リッカルド・ムーティ |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2020年公演より) |
ムーティ80歳&サントリーホール35周年記念
サントリーホールは「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2021」を11月に開催します。
1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了しています。
サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきました。19回目となる今年は、フィルハーモニア管弦楽団首席指揮者、フィラデルフィア管弦楽団とミラノ・スカラ座では音楽監督を歴任し、シカゴ交響楽団の音楽監督を務める世界的巨匠リッカルド・ムーティが13年ぶりにウィーン・フィルと来日を果たします。ムーティは今年80歳を迎え、互いに“特別な存在”と認め合うウィーン・フィルとは、初共演から50周年。その特別な年の始まりには、史上初の無観客ライブ配信となったニューイヤー・コンサート2021において、まさに一心同体の演奏を世界中に届け、大きな感動をよびました。相思相愛のコンビが聴かせてくれるのは、十八番ともいえるモーツァルトとシューベルトの作品、そしてウィーン楽友協会とも関わりの深いストラヴィンスキーと、ムーティの故郷を冠したメンデルスゾーンの交響曲というプログラムが予定されており、ムーティとウィーン・フィルによる至高の演奏に期待がかかります。
さらに期間中「音楽文化の実りと豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス、青少年プログラム、無料公開リハーサルを開催します。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ました。サントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、東北や熊本の被災地での活動を継続して行っています。本年も音楽を通じた被災地への支援活動を計画しています。
[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ] サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/ サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10:00~16:00 休館日を除く) [写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ] サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 http://suntory.jp/HALL/ |
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2021
大和証券グループ Presents
リッカルド・ムーティ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
WIENER PHILHARMONIKER WEEK IN JAPAN 2021
Daiwa Securities Group Presents
Riccardo Muti Conducts Wiener Philharmoniker
東京公演
【出演】
指揮:リッカルド・ムーティ Riccardo Muti, Conductor
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
【日時】
2021年11月3日(水・祝)16:00開演(15:20開場) Wednesday, November 3, 16:00
2021年11月8日(月)19:00開演(18:20開場) Monday, November 8, 19:00
2021年11月11日(木)19:00開演(18:20開場) Thursday, November 11, 19:00
2021年11月12日(金)19:00開演(18:20開場) Friday, November 12, 19:00
*10月26日(火)19時開演で予定しておりました「室内楽スペシャル」公演は、来日日程の変更により、日程を再調整させていただきます。
【曲目】※各日程のプログラムは2021年4月現在調整中
プログラムA
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
Wolfgang Amadeus Mozart: Symphony No. 35 in D Major, K. 385, “Haffner”
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D. 944「グレイト」
Franz Schubert: Symphony No. 8 in C Major, D. 944
プログラムB
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D. 417「悲劇的」
Franz Schubert: Symphony No. 4 in C Minor, D. 417, “Tragic”
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント~バレエ音楽『妖精の接吻』による交響組曲~
Igor Stravinsky: Divertimento―Symphonic Suite from The Fairy’s Kiss
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」
Felix Mendelssohn: Symphony No. 4 in A Major, Op. 90, “Italian”
【会場】サントリーホール 大ホール Suntory Hall, Main Hall
【チケット料金】
S席39,000円 A席34,000円 B席29,000円 C席24,000円 D席19,000円(税込み)
S ¥39,000 A ¥34,000 B ¥29,000 C ¥24,000 D ¥19,000 (Tax incl.)
