイドビュー1,000円 ※各日とも

 

CMGスペシャル チャレンジド・チルドレンのための室内楽演奏会
コンサートホールで生の演奏に触れる機会の少ない特別支援学校に通う車いす利用者の方々をお招きして存分にお楽しみいただく主旨で、2013年から始まりました。演奏者と客席の距離が近い会場の特性を生かし、室内楽の響きを間近に全身で感じていただけます。

【日時】6月15日(木)11:00開演(10:30開場) ※関係者招待のみ

【出演】
ヴァイオリン:渡辺玲子
ファゴット:ミハエラ・シュパチュコヴァー
ピアノ:江口 玲

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CMGフィナーレ 2023
CMG 2023を煌びやかに彩ってきたアーティストたちが大集合。瑞々しいアンサンブルが表情豊かに花咲きます。各出演者が躍動するプログラムの全容は当日のお楽しみ。国際色豊かで世代を超えた室内楽の饗宴にご期待ください。

【日時】6月18日(日)14:00開演(13:30開場) *CMG online

【出演】
サントリーホール室内楽アカデミー
原田幸一郎/池田菊衛/磯村和英/堤 剛/毛利伯郎/練木繁夫/室内楽アカデミー選抜フェロー
クロンベルク・アカデミー
ミハエラ・マルティン/今井信子/フランス・ヘルメルソン/大江 馨/毛利文香/ハヤン・パク/サラ・フェランデス/アレクサンダー・ヴァレンベルク/ユリアス・アザル
ヴァイオリン:渡辺玲子
ハープ:吉野直子
ピアノ三重奏:葵トリオ
ほか 

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【チケット料金】指定7,000円 指定早割6,000円 サイドビュー5,500円 学生1,000円

 

■CMGオンライン 2023 (有料ライブ&リピート配信)  ※対象公演に“*CMG online” 記載
彩り豊かな「室内楽の庭」を、お好きな場所と時間で気軽に楽しめる「オンライン配信」も5公演でご用意しています。公演当日にどうしてもご来場できない方や、ライブでの演奏をもう一度じっくりと味わいたい方など、音楽の楽しみ方に選択肢が増えました。室内楽ならではの目配せが飛び交う臨場感あふれるコンサートを、公演から1週間の期間限定で、何度でも繰り返し、お好きな時間にお楽しみいただけます。

【視聴券料金】1公演につき1,000円

【対象公演】
6月9日(金)19:00開演 葵トリオ ピアノ三重奏の世界~7年プロジェクト第3回
6月10日(土)11:00開演 ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会 I
6月11日(日)18:00開演 ラデク・バボラークの個展’23~若き音楽仲間とともに
6月13日(火)19:00開演 ディスカバリー!ナイト~室内楽なシンフォニー
6月18日(日)14:00開演 CMGフィナーレ 2023
※視聴期間は、各公演日から7日間

【チケット取り扱い】
一般発売 2023年5月9日(火)10時~
デジタルサントリーホール(サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB/チケットぴあ)
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/dsh/streaming/
イープラス 

※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=suntory.jp/HALL/
※就学前のお子様は同伴・入場いただけません。

 

【プロフィール】
◆弦楽四重奏:エリアス弦楽四重奏団 Elias String Quartet, String Quartet
1998年マンチェスターの王立ノーザン音楽大学在学中に結成。クリストファー・ローランド博士に師事し、ケルン音楽大学ではアルバン・ベルク弦楽四重奏団のもとで研鑽を積んだ。同世代のカルテットの中でも特に情熱的で、活力のみなぎる団体として、瞬く間にその名声を確立。BBC Radio 3「新世代アーティスト」に選出され、2010年にはボルレッティ・ブイトーニ・トラスト・アワードを受賞。カーネギーホール、ウィーン楽友協会、ベルリン・コンツェルトハウス、コンセルトヘボウ、ウィグモアホールなど、世界の名立たる室内楽ホールに出演している。

