サントリーホールディングス(株)と協栄産業(株)は、一般社団法人産業環境管理協会主催の「令和元年度 資源循環技術・システム表彰」において、奨励賞・コラボレーション賞を受賞しました。10月18日(金)に表彰式が開催されます。
「資源循環技術・システム表彰」は、一般社団法人産業環境管理協会が、経済産業省の後援のもと、廃棄物の発生抑制・使用済み物品の再使用・再資源の有効活用に寄与し、高度な技術などを有する優れた事業や取り組みを表彰する制度です。
今回受賞した「FtoPダイレクトリサイクル技術」(ニュースリリースhttps://www.suntory.co.jp/news/article/13135.html参照)は、ペットボトルから再生ペットボトルを作るボトルtoボトルリサイクルをさらに発展・効率化させたもので、回収したペットボトルを粉砕・洗浄したフレーク(Flake)を高温、減圧下で一定時間処理し、溶解・ろ過後、直接プリフォーム※1(Preform)を製造できる技術です。プリフォーム製造までに結晶化処理や乾燥など多くの工程が必要だった従来の仕組みと比較すると、CO2排出量を約25%削減※2でき、新たに石油由来原料を使用する場合と比較すると、60%以上削減できます。
※1 PET樹脂から作られる、試験管のような形をしたペットボトルの原型。加熱し、高圧空気を吹き込むことでペットボトルに加工される。
※2 ペットボトル用プリフォーム1kgあたり
サントリーグループ及び協栄産業(株)は、「FtoPダイレクトリサイクル技術」を活用し、今後もボトルtoボトルのペットボトルリサイクルを推進していきます。
●FtoPダイレクトリサイクル技術
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