宇南山 卓(うなやま たかし)
1974年、埼玉県春日部市生まれ。49歳。
2004年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。
神戸大学大学院経済学研究科助教授、財務省財務総合政策研究所総括主任研究官(研究出向)、一橋大学経済研究所教授などを経て、2020年より京都大学経済研究所教授(現在に至る)。
専門は日本経済論、経済統計学。
著書
『マクロ経済学の第一歩』(共著、有斐閣、2013年)
論文
"The Consumption Response to Seasonal Income: Evidence from Japanese Public Pension Benefits"(共著、American Economic Journal: Applied Economics Vol. 3、2011年)
"Measuring Intertemporal Substitution in Consumption:Evidence from a VAT Increase in Japan"(共著、The Review of Economics and Statistics Vol. 98、2016年)など。
東島 雅昌(ひがしじま まさあき)
1982年、沖縄県玉城村(現南城市)生まれ、福岡県福岡市育ち。41歳。
2006年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。
2008年、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。
2015年、ミシガン州立大学政治学部博士課程修了。PhD(政治学)。
早稲田大学高等研究所助教、欧州大学院マックス・ヴェーバー博士研究員、東北大学大学院情報科学研究科准教授などを経て、2023年より東京大学社会科学研究所准教授(現在に至る)。
専門は比較政治学、権威主義体制、民主化、中央アジア政治。
著書
The Dictator's Dilemma at the Ballot Box: Electoral Manipulation,Economic Maneuvering, and Political Order in Autocracies(ミシガン大学出版局、2022年)
論文
"Economic Institutions and Autocratic Breakdown: Monetary Constraints and Fiscal Spending in Dominant-Party Regimes"(共著、The Journal of Politics Vol. 81, No. 2、2019年)
「権威主義体制の変貌する統治手法 ― 恐怖支配から恩寵政治へ?」(『中央公論』2022年1月号)など。
菱岡 憲司(ひしおか けんじ)
1976年、福岡県福岡市生まれ。46歳。
2003年、福岡教育大学大学院修士課程教育学研究科国語教育専攻修了。
2009年、九州大学大学院人文科学府博士後期課程単位修得退学(国語学・国文学専修)。博士(文学)。
有明工業高等専門学校准教授などを経て、2017年より山口県立大学国際文化学部准教授(現在に至る)。
専門は日本近世文学。
著書
『小津久足の文事』(ぺりかん社、2016年)
『石水博物館所蔵 小津桂窓書簡集』(共編著、和泉書院、2021年)
論文
「傀儡子から魁蕾子へ ― 馬琴異称にみる執筆意識の変化」(『近世文藝』第93号、2011年)
「馬琴評答集の再検討」(『日本文学研究ジャーナル』第7号、2018年)など。
鷲谷 花(わしたに はな)
1974年、東京都板橋区生まれ。49歳。
2003年、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科修了。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員(RPD)、早稲田大学文学学術院非常勤講師などを経て、2018年より大阪国際児童文学振興財団特別専門員(現在に至る)。立教大学文学部・文化構想学部兼任講師、学習院大学文学部非常勤講師も務める。雑誌『ユリイカ』等に映画評論を多数寄稿。近年は昭和期の幻灯(スライド)に関する調査研究活動と、現物のフィルムと幻灯機による上映活動にも取り組んでいる。
専門は映画学、日本映像文化史。
著書
『淡島千景 ― 女優というプリズム』(共編著、青弓社、2009年)
訳書
『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(ジル・ルポール著、青土社、2019年)
阿部 卓也(あべ たくや)
1978年、岩手県北上市生まれ。45歳。
2001年、武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
2009年、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。
ポンピドゥセンターリサーチ&イノベーション研究所(IRI)招聘研究員、東京大学大学院情報学環特任講師などを経て、2017年より愛知淑徳大学創造表現学部准教授(現在に至る)。
専門はデザイン論、メディア論、記号論。
著書
『ハイブリッド・リーディング ― 新しい読書と文字学』(編著、新曜社、2016年)
『デジタル時代のアーカイブ系譜学』(共著、みすず書房、2022年)
『メディア・リミックス ― デジタル文化の〈いま〉を解きほぐす』(共著、ミネルヴァ書房、2023年)など。
小俣ラポー 日登美(おまたらぽー ひとみ)
2005年、ストラスブール大学歴史学部修士課程修了。
2007年、東京大学大学院人文社会系研究科東アジア文化学科修士課程修了。
2016年、パリ高等研究実習院宗教学・思想専攻博士課程修了。博士(宗教学)。
2016年、スイス・フリブール大学歴史学部博士課程修了。博士(近世史)。
ハーバード大学歴史学部客員研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、2021年より京都大学白眉センター/人文科学研究所特定准教授(現在に至る)。
専門は歴史学。
著書
Des Indes lointaines aux scènes des collèges: Les reflets des martyrs de la mission japonaise en Europe (XVIe - XVIIIe siècle)(Aschendorff Verlag、2020年)
『主権国家と革命 15~18世紀(岩波講座 世界歴史 第15巻)』(共著、岩波書店、2023年)
論文
「奇跡を実験する ― トリノ聖骸布を〈検証/顕彰〉する科学」(『現代思想』2023年10月号)など。
池田 真歩(いけだ まほ)
1987年、北海道釧路市生まれ。36歳。
2013年、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。
2017年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員(PD)、北海学園大学法学部講師を経て、2022年より北海学園大学法学部准教授(現在に至る)。
専門は日本近現代史。
著書
『公正の遍歴 ― 近代日本の地域と国家』(共著、吉田書店、2022年)など。
訳書
『東京ヴァナキュラー ― モニュメントなき都市の歴史と記憶』(ジョルダン・サンド著、新曜社、2021年)
新城 道彦(しんじょう みちひこ)
1978年、愛知県西尾市生まれ。45歳。
2009年、九州大学大学院比較社会文化学府国際社会文化専攻博士後期課程単位取得満期退学。
2010年、博士(比較社会文化)。
九州大学韓国研究センター助教、新潟大学大学院現代社会文化研究科助教、フェリス女学院大学国際交流学部准教授などを経て、2022年よりフェリス女学院大学国際交流学部教授(現在に至る)。
専門は東アジア近代史。
著書
『天皇の韓国併合 ― 王公族の創設と帝国の葛藤』(法政大学出版局、2011年)
『朝鮮王公族 ― 帝国日本の準皇族』(中央公論新社、2015年)
『知りたくなる韓国』(共著、有斐閣、2019年)など。
2023年11月14日現在
以上