ピアノ三重奏:葵トリオ Aoi Trio, Piano Trio
第67回ミュンヘン国際音楽コンクールで日本人団体初の優勝後、日本とヨーロッパで活動を続ける。既存のレパートリーだけでなく、演奏機会の少ない作品や邦人作曲家の楽曲も取り上げる活動が注目を集めている。「葵/AOI」は、3人の名字の頭文字をとり、花言葉の「大望、豊かな実り」を意味。これまでに3枚の録音をリリースし、各方面から高い評価を得ている。第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22回ホテルオークラ音楽賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。
http://aoitrio.com/

ピアノ:秋元孝介 Kosuke Akimoto, Piano
東京藝術大学を経て、同大学院音楽研究科修士課程修了。第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール第2位、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール特別賞などを受賞。各地でソロリサイタルを開くほか、オーケストラとの共演や室内楽公演、アウトリーチ活動も積極的に行っている。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。現在は東京藝術大学大学院博士課程に在籍しながら日本とドイツで演奏活動を行っている。

ヴァイオリン:小川響子 Kyoko Ogawa, Violin
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程修了。第10回東京音楽コンクール第1位、聴衆賞を受賞。国内の多くのオーケストラと協演するほか、小澤征爾、アンネ゠ゾフィー・ムター、原田幸一郎、磯村和英、池田菊衛、小山実稚恵、山崎伸子、川本嘉子と共演。サイトウ・キネン・オーケストラに参加。サントリーホール室内楽アカデミー第3期、第4期フェロー。2021年4月までベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーに在籍。

チェロ:伊東 裕 Yu Ito, Cello
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程修了。第77回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、徳永賞を受賞。関西フィル、日本センチュリー響、神戸市室内合奏団、藝大フィルと協演。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、小澤征爾音楽塾オーケストラ、武生国際音楽祭、北九州国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭などに参加。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。東京都交響楽団首席チェロ奏者。

◆フルート:瀧本実里 Misato Takimoto, Flute
栃木県出身。東京音楽大学卒業。フルートを坂本しのぶ、工藤重典に師事し、2016~18年小澤征爾音楽塾に参加。17年、ヤマハ管楽器新人演奏会第21回木管楽器部門、日本フルート協会主催第44回デビューリサイタルに出演。18年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。19年、第24回びわ湖国際フルートコンクール一般部門第1位、第17回東京音楽コンクール木管部門第1位、第88回日本音楽コンクール フルート部門第1位の3冠に輝き、いま最も勢いのあるフルーティストの一人として活躍の場を拡げる。好きな生き物はシャチ。

◆オーボエ:荒木奏美 Kanami Araki, Oboe
在学中の2015年(21歳)より東京交響楽団の首席奏者。第11回国際オーボエコンクール・軽井沢ではアジア勢で初となる第1位、あわせて聴衆賞に輝く。第27回出光音楽賞を受賞。H. ホリガーに認められトリオでツアー公演を行う。ソリストとして東響、都響などと協演。リサイタルや各音楽祭への参加、新曲初演など幅広く取り組んでいる。Ensemble FOVE、反田恭平率いるJapan National Orchestraメンバー。東京藝術大学を首席卒業後、同大学院修士課程修了。

◆クラリネット:アレッサンドロ・ベヴェラリ Alessandro Beverari, Clarinet
1988年ヴェローナ生まれ。9歳よりクラリネットを始める。2009年国立ヴェローナ音楽院を最高得点で卒業後、ピアチェンツァ音楽院、ジュネーヴ州立高等音楽院、ローマのサンタチェチリア音楽院にて研鑽を積む。17年東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者に就任。第4回ジャック・ランスロ国際クラリネットコンクール(横須賀)で優勝。19年チャイコフスキー国際コンクール管楽器部門第3位、その他数々のコンクールで優勝している。パオロ・ベルトラミーニ、ロマン・ギュイオ、アレッサンドロ・カルボナーレに師事。