【チケット発売】
◆サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売は4月、一般発売は5月を予定しておりましたが、現在、発売時期を調整中です。発売日が決まりましたら、サントリーホール ウェブサイト等でご案内いたします。(サントリーホール・メンバーズ・クラブのTEL会員でDMサービスにご登録されている方には郵送でお知らせいたします)
【主催】サントリーホール
【特別協賛】大和証券グループ
【後援】オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム東京、イタリア大使館、イタリア文化会館
【お問合せ】サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
他都市公演 ※各都市各日程のプログラムは2021年4月現在調整中
11月4日(木)名古屋/愛知県芸術劇場 コンサートホール
(問)中京テレビ事業052-588-4477(平日11:00~17:00)
11月5日(金)姫路/アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター) 大ホール
(問)公益財団法人姫路市文化国際交流財団 079-298-8015(9:00~17:00)
11月7日(日)大阪/フェスティバルホール
(問)06-6231-2221(10:00~18:00)
■併催企画日程/東京 サントリーホール
ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス(楽器未定)
11月10日(水)19:00開始 ブルーローズ(小ホール)
講師:未定
※9月発売予定
無料公開リハーサル
日程調整中 大ホール
※詳細は決定次第、サントリーホール ホームページ等でご案内します。
サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
日程調整中 大ホール
中高生を対象とした、学校単位でご参加いただく特別プログラム(要事前申込)。
※一般販売はございません。
(問)サントリーホール企画制作部 03-3505-1010(平日11:00~16:00)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応上、渡航制限や公的な入場制限の要請などの状況により、公演内容の一部変更、および販売席に制限を設ける可能性がありますので、あらかじめご了承ください。最新情報は、ホームページでお知らせします。
http://suntory.jp/HALL/
※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/)
【プロフィール】
■指揮:リッカルド・ムーティ Riccardo Muti, Conductor
ナポリ出身。1971年にカラヤンに招かれザルツブルク音楽祭にデビュー。86~2005年までミラノ・スカラ座の音楽監督を務め、10年9月にはシカゴ交響楽団の音楽監督に就任。これまでベルリン・フィルやバイエルン放送響、ニューヨーク・フィルやフランス国立管など、世界中の主要なオーケストラを指揮してきた。ウィーン・フィルとは、1971年にザルツブルク音楽祭で共演して以来、とりわけ深い親交を結んでおり、ウィーン・フィルの150周年記念コンサートを指揮した際には、楽団から格別の尊敬と愛情のしるしとして「金の指輪」が贈呈された。ニューイヤー・コンサートには93年以降6回出演し、2021年には史上初となる無観客配信公演を成功に導いた。今年ムーティと同楽団との共演は50周年を迎える。
■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の歴史は、1842年、ニコライの指揮で行われたコンサートで幕を開ける。当初のコンサートは不定期であったが、60年エッケルトの指揮で第1回の定期演奏会が開かれ、以来今日まで続けられている。現在、本拠地ウィーンの楽友協会(ムジークフェライン)大ホールでの定期演奏会のほか、ニューイヤー・コンサート、ザルツブルク音楽祭への出演を中心に世界中で活動している。日本には1956年ヒンデミットの指揮で初来日、2021年で37回目の来日となる。
<参考> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演一覧 (来日年月/指揮者)
第1回 | 1956年4月 | パウル・ヒンデミット |
第2回 | 1959年10-11月 | ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィリー・ボスコフスキー |
第3回 | 1969年2-3月 | ゲオルク・ショルティ/ウィリー・ボスコフスキー |
第4回 | 1973年3-4月 | クラウディオ・アバド |
第5回 | 1975年3-4月 | カール・ベーム/リッカルド・ムーティ |
第6回 | 1977年2-3月 | クリストフ・フォン・ドホナーニ/カール・ベーム |
第7回 | 1980年10-11月 | カール・ベーム/ロリン・マゼール |
第8回 | 1983年4月 | ロリン・マゼール |
第9回 | 1986年4月 | ロリン・マゼール |
第10回 | 1987年3月 | クラウディオ・アバド |
第11回 | 1989年10-11月 | クラウディオ・アバド |
第12回 | 1991年3月 | アンドレ・プレヴィン/レオポルト・ハーガー |
第13回 | 1992年3月 | ジュゼッペ・シノーポリ |
第14回 | 1993年11月 | 小澤征爾 |
第15回 | 1994年10月 | ゲオルク・ショルティ |
第16回 | 1995年11月 | ジェイムズ・レヴァイン |
第17回 | 1996年9-10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第18回 | 1997年10月 | ベルナルト・ハイティンク |
*以降より「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」は、サントリーホールが直接招聘して実施 | ||
第19回 | 1999年3月 | リッカルド・ムーティ |
第20回 | 2000年11月 | 小澤征爾 |
第21回 | 2001年10月 | サイモン・ラトル |
第22回 | 2003年11月 | クリスティアン・ティーレマン |
第23回 | 2004年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第24回 | 2005年10月 | リッカルド・ムーティ |
第25回 | 2006年11月 | ニコラウス・アーノンクール |
第26回 | 2008年9月 | リッカルド・ムーティ |
第27回 | 2009年9月 | ズービン・メータ |
第28回 | 2010年11月 | アンドリス・ネルソンス/フランツ・ウェルザー=メスト/ジョルジュ・プレートル |
第29回 | 2011年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ |
第30回 | 2013年11月 | クリスティアン・ティーレマン/ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮) |
第31回 | 2014年9月 | グスターボ・ドゥダメル |
第32回 | 2015年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ(指揮&ピアノ) |
第33回 | 2016年10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第34回 | 2018年11月 | フランツ・ウェルザー=メスト |
第35回 | 2019年11月 | クリスティアン・ティーレマン/アンドレス・オロスコ=エストラーダ |
第36回 | 2020年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
以上