左からクリスティアン・ティーレマン ©Roman Zach-Kiesling、アンドレス・オロスコ=エストラーダ ©Werner Kmetitsch イェフィム・ブロンフマン ©Dario Acosta、 |
ウィーン・フィル、巨匠ティーレマンと6年ぶりの来日
俊英エストラーダとは初の来日!
サントリーホールは「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019」を11月に開催します。
1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了しています。
サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきました。17回目となる今年は、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者とザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督を兼任する巨匠クリスティアン・ティーレマンと、ヒューストン交響楽団とhr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の音楽監督を務め、欧州での評価が急上昇中の俊英アンドレス・オロスコ=エストラーダの2人が登場します。
2018年の「室内楽スペシャル」で好評を博した「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」のオープニング公演、2019年は「日本オーストリア友好150周年記念スペシャル・プログラム」として、クリスティアン・ティーレマンがウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2019でも演奏したウィンナ・ワルツやオペレッタの名曲を披露します。協奏曲のプログラムでは、世界の名立たるオーケストラと共演し、高い評価を得ているイェフィム・ブロンフマンが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏します。オーケストラのプログラムでは、ティーレマンの指揮によるブルックナーの交響曲第8番、エストラーダ指揮でストラヴィンスキーの『春の祭典』など、今年もウィーン・フィルの魅力を存分にお楽しみいただけます。
さらに期間中「音楽文化の実りと豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、今年もウィーン・フィル奏者によるマスタークラスや、青少年プログラム、無料公開リハーサル等を開催します。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ました。サントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、東北や熊本の被災地での活動を継続して行っています。
[東京公演 チケットのお申し込み・お問合せ] サントリーホールチケットセンター TEL 0570-55-0017(10時~18時、休館日を除く) メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/ [写真・資料のご請求、ご取材・お問合せ] サントリーホール 広報部 TEL 03-3505-1002 FAX 03-3505-1007 〒107-8403 東京都港区赤坂1-13-1 http://suntory.jp/HALL/ |
― 記 ―
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2019
ダイワハウス スペシャル
クリスティアン・ティーレマン/アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
~日本オーストリア友好150周年記念~
WIENER PHILHARMONIKER WEEK IN JAPAN 2019
Daiwa House Special
CHRISTIAN THIELEMANN / ANDRÉS OROZCO-ESTRADA Conduct
WIENER PHILHARMONIKER
~ 150 Years Friendship Japan-Austria ~
東京公演
【出演】
指揮:クリスティアン・ティーレマン(5、11、15日) Christian Thielemann, Conductor (Nov 5, 11, 15)
指揮:アンドレス・オロスコ=エストラーダ(13日) Andrés Orozco-Estrada, Conductor (Nov 13)
ピアノ:イェフィム・ブロンフマン(13日) Yefim Bronfman, Piano (Nov 13)
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
【日時・曲目】
2019年11月5日(火)19:00開演(18:20開場) Tuesday, November 5, 19:00
ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019 オープニング
~サントリー芸術財団50周年記念~
Wiener Philharmoniker Week in Japan 2019 Opening
~ SUNTORY FOUNDATION for the ARTS 50th Anniversary ~
<日本オーストリア友好150周年記念スペシャル・プログラム>
“150 Years Friendship Japan-Austria Special Program”
モーツァルト:オペラ『フィガロの結婚』K. 492 序曲
Wolfgang Amadeus Mozart: Overture to Le nozze di Figaro, K. 492
リヒャルト・シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』作品59 組曲
Richard Strauss: Suite from Der Rosenkavalier, Op. 59
ヨハン・シュトラウスII世:オペレッタ『ジプシー男爵』序曲
Johann Strauss Jr.: Overture to Der Zigeunerbaron
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力(ディナミーデン)』作品173
Josef Strauss: Geheime Anziehungskräfte (Dynamiden) Waltz, Op. 173
ヨハン・シュトラウスII世:オペラ『騎士パーズマーン』作品441 より チャールダーシュ
Johann Strauss Jr.: Csárdás from Ritter Pásmán, Op. 441
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ『オペラ座の夜会』作品162
Eduard Strauss: Opern-Soirée Polka française, Op. 162
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『速達郵便で』作品259
Eduard Strauss: Mit Extrapost Polka schnell, Op. 259
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『天体の音楽』作品235
Josef Strauss: Sphärenklänge Waltz, Op. 235
ほか etc.