ファゴット:ミハエラ・シュパチュコヴァー Michaela Špačková, Bassoon
チェコ出身。バレンボイム、ラトル、メータ、ブロムシュテットなどから経験を積み、2022年エッシェンバッハが首席指揮者を務めるベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席ファゴット奏者に就任。またソリストとしても、ミュンヘン室内管弦楽団、ウィーン放送交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。ハンス・アイスラー音楽大学ソリスト・ディプロマ課程および、パリ地方音楽院修了。フォルカー・テスマン、ローラン・ルフェーヴルに師事。また、即興オーケストラとのコラボレーションや、現代作曲家の新作演奏に取り組むなど、その活動は幅広い。

◆ホルン:ラデク・バボラーク Radek Baborák, Horn
18歳でミュンヘン国際コンクール優勝。小澤、バレンボイムをはじめ巨匠たちの信頼も厚く、ソリストとして世界中のオーケストラと、全世界の音楽の殿堂で圧倒的な名演を残し続けている。これまでチェコ・フィル、ミュンヘン・フィル、バンベルク響、ベルリン・フィルのソロ・ホルン奏者を歴任。さらに、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管をはじめとするオーケストラにも参加。また近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、水戸室内管などに客演を重ね、山響首席客演指揮者も務めた。2022/23年シーズンより西ボヘミア交響楽団首席指揮者に就任。

ピアノ:ユリアス・アザル Julius Asal, Piano
メナヘム・プレスラーから「唯一無二の美しい音色、比類ない音の響かせ方」と称賛を受ける。1997年ドイツ生まれ。2017年ヤングコンサートアーティスト欧州オーディションで優勝。オックスフォード・ピアノフェスティバル、ラインガウ音楽祭などに招かれ、フランクフルト旧オペラ座やウィーン楽友協会など世界屈指のコンサートホールでの演奏を経験。フランクフルト音楽舞台芸術大学やハンス・アイスラー音楽大学で学び、21年より、クロンベルク・アカデミーの「サー・アンドラーシュ・シフの若手ピアニスト向け演奏プログラム」を受講中。

ピアノ:江口 玲 Akira Eguchi, Piano
東京藝術大学作曲科、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程、およびプロフェッショナルスタディーを卒業。その後、欧米および日本をはじめとする各国でのリサイタルや室内楽、協奏曲のほか、ギル・シャハム、渡辺玲子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤースなど、数多くのヴァイオリニストたちと定期的に共演。数多くのレコーディングでも高い評価を得ている。現在は東京、ニューヨークと2つの拠点を行き来し、国際的な活躍を続ける。洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学ピアノ科教授。
www.akiraeguchi.com/

◆ピアノ:北村朋幹 Tomoki Kitamura, Piano
東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞受賞、浜松国際ピアノコンクール第3位など数々の国際コンクールで入賞。日本国内をはじめヨーロッパ各地で、演奏活動を定期的に行っており、2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を展開。録音は『ケージ プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』を含む5枚のソロ・アルバムをフォンテックよりリリース。ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業。現在、フランクフルト音楽舞台芸術大学において、イェスパー・クリステンセンのもと歴史的奏法の研究に取り組んでいる。

ピアノ:小山実稚恵 Michie Koyama, Piano
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニストであり、チャイコフスキー、ショパンの二大国際コンクールに入賞した唯一の日本人ピアニスト。『12年間・24回リサイタルシリーズ』や『ベートーヴェン、そして…』が高く評価された。2022年からはサントリーホール・シリーズ『Concerto<以心伝心>』を25年まで開催する。仙台では被災地活動の一環として『こどもの夢ひろば“ボレロ”』を開催。最新CDは、ベートーヴェン・アルバム第2弾『ピアノ・ソナタ第30番・第31番・第32番』。著書に『点と魂と』。平野昭との共著『ベートーヴェンとピアノ』。17年度紫綬褒章を受章。

