― グループ全体で「ダイバーシティ経営」を推進 ―
サントリーグループは、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ「The Valuable 500」に加盟しました。
「The Valuable 500」は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にて発足し、障がい者がビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的とした取り組みです。
当グループは、全従業員の考動のあり方を定めた「サントリーグループWay」において「人間性の尊重」を掲げ、あらゆる人が人間らしく心豊かに暮らせる社会づくりに貢献することを目指しています。また、ビジネスに関わる全ての人の人権を尊重するために「サントリーグループ人権方針」を定め、人権に配慮した取り組みを推進しています。
人の多様性を活かして、新たな価値を創造する「ダイバーシティ経営」を人事方針の根幹に据え、その中で障がい者の活躍推進についても以下の活動に取り組んできました。「The Valuable 500」への加盟を機に、全てのグループ会社で今後もさらに取り組みを強化していきます。
1.障がい者の雇用促進
障がい者の雇用を積極的に推進しており、日本では身体障がい者の雇用に加え、2015年から知的障がい者の雇用も開始しました。障がいを持つ従業員がグループの一員としてさまざまな業務を担い、他の従業員と共に働き、事業の成長・発展に貢献しています。
2.職場環境の整備と社内啓発活動の推進
一人ひとりの能力・個性を把握し、働きやすい職場環境の整備に取り組んでいます。ビームサントリー社では、米国でダイバーシティ&インクルージョンを推進するプロジェクトチームを立ち上げ、柔軟な働き方や照明・AV機器の整備等、障がいを持つ従業員がいきいきと働ける職場環境を整えるとともに、全ての従業員が障がい者への理解を深めるための啓発活動を推進しています。また、サントリー食品インターナショナル社においても欧州でタスクフォースが発足し、障がい者の職場環境整備をはじめさまざまな活動に取り組んでいます。
3.チャレンジド・スポーツ支援
東日本大震災復興支援の一環として、2014年から「チャレンジド・スポーツ支援」を実施しています。2015年からは復興支援の枠を超えて、車いすバスケットボールの各種大会への協賛、体験教室の開催、アスリート奨励金の助成等を通じて、チャレンジド・スポーツの普及から強化まで幅広く取り組んでいます。
▼サントリーグループ「人権方針」について
https://www.suntory.co.jp/company/csr/soc_human-rights/
▼サントリーグループのサステナビリティサイト
https://suntory.jp/CSR/
以上