2019年11月11日(月)19:00開演(18:20開場) Monday, November 11, 19:00
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB 108(ハース版)
Anton Bruckner: Symphony No. 8 in C Minor, WAB 108 (ed. Robert Haas)
2019年11月13日(水)19:00開演(18:20開場) Wednesday, November 13, 19:00
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
Sergei Rachmaninoff: Piano Concerto No. 3 in D Minor, Op. 30
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』
Igor Stravinsky: The Rite of Spring
2019年11月15日(金)19:00開演(18:20開場) Friday, November 15, 19:00
リヒャルト・シュトラウス:交響詩『ドン・フアン』作品20
Richard Strauss: Don Juan, Op. 20
リヒャルト・シュトラウス:『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』作品28
Richard Strauss: Till Eulenspiegels lustige Streiche, Op. 28
ヨハン・シュトラウスII世:オペレッタ『こうもり』序曲
Johann Strauss Jr.: Overture to Die Fledermaus
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『神秘な魅力(ディナミーデン)』作品173
Josef Strauss: Geheime Anziehungskräfte (Dynamiden) Waltz, Op. 173
リヒャルト・シュトラウス:オペラ『ばらの騎士』作品59 組曲
Richard Strauss: Suite from Der Rosenkavalier, Op. 594
【会場】サントリーホール 大ホール Suntory Hall, Main Hall
【チケット料金】
S37,000円 A32,000円 B27,000円 C22,000円 D17,000円(税込み)
【チケット発売】
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売 4月27日(土)10時~5月18日(土)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/(24時間受付)*座席選択可能
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017(10:00~18:00 休館日を除く)*座席選択可能
会員専用Pコード予約 0570-02-9595[Pコード:561-757](音声自動応答、24時間受付)*座席選択不可
*WEBでのご購入の場合、お支払い方法はクレジットカード(VISA、JCBなどのブランドデビットカードも利用可)での即時決済のみとなります。
※発行元により、一部ご利用いただけないクレジットカード、デビットカードがございます。
ご利用可能なカードについては事前にサントリーホールHPでご確認いただくか、サントリーホールチケットセンターへお問合せください。
*メンバーズ・クラブは要事前登録(会費無料・WEB会員は即日入会可)。
*窓口での販売はございません。
*1回のお申込みにつき、1公演・1席種S~Bは4枚まで、C・Dは2枚まで(座席選択可)。
*0570で始まる電話番号は、一部のIP電話・プリペイド方式の携帯電話からはご利用になれません。
一般発売 5月25日(土)10時~
◎5月25日(土)のみ特別電話による受付
チケットぴあ 0570-02-9980(10:00~23:59 自動応答)
ローソンチケット 0570-084-636(10:00~23:59 自動応答)
◎5月25日(土)からのインターネットによる受付 *要事前登録(無料)
サントリーホール・メンバーズ・クラブWEB http://suntoryhall.pia.jp/
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/wph/
イープラス https://eplus.jp/wienerphilharmoniker/
ローソンチケット https://l-tike.com/wph/
◎5月26日(日)以降の電話受付
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:561-757]
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード:33047]
*一般発売初日はサントリーホールチケットセンター(電話・窓口)での受付・販売はございません。
*1回の申込につき、1公演・1席種4枚まで。
*先行発売で売切れとなった席種は、一般発売で販売しない場合があります。
【主催】サントリーホール
【特別協賛】大和ハウス工業株式会社
【後援】オーストリア大使館
他都市公演
11月6日(水)川崎/ミューザ川崎シンフォニーホール (問)044-520-0200
11月7日(木)名古屋/愛知県芸術劇場コンサートホール (問)中京テレビ事業 052-588-4477
11月10日(日)大阪/フェスティバルホール (問)06-6231-2221
■併催企画日程/東京 サントリーホール
無料公開リハーサル
11月11日(月)10:00~13:00(予定) 大ホール
※応募方法等の詳細は8月以降、サントリーホール ホームページ等でご案内します。
ウィーン・フィル奏者による公開マスタークラス<テューバ>
11月12日(火)19:00開始 ブルーローズ(小ホール)
講師:パウル・ハルヴァックス
※7月25日(木)発売予定
サントリーホール&ウィーン・フィルの青少年プログラム
11月13日(水)11:30開演(予定) 大ホール
中高生を対象とした学校単位でご参加いただく特別プログラム(要事前申込)。
※一般販売はございません。
(問)サントリーホール企画制作部 03-3505-1010
※都合により、内容が変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
公演の最新情報はホームページにて発表いたします。(URL=http://suntory.jp/HALL/)
【プロフィール】
■クリスティアン・ティーレマン(指揮) Christian Thielemann, Conductor