◆ピアノ:佐藤卓史 Takashi Sato, Piano
高校在学中の2001年、日本音楽コンクールで第1位。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファ音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、07年シューベルト国際コンクール第1位、10年エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞、11年チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール第1位など受賞多数。N響、東響、日本フィル、大阪響、広響、ベルギー国立管などと共演。14年よりシューベルトのピアノ曲全曲演奏プロジェクト「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開中。
www.takashi-sato.jp/

◆ピアノ:須関裕子 Hiroko Suseki, Piano
桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科を首席で修了。16歳で第2回チェルニー=ステファンスカ国際ピアノコンクール第1位。第18回園田高弘賞ピアノコンクール第3位。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第1位。第3回国際室内楽アカデミー(ドイツ)のグランプリを受賞。野平一郎によるピアノ伴奏法講座修了。ソリストとして数多くのオーケストラと協演。室内楽やアンサンブル奏者として国内外の演奏家の信望も厚い。桐朋女子高等学校および桐朋学園大学非常勤講師(ナンバリズミック)。桐朋学園大学嘱託演奏員。

◆ピアノ:練木繁夫 Shigeo Neriki, Piano
1976年ツーソン、79年スリー・リヴァーズ・ピアノコンクールで第1位に輝き、これまでにボストン響、シカゴ響、ピッツバーグ響、ワシントン・ナショナル響、フランス放送フィル、そしてN響など日本の主要なオーケストラと共演。また76年より、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルと世界各地で共演し、絶賛を浴びる。93年第24回サントリー音楽賞を受賞。81~2015年までインディアナ大学で教鞭を執った。これまでに、飯守美絵子、大島正泰、G. シェベークに師事。桐朋学園大学名誉教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

◆フォルテピアノ:スーアン・チャイ Shuann Chai, Fortepiano
モダンピアノとヒストリカルピアノの双方で高い評価を受けている。ベートーヴェン・フェスティバル(オランダ)、ラ・フォル・ジュルネ TOKYO、その他アメリカやヨーロッパの音楽祭やコンサート・シリーズに出演。ベートーヴェンのソナタのCDは、ファンファーレ誌、BBCミュージック・マガジン誌などで熱狂的な批評を獲得。オーバリン大学(アメリカ)でピアノ演奏と生物学の両方の学位を取得し、ニューイングランド音楽院(ボストン)とデンハーグ王立音楽院(オランダ)を修了した。これまでに、ジャック・ラダンスキー、ノーマ・フィッシャーほかに師事。

ハープ:吉野直子 Naoko Yoshino, Harp
ロンドン生まれ。第9回イスラエル国際ハープコンクールに参加者中最年少の17歳で優勝。ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィラデルフィア管、小澤征爾、メータ、クレーメル、パユなど、国内外の主要オーケストラ、指揮者、ソリストと数多く共演を重ねている。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹『そして、それが風であることを知った』、細川俊夫『ハープ協奏曲』など初演した作品は数多い。CD録音も活発に行っており、2016年からは自主レーベルのグラツィオーソ(grazioso)による新たな録音プロジェクトを開始。最新盤は『ハープ・リサイタル~Intermezzo~』。21年度毎日芸術賞特別賞受賞。

◆打楽器:清水 太 Futoshi Shimizu, Percussion
東京交響楽団首席ティンパニ奏者。国立音楽大学卒業後、ハノーファ音楽演劇大学に留学。ベルリン国立歌劇場オーケストラ・アカデミーのティンパニ科に合格し、シュターツカペレ・ベルリンの準メンバーのティンパニストとして研鑽を積む。ニーダーザクセン州立ハノーファ歌劇場契約首席ティンパニ奏者、群馬交響楽団第1ティンパニ奏者を歴任。NHK交響楽団、バイエルン州立歌劇場など、国内外のオーケストラにゲスト・ティンパニで客演。宮崎国際音楽祭、ARKシンフォニエッタにティンパニストとして参加。洗足学園音楽大学非常勤講師。

