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ニュースリリース
  • No.13546(2019/8/27)

「ホワイト物流」推進運動 自主行動宣言を提出

― 持続可能な物流の実現に向けた取り組みをさらに推進 ―

 サントリーホールディングス(株)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け、自主行動宣言を8月27日(火)に提出しました。

 トラック輸送ドライバー不足、労働環境の悪化、トラック調達コストの上昇など、物流をとりまく環境の厳しさは深刻化しており、CO2排出量の削減などの環境負荷低減への取り組みも重要な課題となっています。

 サントリーグループはこれまでも、北海道帯広エリアにおける日清食品(株)との共同配送(https://www.suntory.co.jp/news/article/12899.html参照)、他の企業と協力し、原材料の輸入用コンテナを効率的に利用するコンテナラウンドユース(ニュースリリースNo.13248参照)、ビール4社でのモーダルシフトの取り組み(https://www.suntory.co.jp/news/article/13151.html参照)など、物流効率の向上と共に、CO2排出削減にも積極的に取り組んできました。

 当グループは、提出した「自主行動宣言」のもと、発注リードタイムの延長や荷待ち時間の短縮など、持続可能な物流の実現に向けて、今後もさらに取り組みを強化していきます。

●自主行動宣言の内容

取組項目取組内容
物流の改善提案と協力 取引先や物流事業者から物流改善に関する要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。
リードタイムの延長 リードタイムを延長することで、日々の配送ルートを効率的に計画し物流事業者の配車業務の負荷を低減します。
船舶や鉄道へのモーダルシフト 長距離輸送について、トラックから船舶や鉄道利用への転換を積極的に図ります。
運賃と料金の別建て契約 運送契約を締結する場合には、運送の対価(運賃)と運送以外の役務等の対価(料金)を別建てで契約することを原則とします。
荷待ち時間の短縮・附帯作業の合理化 納品先における荷待ち時間の短縮や附帯作業の合理化について、積極的に提案し改善を図ります。
共同物流の取り組み推進 商品の運送を他社と共同で実施することで運送の効率化を図ります。

●「ホワイト物流」推進運動について
深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に寄与することを目的としています。トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化を通じ、女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現に取り組む運動です。4月から、国土交通省・経済産業省・農林水産省が、上場企業及び各都道府県の主要企業約6,300社に対し、参加の呼びかけを開始しました。

▼サントリーのエコ活 輸送
 https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/logistics/

  

以上