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ニュースリリース
  • No.13482(2019/6/10)

サントリーグループ国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水の涵養を達成
「サントリー 天然水の森 南アルプス」水源涵養面積拡大

― 新たに約1,847haの調査研究活動を開始 ―

 サントリーホールディングス(株)は、「サントリー 天然水の森 南アルプス」を拡大し、さらなる水源涵養活動を行うため、山梨県と「育水の推進等に関する連携協定」を6月10日(月)に締結しました。

 当社は、サントリー白州蒸溜所・サントリー天然水 南アルプス白州工場の水源涵養エリアとその周辺合計約180haを「サントリー 天然水の森 南アルプス」として森林整備活動を行っています。今回は、さらなる水源涵養面積の拡大を図るべく、新たに約1,847haのエリアにおいて水と森林に関する調査研究活動を始め、「サントリー 天然水の森 南アルプス」は合計約2,027haに拡大します。
 今後は水源涵養機能と生物多様性の向上を目指した活動を推進するとともに、山梨県における重要課題であるシカの食害に対し、共同で研究調査を行い、有効な対策を講じていきます。

 今回の協定締結により、目標に掲げていた“サントリーグループ国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水の涵養”を達成し、「サントリー 天然水の森」は、全国15都府県21ヵ所、約1万2千haとなりました。

〈サントリーの水源涵養活動について〉
サントリーグループは、「水と生きる」を社会との約束とし、「自然環境の保全・再生」、「環境負荷低減」を柱に、持続可能な地球環境を次代へ引き継ぐためのさまざまな取り組みを行っています。とりわけ商品づくりに欠かせない水については、水源涵養林として高い機能を持つ森を育てるとともに、豊かな生物多様性を持つ森づくりを行う「天然水の森」の活動を推進しています。

〈ご参考〉サントリー水源涵養活動についてはこちら

― 記 ―

●「サントリー 天然水の森 南アルプス」

▼拡大対象エリア
所在地:山梨県北杜市白州町の山梨県有林
面積:約1,847ha
地権者:山梨県
協定期間:5年ごとの自動更新

▼面積:約2,027ha

※これまでの「サントリー 天然水の森 南アルプス」(約180ha)との合計面積

▼活動内容:
広葉樹・針葉樹の間伐・除伐、作業道・歩道の開設、育林材の有効利用(現「天然水の森」)、シカ食害対策をはじめ水源涵養力・生物多様性向上のための広範な学術研究調査(新規活動エリア)など

※サントリーグループでは、持続可能な水と森を育むための活動から生まれた木材を「育林材」と呼んでいます。

以上