◆打楽器:西久保友広 Tomohiro Nishikubo, Percussion
東京音楽大学を経て、東京音楽大学大学院修士課程修了。第10回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞および兵庫県教育委員会賞受賞。第10回JILA音楽コンクール打楽器部門第1位受賞。第22回日本管打楽器コンクール第2位受賞。第10回神戸新聞文化財団松方ホール音楽賞大賞受賞。現在、読売日本交響楽団打楽器奏者。ユーフォニアム奏者の外囿祥一郎とのデュオCD『日本のうた』、『プレリュード』(レコード芸術準特選盤)リリース。玉川大学、昭和音楽大学、東京音楽大学で後進の指導にあたる。

◆打楽器:藤井里佳 Rika Fujii, Percussion
桐朋学園大学音楽学部卒業。読売新聞社主催第72回新人演奏会出演。日本打楽器協会主催第18回新人演奏会最優秀新人賞受賞。オーケストラ、吹奏楽、映画、劇中での演奏をはじめ、和太鼓奏者の顔を持つなど多種多様な活動を行う。姉はるかと共に、打楽器姉妹UTARIとして現代打楽器作品の普及活動にも力を注ぎ、リサイタルの定期開催やPASIC(アメリカ)、カナダ、クロアチアほか各国の国際現代音楽祭にてその魅力を発信。アメリカのジュリアード音楽院JSPS特別講師、桐朋学園大学音楽学部、埼玉県立芸術総合高等学校講師。

笙:宮田まゆみ Mayumi Miyata, Sho
東洋の伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者。古典雅楽はもとより、武満徹、J. ケージ、H. ラッヘンマン、細川俊夫など現代作品の初演も多数。プレヴィン、アシュケナージ、小澤征爾、ニューヨーク・フィル、BBC響、ベルリン・ドイツ響、リヨン国立管、チェコ・フィルなど国内外の主要オーケストラや指揮者と数多く共演。ザルツブルク、ウィーン、ルツェルン、シュレースヴィヒホルシュタイン、パリの秋、タングルウッドなど各国の音楽祭への参加、ウィーン、パリ、アムステルダム、ミラノ、ニューヨークなどでのリサイタルと幅広く活躍。

◆ヴァイオリン:池田菊衛 Kikuei Ikeda, Violin
鷲見三郎、ジョセフ・ギンゴールド、ナタン・ミルスタイン、齋藤秀雄、ドロシー・ディレイ、ジュリアード弦楽四重奏団に師事。東京クヮルテット第2ヴァイオリン奏者(1974〜2013)。元イェール大学教授。現在、桐朋学園やメドマウント・スクール・オブ・ミュージックで教鞭を執る。録音は40枚以上、グラミー賞に7回ノミネートされ、ドイツStern賞、外務大臣表彰をはじめ数多くの賞を受ける。サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

◆ヴァイオリン:大江 馨 Kaoru Oe, Violin
レオポルト・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール第3位および委嘱作品最優秀解釈賞、日本音楽コンクール第1位など国内外で入賞多数。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースに特待生として入学。同時に慶應義塾大学法学部で学び、卒業。その後ドイツのクロンベルク・アカデミーにて研鑽を積む。ミュンヘン放送管弦楽団、NHK交響楽団をはじめ数多くのオーケストラと共演。これまでに漆原啓子、堀米ゆず子、クリスティアン・テツラフに師事。株式会社文京楽器よりG. Cappaを貸与されている。

◆ヴァイオリン:郷古 廉 Sunao Goko, Violin
1993年生まれ。多賀城市出身。2013年ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール優勝。現在、国内外で最も注目されている若手ヴァイオリニストのひとり。デビュー以来各地のオーケストラと共演。17年より3年かけてベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を演奏するシリーズにも取り組んだ。勅使河原真実、G. ボッセ、辰巳明子、P. ヴェルニコフに師事。使用楽器は1682年製アントニオ・ストラディヴァリ(Banat)。個人の所有者の厚意により貸与される。2019年第29回出光音楽賞受賞。23年4月、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターに就任。

