2018年のマスタークラス |
2018年の無料公開リハーサル |
2018年の青少年プログラム |
未来の聴衆や音楽家を育むためのウィーン・フィル特別プログラム
サントリーホールとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、音楽文化の実り豊かな発展という共通の願いのもと、「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019」の期間中、通常の演奏会のほかに様々な特別プログラムを開催します。
■ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス<テューバ> 11月12日(火)
ウィーン・フィルのメンバーは、自分たちが受け継いだ伝統を若い人たちに伝えたいという強い意志のもとに、後進の指導に積極的に取り組んでいます。このマスタークラスは1999年から継続して開催しており、これまでにのべ100名以上の受講生たちに貴重な音楽経験を伝授してきました。
今回講師に迎えるのは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ソロ・テューバ奏者のパウル・ハルヴァックスです。金管楽器の中では最も大きく、オーケストラでは最も低い音域を担い、オーケストラ全体を支える役割を持つテューバは、1999年から始まったウィーン・フィルのマスタークラス史上初登場。これですべての楽器のマスタークラスをウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン期間中に行ったことになります。
受講生には演奏技術を直接学べる稀有な機会となり、音楽を勉強している方はもちろんのこと、一般の方も興味深いお話を間近で聴講していただくことができます。日本語通訳付。
■無料公開リハーサル 11月11日(月)
指揮者クリスティアン・ティーレマンとウィーン・フィルによるリハーサルを無料で公開します。応募方法等の詳細は8月19日(月)以降、サントリーホールのホームページ上で公開予定です。世界最高峰のオーケストラの音楽づくりの様子をご覧いただけます。
■サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム 11月13日(水)
普段コンサートホールに足を運ぶ機会の少ない中学生および高校生に生のクラシック音楽に触れていただく主旨のプログラム。アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮でストラヴィンスキーの『春の祭典』を演奏予定です。(原則、学校単位での募集。一般発売なし。)
[チケットのお申し込み・お問合せ] |
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019
ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス
<テューバ>
Wiener Philharmoniker Week in Japan 2019
Master Class by Member of Wiener Philharmoniker
〈Tuba〉
【日時】2019年11月12日(火)19:00開始(18:30開場)
【会場】サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
【出演】
講師:パウル・ハルヴァックス Paul Halwax, Tuba *日本語通訳付
(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ソロ・テューバ奏者)
【主催】サントリーホール
【後援】オーストリア大使館、日本ユーフォニアム・テューバ協会
【聴講料】自由1,000円
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 2019年7月23日(火)10時~7月24日(水)
一般発売 2019年7月25日(木)10時~
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/ (24時間受付)
※メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00、休館日を除く)
サントリーホール窓口(10:00~18:00、休館日を除く)
※先行期間中は窓口での販売はございません。
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード: 156-009]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード: 34688]
【受講生募集】
受講生の募集要項は、サントリーホールのホームページでご覧いただけます。
申込期間:2019年8月1日(木)~9月6日(金)必着
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019
クリスティアン・ティーレマン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
無料公開リハーサル
Wiener Philharmoniker Week in Japan 2019
Christian Thielemann Conducts Wiener Philharmoniker
Open Rehearsal
【日時】2019年11月11日(月) 10:00~13:00(予定)
【会場】サントリーホール 大ホール
【出演】
指揮:クリスティアン・ティーレマン Christian Thielemann, Conductor
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
【入場】無料(事前申込み要)
*応募方法は、8月19日(月)以降、サントリーホールのホームページ上でご案内します。
【主催】サントリーホール
【後援】オーストリア大使館
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019
サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
Wiener Philharmoniker Week in Japan 2019
Suntory Hall & Wiener Philharmoniker
School Program
【日時】2019年11月13日(水)11:30開演(11:00開場)(予定)
【会場】サントリーホール 大ホール
【出演】
指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ Andrés Orozco-Estrada, Conductor
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker
【曲目】
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
Igor Stravinsky: The Rite of Spring
【チケット料金】指定2,000円
※中高生を対象とした、学校単位でご参加いただく特別プログラムです。(事前申込み要)
【問合せ】サントリーホール企画制作部 03-3505-1010
【主催】サントリーホール
【後援】オーストリア大使館
※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/)
【プロフィール】
■テューバ:パウル・ハルヴァックス Paul Halwax, Tuba(11月12日(火)出演)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のソロ・テューバ奏者であり、ウィーン・フィルに歴代最年少で入団を認められたテューバ奏者である。「アンサンブル“11”」および「ウィーン・ブラス・アンサンブル」のメンバー。また「フィル・ブレッヒ・ウィーン」の創立メンバーであり、ドイツ・グラモフォンで2枚のアルバムを録音している。現在、ドイツ・デトモルト音楽大学およびウィーン私立音楽芸術大学で教授を務める。またドイツの有名テューバ・メーカーであるメルトン・マイネル・ウェストンのオフィシャル・アンバサダーを務めており、自身の特別モデルのデザインや開発にも携わる。ウィーン・フィルでは楽団の自主運営にも積極的に参画し、2014年9月よりウィーン・フィルの舞踏会のオーガナイザーも務めている。
■指揮:クリスティアン・ティーレマン Christian Thielemann, Conductor(11月11日(月)出演)
ベルリン生まれ。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィルの音楽総監督を歴任したのち、2012年よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、13年にザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督に就任。15年からはバイロイト音楽祭の音楽監督を務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、ロンドン響、シカゴ響をはじめ、世界中の主要オーケストラと共演を重ねている。またウィーン・フィルとは19年のニューイヤー・コンサートを指揮したほか、ベートーヴェン交響曲全曲録音を行うなど、密接な関係を築いている。ロンドン王立音楽院の名誉会員、15年にはリヒャルト・ワーグナー協会よりリヒャルト・ワーグナー賞を授与された。
■指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ Andrés Orozco-Estrada, Conductor(11月13日(水)出演)
1977年コロンビア生まれ。ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年、ウィーン楽友協会で急遽指揮することとなったウィーン・トーンキュンストラー管の公演が「ウィーンの奇跡」と称賛され、一躍国際的注目を浴びる。その後、同楽団首席指揮者、バスク国立管首席指揮者を歴任。14年にフランクフルト放送響音楽監督に就任。同時期に、ヒューストン響音楽監督に就任。15年よりロンドン・フィル首席客演指揮者を務める。現在までに、ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス管、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ロンドン響、フランス国立管など主要なオーケストラと共演を重ねている。
■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルの歴史は、1842年、O. ニコライの指揮で行われたコンサートで幕を開ける。当初のコンサートは不定期であったが、1860年エッケルトの指揮で第1回の定期演奏会が開かれ、以来今日まで続けられている。常任指揮者は初代のニコライからエッケルト、デッソフ、リヒター、ヤーン、マーラー、ヘルメスベルガー、ヴァインガルトナー、フルトヴェングラー、クラウスと受け継がれ、1933年からは常任指揮者を置かず、客演指揮者によるコンサートを行っている。フルトヴェングラー、E. クライバー、ワルターなど20世紀のオーケストラの伝統を築いた巨匠たちをはじめ、ショルティ、アバド、C. クライバー、メータ、小澤征爾などの名指揮者が指揮台に立っている。1898~1901年音楽監督を務めたマーラーをはじめ、ワーグナー、ヴェルディ、ブルックナー、J. シュトラウスII世、ブラームス、R. シュトラウスなどが、時には指揮者またはソリストとして共演し、自らの作品を世に送り出した。
以上