サントリーホールディングス(株)は、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDPから高い評価を受け、「CDP気候変動2022 Aリスト企業」「CDP水セキュリティ2022 Aリスト企業」に選定されました。
最高評価の「Aリスト企業」への選定はサントリーグループとして、気候変動分野では4年連続、水セキュリティ分野では7年連続となりました。
CDPは、企業や都市の重要な環境情報を測定・開示・管理・共有するための国際NPOで、環境情報開示と評価は、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています。今年度は、運用資産総額が130兆米ドルとなる680社強の機関投資家と、調達総額が6.4兆米ドルとなる280社の大手購買企業がCDPのプラットフォームを通じた環境情報の開示を求め、過去最高の約18,700社の企業がこれに応じました。
サントリーグループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。
水については、グループ全体で共有する「水理念」のもと、自然環境の保全・再生活動など、さまざまな取り組みをグローバルに推進しています。今年1月には、「サントリー環境目標2030」における「工場節水」「水源涵養」「原料生産」に関する目標を改定しました(ニュースリリースNo.14064参照)。
気候変動については、2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス(GHG)排出の実質ゼロを目指しています。その達成に向け、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50%削減※、バリューチェーン全体で30%削減※する「環境目標2030」を掲げ、さまざまな取り組みをグローバルに進めています。
※2019年の排出量を基準とする
今回の認定は、当社の環境目標や具体的な取り組みなどが総合的に評価されたものと大変意義深く受け止めています。
今後も、我々の事業活動において最も重要な資源である「水」のサステナビリティの追求、再生可能エネルギーやグリーン水素などを活用したGHG排出削減への取り組み強化、循環経済の推進、生物多様性の保全・再生など、持続可能な社会の実現に向けたグローバルな社会課題の解決に向け、グループ一丸となってサステナビリティ経営に取り組んでいきます。
▼サントリーグループのサステナビリティ
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▼サントリーグループの環境負荷低減活動
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