◆ヴァイオリン:佐藤俊介 Shunsuke Sato, Violin
モダン、バロック双方の楽器で世界的に活躍。モダンでは、ベルリン・ドイツオペラ管、バイエルン放送響、フィラデルフィア管などと共演。バロックでは、2018年より23年6月1日までオランダ・バッハ協会第6代音楽監督を務める予定であり、19年の日本ツアーを成功させた。コンチェルト・ケルンのコンサートマスターも務める。10年、第17回ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクールで第2位および聴衆賞受賞。出光音楽賞、S&Rワシントン賞受賞。19年度第61回毎日芸術賞、第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。13年よりアムステルダム音楽院古楽科教授。CDも多数リリース。

◆ヴァイオリン:中村太地 Daichi Nakamura, Violin
日本人初優勝を果たしたブラームス国際コンクールをはじめ、若い音楽家のためのチャイコフスキー、ハチャトゥリアン、クライスラーなど権威ある国際コンクールにて多数受賞。NDR北ドイツ放送フィルハーモニー交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団など国内外のオーケストラと共演するほか、伝統あるクフモ室内楽音楽祭に招かれるなど国際的に活動中。使用楽器は1738年製グァルネリ・デル・ジェス“ソフィー・ハース”(キタヤマコーポレーション(株)北山英樹氏より貸与)。
daichinakamura.net/

ヴァイオリン:原田幸一郎 Koichiro Harada, Violin
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年に東京クヮルテットを結成し、12年間第1ヴァイオリンを務めた。DGG、CBS、RCAなどに録音を残し、モントルー・ディスク大賞グランプリを受賞。グラミー賞にも数回にわたりノミネートされた。近年は指揮者としても活躍するほか、教育方面にも力を注ぎ、門下生には数多くの国際コンクール入賞者がいる。現在、桐朋学園大学特命教授、東京音楽大学特任教授。マンハッタン音楽院やサントリーホール室内楽アカデミーのファカルティとして後進の指導にあたる。

ヴァイオリン:ミハエラ・マルティン Mihaela Martin, Violin
ルーマニア生まれ。S. ゲオルギュへの師事を通じて、オイストラフ、エネスクの系譜を引き継ぐヴァイオリニストである。19歳でチャイコフスキー国際コンクール第2位受賞、のちにインディアナポリス国際ヴァイオリンコンクールで優勝。マズア、アーノンクール、デュトワ、N. ヤルヴィらの指揮でBBC響、ロイヤル・フィル、モントリオール響、ゲヴァントハウス管などと共演。世界各地の室内楽音楽祭にも参加。ミケランジェロ弦楽四重奏団のメンバー。ケルン音楽大学教授、バレンボイム゠サイード・アカデミーでも教鞭を執る。

◆ヴァイオリン:毛利文香 Fumika Mohri, Violin
2012年にソウル国際音楽コンクールで、日本人として最年少で初優勝。15年のパガニーニ、エリザベート王妃の両国際コンクールの入賞を経て、19年にはモントリオール国際音楽コンクール第3位。15年からクロンベルク・アカデミーで学び、ソリストとしてベルギー国立管やクレメラータ・バルティカなどと共演。サー・アンドラーシュ・シフやタベア・ツィンマーマン、伊藤恵、堤剛らと室内楽も演奏している。トリオ・リズル、エール弦楽四重奏団、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団のメンバー。

ヴァイオリン:渡辺玲子 Reiko Watanabe, Violin
超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性で世界のヴァイオリン界をリードする逸材。ヴィオッティ、パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。以来、ワシントン・ナショナル響、フィルハーモニア管、シュターツカペレ・ドレスデン、サンクトペテルブルク響など数多くの欧米アジア各国のオーケストラや世界的指揮者と共演。またバレエとの共演や青少年のためのレクチャーコンサートなど音楽の魅力を広く伝える活動にも取り組んでいる。国際教養大学特任教授。2018年には世界で活躍する女性に与えられる「パブリック・リコグニション・アウォード」を受賞。

