サントリー（株）は、ワイン輸入販売会社「（株）ヴィノスやまざき」の全株を取得し、経営参画をすることで同社と合意、6月20日（火）に株式譲渡契約を締結しました。

　（株）ヴィノスやまざきは、1913年に創業、直輸入したワインを中心とした酒類・食材等を、全国27の店舗とオンライン等で販売しています。今後は、サントリーグループの持つ事業基盤や経営資源を活用するとともに、引き続きお客様の声に真摯に耳を傾け、魅力的な商品展開を行っていきます。

　一方、当社は、（株）ヴィノスやまざきの経営理念を尊重し、お客様とワインとの距離をより近づける取り組みを同社と共に強化することで、伸長を続ける中高価格帯を中心としたワイン市場での成長を図ります。

　契約締結に関する両社のコメントは以下の通りです。

●サントリー（株）取締役常務執行役員 ワインカンパニー社長 吉雄 敬子 コメント
（株）ヴィノスやまざきとの契約締結に至り、非常に嬉しく思います。我々は、お客様とワインとの距離をより近づけるべく、需要創造の取り組みや世界の銘醸ワインのものづくり・歴史を伝えることを大切にした事業活動を行っています。同社が今まで築き上げたお客様の声に真摯に向き合う経営理念や取り組む姿勢を尊重し、お客様の生活を豊かにする「ワイン文化」の創造、ワイン市場のさらなる発展を共に目指します。

●（株）ヴィノスやまざき 取締役社長 種本 祐子 コメント
長期的な目線を持った経営を重視しているサントリーグループと契約を締結し、今後の永続的な成長に向けたスタートラインに立てたと考えています。今まで築き上げた当社の顧客、蔵元との関係性を変わることなく大切に、独立性を維持しながらも、サントリーグループの経営資源を活用し「やってみなはれ」精神で新たな取り組みに挑戦し、多くのお客様に真に良いものを提供し続けていきます。