サントリー（株）は、日本ワインブランド「SUNTORY FROM FARM」より、品種シリーズとして「同 新酒 甲州 2023」「同 新酒 マスカット・ベーリーA ロゼ 2023」を11月3日（金・祝）から全国で新発売します。

　当社は、「良いワインはよいぶどうから」の理念のもと、100年以上にわたって日本の風土と向き合い、栽培・醸造技術を磨き上げ、ぶどうづくり・ワインづくりに取り組んできました。
　昨年9月には、日本の風土の中でつくり手の技術と愛情によってぶどう畑からつくられているお酒、という日本ワインの魅力をより多くのお客様に伝えるべく、新ブランド「SUNTORY FROM FARM」を発売しました。 

　今回は、今年収穫するぶどうの個性を最大限に引き出してつくる新酒を発売します。新酒ならではのフレッシュで爽やかな味わいをお客様にお楽しみいただき、同ブランドのさらなるファン拡大を図ります。

●中味について
当社の日本ワインづくりでは、畑ごとに異なるぶどうの個性に合わせて、その魅力を引き出す最適な酵母を選択する・発酵中のワインの状況を毎日確かめ温度の細やかな調整を行うなど、日々ワインに向き合って醸造を行っています。その丁寧なものづくりを今回の新酒においても徹底すると共に、香りに特長を持つ原酒・うまみに特長を持つ原酒などさまざまな個性の原酒を複数醸造しブレンドすることで、新酒らしいフレッシュさがありながら旬の食事に合ううまみを併せ持った味わいをつくり出します。

〈SUNTORY FROM FARM 新酒 甲州 2023〉
すだちなど和柑橘の爽やかな香りが広がり気分が華やぐ味わい、旬の魚介類に合うようなうまみがしっかりと感じられる味わいを目指します。

〈SUNTORY FROM FARM 新酒 マスカット・ベーリーA ロゼ 2023〉
華やかな香りが広がり、ぶどうを頬張ったようなフルーティな味わい、根菜やきのこ類と合うようなしっかりとした厚み・複雑さも感じられる味わいを目指します。

●パッケージについて
新酒らしいフレッシュな味わいを感じていただけるように、透明なラベルを採用しました。「2023収穫」の文言、ぶどうが実る畑をイメージしたイラストで、今年収穫したばかりのぶどうの味わいを楽しめることを訴求しています。裏面では、サントリー登美の丘ワイナリー所長による直筆のメッセージを印字し、つくり手の新酒づくりにかける思いを伝えます。

　山梨県ワイン酒造組合では、山梨県で収穫される「甲州」「マスカット・ベーリーA」でつくられた新酒ワインの解禁日を毎年11月3日としています。また、今回発売する当社商品はすべて山梨県産ぶどうを100％使用しています。