ヴィオラ:磯村和英 Kazuhide Isomura, Viola
桐朋学園とジュリアード音楽院で学ぶ。1969年東京クヮルテットを結成し、ミュンヘン国際音楽コンクール第1位を受賞後、44年間にわたりニューヨークを拠点に世界各地で演奏活動を続けた。東京クヮルテットでの録音の受賞歴多数、個人としてもソロやソナタのCDをリリース。2014年アメリカ・ヴィオラ協会よりキャリア・アチーヴメント賞を授かる。現在、桐朋学園特命教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。 

◆ヴィオラ:今井信子 Nobuko Imai, Viola
桐朋学園大学卒業。イェール大学、ジュリアード音楽院を経て、1967年ミュンヘン、68年ジュネーヴ両国際コンクール最高位入賞。70年西ドイツ音楽功労賞受賞。これまでにベルリン・フィル、ロンドン響、パリ管などと、また室内楽ではアルゲリッチ、クレーメル、マイスキー、MIDORIらと共演。「ヴィオラスペース」の企画・演奏に携わるなどヴィオラ界をリードする存在として目覚ましい活躍をしている。クロンベルク・アカデミーのほかソフィア王妃高等音楽院、アムステルダム音楽院などで後進の指導も行っている。

ヴィオラ:ハヤン・パク Hayang Park, Viola
1998年生まれ。2018年よりソフィア王妃高等音楽院で学び、21年からクロンベルク・アカデミーで今井信子に師事。17年第15回東京音楽コンクール弦楽部門第3位入賞。21年東京国際ヴィオラコンクール第1位。これまでに世界各国の音楽祭に参加するほか、ジュネーヴのヴィクトリアホール、ルイ・ヴィトン財団美術館、小澤征爾の指揮で松本市音楽文化ホールでも演奏している。19年ヴェルビエ音楽祭&アカデミーと小澤征爾スイス国際音楽アカデミーに参加。スティーヴン・イッサーリス、クリスティアン・テツラフなどと共演。

ヴィオラ:サラ・フェランデス Sara Ferrández, Viola
1995年マドリード生まれ。ソフィア王妃高等音楽院を経て、ハンス・アイスラー音楽大学でタベア・ツィンマーマンに師事。現在はクロンベルク・アカデミーで、今井信子のもと研鑽を積んでいる。世界の名だたるコンサートホールでの演奏や、ヴェルビエ音楽祭などの国際音楽祭に参加。ジャニーヌ・ヤンセン、樫本大進ら名高い音楽家たちと共演。2019~22年ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに所属。ウェスト゠イースタン・ディヴァン管弦楽団のメンバー。ムター・ヴィルトゥオージの一員として、アンネ゠ゾフィー・ムターと度々共演。

◆チェロ:鈴木秀美 Hidemi Suzuki, Cello
チェロ、指揮、執筆、録音ディレクター、教育と活動は多岐にわたり、サントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。2001年オーケストラ・リベラ・クラシカを創立、アルテ・デラルコからその録音や室内楽などをリリース。国内外のオーケストラに指揮者および独奏者として客演。山形交響楽団首席客演指揮者。21年より神戸市室内管弦楽団の音楽監督に就任。著書に『『古楽器』よ、さらば!』『ガット・カフェ』『無伴奏チェロ組曲』『通奏低音弾きの言葉では、』。録音多数。東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師。

