サントリーホールディングス(株)は、ユーラシア・グループ、GZEROメディアとともに、生物多様性をテーマにしたライブ配信イベント「Time for Nature:生物多様性リスクをチャンスに」を12月14日(水)に開催します。また同イベントに先立ち、日本語版サマリーレポートを12月9日(金)に発刊しました。
本イベントは、当社がユーラシア・グループ、GZEROメディアとともに2021年に発足させたイニシアチブ「Sustainability Leaders Council」の一環として開催します。同イニシアチブは今年、生物多様性をテーマにビジネスへの影響と起こすべき行動について一連のラウンドテーブルを開催し、議論・提言を行ってきました。今回は、「生物多様性条約の第15回締約国会議(COP15)」を踏まえたアジア起点での考察ならびに行動提言を行う場として、ライブ配信イベントを開催するものです。
またイベントに先立ち、サマリーレポートを発刊しました。本レポートでは、「カーボン・ニュートラル」に代わる世界的な目標「ネイチャー・ポジティブ」の意味合いや、アジア諸国・企業における対応について議論・検証しています。また、企業が「ネイチャー・ポジティブ」に基づいた具体的な活動を行うために必要なポイントについても取り上げています。なお、本レポートに続いて、1月には詳細版のレポートを発刊予定です。
サントリーグループは、水や農作物など自然の恵みに支えられた食品酒類総合企業として、「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。これからも、生物多様性の再生、持続可能な社会の実現に向けたサステナビリティ経営をさらに推進していきます。
●サントリーホールディングス(株)代表取締役社長 新浪 剛史 コメント
1月に発行するレポートが、すべての企業にとって、生物多様性をビジネスに取り入れ、この喫緊の環境課題に向き合うためのロードマップとして有効活用されることを期待しています。企業が政策立案者や科学者、地域社会とともに、今すぐ行動を起こし、生態系や動植物の生息地の保全に取り組むことが求められており、生物多様性の“ホットスポット”であるアジアの企業がこの取り組みをリードする絶好のチャンスだと考えます。
●ユーラシア・グループ&GZEROメディア 創設者兼プレジデント イアン・ブレマー コメント
企業の活動は周囲との密接な関連の中で行われます。健全な地球なくして持続可能な成長はあり得ないのです。企業が生物多様性に配慮することは、規制や企業イメージのためだけでなく、物質的・経済的な理由からも重要だという認識が高まっています。しかし、企業規模に応じた具体的な行動には至っていません。企業、サプライヤー、投資家、顧客は本質的に自然の生態系に依存しています。サントリーホールディングス(株)とともに、その保全に向けた道筋を示すことに貢献できることを光栄に思っています。
▼ユーラシア・グループについて
政治リスクの調査・コンサルティングにおけるグローバル・リーディングカンパニーです。業界最高水準とされるアドバイザリーおよびコンサルティングサービス、また傘下のGZEROメディアと連動した政治リスクへのソリューションを提供。「ポリティクス・ファースト(政治を第一に)」をモットーとしています。
▼GZEROメディアについて
ユーラシア・グループの子会社として2017年に誕生した報道機関です。アメリカ国内でのテレビ番組・関連ポッドキャストの制作や、定期ニュースレター「Signal」、動画付きニュースを配信しています。
▼サマリーレポート詳細
https://www.suntory.co.jp/news/article/mt_items/14285-2.pdf
▼サントリーグループのサステナビリティ・ビジョン
https://www.suntory.co.jp/company/csr/philosophy/
▼サントリーグループの環境活動
https://www.suntory.co.jp/eco/
以上
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