サントリーホールディングス(株)は、3月22日(水)にイギリス・ロンドンで開催されたSedex Xplore Sustainability会議におけるSedex Sustainability Awardsの「Data & Insights」部門で「APAC地域最優秀賞」を受賞しました。同アワードで日本企業が受賞するのは初となります。
Sedexは、グローバルサプライチェーンにおけるエシカルかつ責任あるビジネス慣行の実現を目的に活動する非営利団体です。世界最大のサプライヤーエシカル情報共有プラットフォームを提供しており、「労働」「健康安全」「環境」「ビジネス倫理」の4領域で構成される世界共通のサプライヤー自己評価アンケートを策定しています。世界170カ国・地域で、74,000以上の企業、団体、工場、自営業者等がそのサービスを利用しています。
同団体が主催するSedex Sustainability Awardsは、企業の人権デュー・ディリジェンスへの取り組みを評価するアワードです。
当社が受賞した「Data & Insights」部門は、同取り組みにおけるSedexのデータ活用及びサプライヤーへのフィードバックと改善の取り組みを評価するものです。APAC、Americas、EMEAの3区域からそれぞれ最優秀賞受賞企業が1社選出されます。
今回の受賞は、Sedexのプラットフォームの活用を通じた人権デュー・ディリジェンスの取り組みが総合的に評価されたものと受け止めています。これからも、取引先と社会と環境に配慮したサプライチェーン全体におけるサステナビリティを推進していきます。
●サントリーグループの人権の取り組み
2011年に「サステナブル調達基本方針」を、2017年には「サントリーグループ・サプライヤーガイドライン」を制定。2019年にSedexに加入後は、取引先と共に、グローバルにサプライチェーンにおけるリスクマネジメントの強化・効率化に取り組んできました。2023年1月には「食品&飲料業界のバイヤー会員Sedexワーキングチーム」を食品・飲料業界10社と共に結成し、サプライヤー向け合同説明会の開催を実施するなど、さらに取り組みを加速させています。
●サントリーホールディングス(株)常務執行役員
サステナビリティ経営推進本部長 藤原 正明 コメント
Sedex Sustainability Awardsにて、日本企業初となる「APAC地域最優秀賞」を受賞したことを大変意義深く受け止めています。今回の受賞は、Sedexのデータを活用しサプライヤーの皆様と連携した改善活動を進めているという点において、当社の人権デュー・ディリジェンスの取り組みを高く評価いただいたものと捉えています。本活動にともに取り組んでいただいた全てのステークホルダーに感謝を申し上げます。これからも、人権領域のみならず、グループ一丸となって幅広くサステナビリティ経営に取り組んでいきます。
▼サントリーグループのサステナビリティ・ビジョン
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▼サントリーの「サステナブル調達」
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▼サントリーの「人権の尊重」
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以上
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