チェロ:辻本 玲 Rei Tsujimoto, Cello
東京藝術大学首席卒業後、シベリウス・アカデミー、ベルン芸術大学に留学。これまでに、日本音楽コンクール第2位および聴衆賞、ガスパール・カサド国際チェロコンクール第3位および日本人作品最優秀演奏賞や、青山音楽賞新人賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞など多数受賞。ベルリン交響楽団やロシア国立交響楽団など著名なオーケストラと共演のほか、室内楽でも活動。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1730年製アントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。NHK交響楽団首席チェロ奏者。
www.rei-tsujimoto.com/

◆チェロ:堤 剛 Tsuyoshi Tsutsumi, Cello
名実ともに日本を代表するチェリスト。桐朋学園で齋藤秀雄に師事。1961年インディアナ大学(アメリカ)に留学、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年ミュンヘン国際音楽コンクール第2位、カザルス国際コンクール第1位入賞。2009年秋の紫綬褒章を受章。13年文化功労者に選出、17年毎日芸術賞受賞。1988年より2006年までインディアナ大学の教授を、04年より13年まで桐朋学園大学学長を務めた。07年9月サントリーホール館長に就任。日本芸術院会員。22/23シーズンには、80歳記念公演を行うなど、精力的に演奏活動を行っている。

◆チェロ:フランス・ヘルメルソン Frans Helmerson, Cello
スウェーデン出身。チェリビダッケより多大な音楽的影響を受け、ロストロポーヴィチらに師事。1971年、カサド国際チェロコンクール優勝。ソリスト、指揮者として世界各地でのコンサートや録音が非常に高く評価されている。また室内楽にも情熱を注ぎ、ヴェルビエ音楽祭などヨーロッパの主要音楽祭の常連である。2002年ミケランジェロ弦楽四重奏団を結成。06年よりクロンベルク・アカデミー・スタディ・プログラムで教授を務め、バレンボイム゠サイード・アカデミーでも教鞭を執る。

◆チェロ:毛利伯郎 Hakuro Mori, Cello
10歳よりチェロを始め、桐朋学園、ジュリアード音楽院で学ぶ。在学中より、ニューヨークを中心にアメリカ、ヨーロッパの各地で、室内楽やソロなど多彩な活動を展開。1985年に帰国。2015年まで読売日本交響楽団ソロ・チェロ奏者を務めたほか、東京ピアノ・トリオ、桐五重奏団、水戸カルテット、その他多くのシリーズのメンバーまたはゲストとして出演し、好評を博している。東京音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授、サントリーホール室内楽アカデミー・ファカルティ。

チェロ:宮田 大 Dai Miyata, Cello
2009年ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。これまでに参加した全てのコンクールで優勝を果たしている。その圧倒的な演奏は、作曲家や共演者からの支持が厚く、世界的指揮者・小澤征爾にも絶賛され、日本を代表するチェリストとして国際的な活動を繰り広げている。スイスのジュネーヴ音楽院卒業、ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”である。

◆チェロ:横坂 源 Gen Yokosaka, Cello
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コースを経て、シュトゥットガルト国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学で研鑽を積む。ビバホールチェロコンクール最年少優勝、全ドイツ学生音楽コンクール優勝(室内楽部門)、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位。出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、ホテルオークラ音楽賞受賞。鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン゠ギアン・ケラスに師事。2020年には『シューマン&メンデルスゾーン(ピアノ:加藤洋之)』をリリースし、レコード芸術誌で特選盤に選ばれた。

◆チェロ:アレクサンダー・ヴァレンベルク Alexander Warenberg, Cello
1998年オランダ生まれ。8歳よりアムステルダム音楽院で学ぶ。2016年からバレンボイム゠サイード・アカデミーで、19年からクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事。16年アムステルダムのチェロ・ビエンナーレをはじめ、数多くの国際コンクールで第1位受賞。ソリストや室内楽奏者として、オランダ国内外で数多くのオーケストラと共演。これまでにヴェルビエ音楽祭&アカデミーや、ユトレヒト国際室内楽音楽祭などに参加。コンセルトヘボウで度々演奏し、ジャニーヌ・ヤンセン、メナヘム・プレスラーとの共演経験がある。

以上

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