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ニュースリリース
  • No.14401(2023/6/13)

代表取締役会長 佐治 信忠がカーネギーホールのAdvisory Directorに就任

 サントリーホールディングス(株)代表取締役会長の佐治 信忠は、“音楽の殿堂”として世界に知られる「カーネギーホール」(米国・ニューヨーク)のAdvisory Directorに就任しました。カーネギーホールからの推薦を受け、現地時間6月12日(月)の同ホール理事会で決定されました。現在のAdvisory Directorでは唯一の日本人となります。今後、同ホールの理事会への出席等を通じ、カーネギーホールをより発展させるべく役割を果たしていきます。

 カーネギーホールとサントリーグループは、40年近くにわたる交流の中で、音楽を通して人々の心を豊かにする活動に取り組んできました。カーネギーホールからはこのたびのAdvisory Director就任にあたって、「これからもサントリーと共に音楽を通じた社会貢献に取り組みたい」とのコメントをいただきました。サントリーグループは同ホールとの連携をさらに強化し、文化・芸術の振興にいっそう取り組んでいきます。

●サントリーホールディングス(株)代表取締役会長 佐治 信忠 コメント
このたびの就任を大変光栄に思います。サントリーグループは、1986年にコンサート専用の音楽ホール、サントリーホール(日本・東京)を開設。設立にあたっては、私の父である当時の社長、佐治 敬三がカーネギーホールを訪問し、意義深いアドバイスを受けました。以来、サントリーホールは世界を代表するホールの1つとして良質な音楽による豊かな生活文化の創造に向けた活動を展開し、カーネギーホールとも次世代教育を中心に連携してきました。
サントリーグループは昨年、ニューヨークにグローバル拠点を新設しました。今回の就任を機に、世界における文化・芸術の中心にして発信地であるニューヨークを基点に、カーネギーホールとの関係をさらに深め、音楽を通じたより良い未来の実現に尽力していきたいと思います。 

▼カーネギーホールについて
1891年、米国ニューヨークで開業したコンサートホール。オーケストラ、室内楽、現代音楽、リサイタル、ジャズ、ワールドミュージック、ポピュラーミュージックなど幅広いジャンルで、世界最高峰のアーティストたちが演奏してきました。
同ホールが運営するヴァイル音楽研究センターは、アーティストによる演奏活動振興のため広範な音楽教育や各種プログラムを提供しており、毎年の参加者は世界で80万人以上にのぼります。

▼カーネギーホールとサントリーグループとの関係について
〈サントリーホールとのパートナーシップ〉
2006年、若い世代の育成を目的とする教育プログラムにおけるパートナーシップを締結。3~6歳のこどもたちを対象としたプログラム「カーネギーキッズ」を、2008年・2010~2013年にサントリーホールで開催しました。若手の有望な音楽家たちを米国から招き、ユーモアあふれるパフォーマンスも交えて、音楽の豊かさを約5,000人の親子に楽しくお伝えしました。
2009年には、カーネギーホールの教育プログラム「プロフェッショナル・トレーニング・ワークショップ」をサントリーホールにて開催。米国を代表するピアニスト、レオン・フライシャー氏を指導者に迎え、約1週間の集中セミナーで、プロを目指す若いアーティストが世界的巨匠から楽曲解釈や演奏技法、また音楽家としての生き方を直接学ぶ機会を提供しました。

〈サントリーホールディングス(株)とのスポンサーシップ〉
昨年より、メジャースポンサーシップ企業の1社としてカーネギーホール主催のコンサートやイベントにおいて、サントリーの企業姿勢やものづくりへのこだわりを伝えるオリジナルイベントなどを開催しています。

▼佐治 信忠の略歴
1974年 サントリー株式会社(現サントリーホールディングス株式会社)入社
1982年 同上 取締役
1990年 同上 代表取締役副社長
2001年 同上 代表取締役社長
2002年 同上 代表取締役会長兼務
2009年 サントリーホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長
2014年 同上 代表取締役会長

2002年 サントリーホール館長
2007年 同上 名誉館長
2009年 公益財団法人サントリー芸術財団 評議員会長

以上

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