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ニュースリリース
  • (2021/11/24)
  • サントリーホールディングス株式会社
    サントリー食品インターナショナル株式会社

首都圏の物流新拠点「浦和美園配送センター」稼働

― 首都圏の物流体制の更なる強化 ―
― 最先端のDX施策でスマートロジスティクス推進 ―
― さいたま市SDGs企業認証制度(※1)取得を目指す ―

 サントリーMONOZUKURIエキスパート(株)は新しい物流拠点「浦和美園配送センター」を11月から稼働しました。

 人手不足、働き方改革への取り組み、さらなる物量の増加など、物流をとりまく環境は大きく変化しており、持続可能な物流への取り組みは、大変重要な課題となっています。当社はこれまでも、安全・安心な物流の実現に加え、先端技術を活用し、物流業務の自動化・省力化による労働負荷軽減、作業効率化、環境負荷の低減などを実現する「スマートロジスティクス」に取り組んできました。

 「浦和美園配送センター」の稼働により、これまで複数箇所に分散していた倉庫機能を本倉庫に統合集約し、在庫配置や倉庫間移動の効率化を図り、環境負荷低減を推進します。

 本センターではデジタルトランスフォーメーション(DX)施策として、在庫管理システムを基軸に各種業務システム間で情報を連携し、乗務員・倉庫荷役の負荷軽減と省力化を図っています。なかでも自動運転フォークリフト(Automated Guided Forklift、以下AGF)とコンベアを組み合わせたシステム※2では、AGF専用のエリアを設け人との接触を回避し、安全を確保しながら、有人の作業同等のパフォーマンスを実現。AGFエリアにおいては有人の作業を想定した場合と比較し、工数を約30%削減できる見込みです。
 他にも無人受付システムやバース予約システム、AI技術を搭載した仕組み※3などを導入しており、全体では従来の技術を導入した場合と比較し、工数を約15%削減できる見込みです。

 また本センターでは、DX施策による省力化に加え、フォークリフトにリチウムイオン電池・再生可能バッテリーを活用するなど、温室効果ガス排出量削減にも取り組み、現在、さいたま市SDGs企業認証制度の取得を目指しています。

 サントリーグループは、今後も持続可能な物流の実現に向けて、物流最適化・環境負荷低減・働き方改革の推進などのさらなる取り組みを、パートナー企業・地域行政との連携を深めながら進めていきます。

※1 SDGsの理念を尊重しながら、経済・社会・環境の3つの分野を意識した経営活動を推進する市内企業を、さいたま市が認証する制度

※2 (株)豊田自動織機と物流子会社のサントリーロジスティクス(株)が共同設計。
現在サントリーホールディングス(株)から特許出願中

※3 富士通(株)とサントリーロジスティクス(株)が共同開発。
現在富士通(株)とサントリーホールディングス(株)が連名で特許出願中

  

― 記 ―

名称 浦和美園配送センター
所在地 〒336-0967 埼玉県さいたま市緑区美園1-14
延床面積 約1万2千坪(約4万m2・5階建倉庫の3~5階)
竣工・稼働開始 2021年11月
取り扱い商品 清涼飲料、酒類各種、他
業務委託先 サントリーロジスティクス(株)

▼サントリーのエコ活 輸送
 https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/logistics/

  

以上

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  • 浦和美園配送センター
お問い合わせ先

サントリーホームページ https://www.suntory.co.jp/