ベルリン生まれ。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィルの音楽総監督を歴任したのち、2012年よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、13年にザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督に就任。15年からはバイロイト音楽祭の音楽監督を務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、ロンドン響、シカゴ響をはじめ、世界中の主要オーケストラと共演を重ねている。またウィーン・フィルとは19年のニューイヤー・コンサートを指揮したほか、ベートーヴェン交響曲全曲録音を行うなど、密接な関係を築いている。ロンドン王立音楽院の名誉会員、15年にはリヒャルト・ワーグナー協会よりリヒャルト・ワーグナー賞を授与された。
■アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮) Andrés Orozco-Estrada, Conductor
1977年コロンビア生まれ。ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004年、ウィーン楽友協会で急遽指揮することとなったウィーン・トーンキュンストラー管の公演が「ウィーンの奇跡」と称賛され、一躍国際的注目を浴びる。その後、同楽団の首席指揮者、バスク国立管首席指揮者を歴任。14年にフランクフルト放送響音楽監督に就任。同時期に、ヒューストン響音楽監督に就任。15年よりロンドン・フィル首席客演指揮者を務める。現在までに、ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス管、マーラー・チェンバー・オーケストラ、ロンドン響、フランス国立管など主要なオーケストラと共演を重ねている。
■イェフィム・ブロンフマン(ピアノ) Yefim Bronfman, Piano
旧ソ連タシュケント生まれ。イスラエルとアメリカでピアノを学び、その確かなテクニックと優れた解釈は高い評価を受けている。バレンボイム、ブロムシュテット、ムーティ、ゲルギエフ、ヤンソンスなどの指揮者、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、そしてウィーン・フィルをはじめとする世界中のオーケストラと共演を重ね、厚い信頼を得ている。1991年エイヴリー・フィッシャー賞を受賞。ソロ、室内楽、オーケストラとの共演によるCD、DVDも数多くリリースされており、97年にはエサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルとの録音がグラミー賞を獲得。2015年にマンハッタン音楽学校より名誉博士号を授与された。
■ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(管弦楽) Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルの歴史は、1842年、O. ニコライの指揮で行われたコンサートで幕を開ける。当初のコンサートは不定期であったが、1860年エッケルトの指揮で第1回の定期演奏会が開かれ、以来今日まで続けられている。常任指揮者は初代のニコライからエッケルト、デッソフ、リヒター、ヤーン、マーラー、ヘルメスベルガー、ヴァインガルトナー、フルトヴェングラー、クラウスと受け継がれ、1933年からは常任指揮者を置かず、客演指揮者によるコンサートを行っている。フルトヴェングラー、E. クライバー、ワルターなど20世紀のオーケストラの伝統を築いた巨匠たちをはじめ、ショルティ、アバド、C. クライバー、メータ、小澤征爾などの名指揮者が指揮台に立っている。1898~1901年音楽監督を務めたマーラーをはじめ、ワーグナー、ヴェルディ、ブルックナー、J. シュトラウスII世、ブラームス、R. シュトラウスなどが、時には指揮者またはソリストとして共演し、自らの作品を世に送り出した。
<参考> ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 来日公演一覧 (来日年月/指揮者)
第1回 1956年4月 | パウル・ヒンデミット |
第2回 1959年10-11月 | ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィリー・ボスコフスキー |
第3回 1969年2-3月 | ゲオルク・ショルティ/ウィリー・ボスコフスキー |
第4回 1973年3-4月 | クラウディオ・アバド |
第5回 1975年3-4月 | カール・ベーム/リッカルド・ムーティ |
第6回 1977年2-3月 | クリストフ・フォン・ドホナーニ/カール・ベーム |
第7回 1980年10-11月 | カール・ベーム/ロリン・マゼール |
第8回 1983年4月・第9回 1986年4月 ロリン・マゼール | |
第10回 1987年3月・第11回 1989年10-11月 クラウディオ・アバド | |
第12回 1991年3月 | アンドレ・プレヴィン/レオポルト・ハーガー |
第13回 1992年3月 | ジュゼッペ・シノーポリ |
第14回 1993年11月 | 小澤征爾 |
第15回 1994年10月 | ゲオルク・ショルティ |
第16回 1995年11月 | ジェイムズ・レヴァイン |
第17回 1996年9-10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第18回 1997年10月 | ベルナルト・ハイティンク |
第19回 1999年3月 | リッカルド・ムーティ *ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパンとして開始 |
第20回 2000年11月 | 小澤征爾 |
第21回 2001年10月 | サイモン・ラトル |
第22回 2003年11月 | クリスティアン・ティーレマン |
第23回 2004年11月 | ワレリー・ゲルギエフ |
第24回 2005年10月 | リッカルド・ムーティ |
第25回 2006年11月 | ニコラウス・アーノンクール |
第26回 2008年9月 | リッカルド・ムーティ |
第27回 2009年9月 | ズービン・メータ |
第28回 2010年11月 | アンドリス・ネルソンス/フランツ・ウェルザー=メスト/ジョルジュ・プレートル |
第29回 2011年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ |
第30回 2013年11月 | クリスティアン・ティーレマン/ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ&指揮) |
第31回 2014年9月 | グスターボ・ドゥダメル |
第32回 2015年10月 | クリストフ・エッシェンバッハ(指揮&ピアノ) |
第33回 2016年10月 | ズービン・メータ/小澤征爾 |
第34回 2018年11月 | フランツ・ウェルザー=メスト |
以上