阿南 友亮(あなみ ゆうすけ)
1972年、東京都三鷹市生まれ。46歳。
2005年、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(法学政治学専攻)。2010年、博士(法学)。
東京成徳大学人文学部専任講師、東北大学大学院法学研究科准教授等を経て、2014年より東北大学大学院法学研究科教授(現在に至る)。2017年より同大学公共政策大学院院長を兼務。博士課程在学中の2000年~2002年に北京大学国際関係学院に留学。2014年~2015年に米国ハーバード・イェンチン研究所客員研究員。
専門は中国近代政治史、現代中国政治。
著書
『中国革命と軍隊 ― 近代広東における党・軍・社会の関係』(慶應義塾大学出版会、2012年)
『シリーズ日本の安全保障5 チャイナ・リスク』(共著、岩波書店、2015年)など
君塚 直隆(きみづか なおたか)
1967年、東京都豊島区生まれ。51歳。
1990年、立教大学文学部史学科卒業。
1997年、上智大学大学院文学研究科博士課程修了(西洋史専攻)。博士(史学)。
神奈川県立外語短期大学教授、関東学院大学文学部教授等を経て、2014年より関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授(現在に至る)。1993年から1994年にオックスフォード大学セント・アントニーズ・コレッジ留学。
専門はイギリス政治外交史、近代ヨーロッパ国際政治史、王室研究。
著書
『イギリス二大政党制への道』(有斐閣、1998年)
『女王陛下のブルーリボン ─ ガーター勲章とイギリス外交』(NTT出版、2004年)
『パクス・ブリタニカのイギリス外交 ─ パーマストンと会議外交の時代』(有斐閣、2006年)
『ヴィクトリア女王 ― 大英帝国の“戦う女王”』(中央公論新社、2007年)
『近代ヨーロッパ国際政治史』(有斐閣、2010年)
『物語イギリスの歴史(上・下)』(中央公論新社、2015年)など
韓 載香(はん じぇひゃん)
1971年、大韓民国・ソウル特別市生まれ。47歳。
1999年、京都大学経済学部卒業。2001年、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。2004年、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済史専攻)。博士(経済学)。
首都大学東京都市教養学部経済学系研究員、東京大学大学院経済学研究科特任准教授等を経て、2012年より北海道大学大学院経済学研究院准教授(現在に至る)。
専門は現代日本経済史。
著書
『「在日企業」の産業経済史 ─ その社会的基盤とダイナミズム』(名古屋大学出版会、2010年)
『高度成長期の日本経済 ─ 高成長実現の条件は何か』(共著、有斐閣、 2011年)
『企業家学のすすめ』(共著、有斐閣、2014年)
京谷 啓徳(きょうたに よしのり)
1969年、香港生まれ。49歳。
1999年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(基礎文化研究専攻)。2000年、博士(文学)。
東京大学大学院人文社会系研究科助手、九州大学大学院人文科学研究院助教授を経て、2007年より九州大学大学院人文科学研究院准教授(現在に至る)。
専門は西洋美術史。
著書
『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版、2003年)
『もっと知りたいボッティチェッリ 生涯と作品』(東京美術、2009年)
『西洋美術の歴史4 ルネサンスI』(共著、中央公論新社、2016年)
『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』(共著、森話社、2017年)
真鍋 昌賢(まなべ まさよし)
1969年、大阪府大阪市生まれ。49歳。
2001年、大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(日本学専攻)。博士(文学)。
国際日本文化研究センター中核的研究機関研究員、大阪大学大学院文学研究科助手、北九州市立大学文学部比較文化学科准教授等を経て、2014年より北九州市立大学文学部比較文化学科教授(現在に至る)。
専門はメディア文化論、口承文芸研究、民俗学。
著書
『民俗学的想像力』(共著、せりか書房、2009年)
『叢書現代のメディアとジャーナリズム4 大衆文化とメディア』(共著、ミネルヴァ書房、2010年)
『文化を映す鏡を磨く』(共著、せりか書房、2018年)
溝井 裕一(みぞい ゆういち)
1979年、兵庫県神戸市生まれ。38歳。
2008年、関西大学大学院文学研究科博士課程修了(ドイツ文学専攻)。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員、関西大学文学部准教授等を経て、2018年より関西大学文学部教授(現在に至る)。
専門はひとと動物の関係史、西洋文化史、ドイツ民間伝承。
著書
『ファウスト伝説 ─ 悪魔と魔法の西洋文化史』(文理閣、2009年)
『動物園の文化史 ─ ひとと動物の5000年』(勉誠出版、2014年)
島田 英明(しまだ ひであき)
1987年、京都府京都市生まれ。31歳。
2011年、首都大学東京教養学部法学系卒業。
2017年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(総合法政専攻)。博士(法学)。
東京大学法学部附属ビジネスロー・比較法政研究センター特任講師を経て、2018年より日本学術振興会特別研究員(現在に至る)。
専門は日本政治思想史。
2016年度にサントリー文化財団「若手研究者による社会と文化に関する個人研究助成(鳥井フェローシップ)」を受けている。
論文
「経世の夢、文士の遊戯 ― 頼山陽における政治思想と史学」(『国家学会雑誌』第127巻7・8号、2014年)ほか
新居 洋子(にい ようこ)
1979年、東京都中央区生まれ。39歳。
2002年、国立音楽大学音楽学部卒業。
2014年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(アジア文化研究専攻)。博士(文学)。
東京大学東洋文化研究所特任助教等を経て、2018年より日本学術振興会特別研究員(現在に至る)。大学院在学中の2007年~2009年に、中国人民大学清史研究所高級進修生(中国政府奨学金留学生)。
専門は東西交渉史。
論文
「「中国古代についてのエセー」(一七七六)読解 ―― 第一部を中心に」(『東洋史研究』第77巻第1号所収、2018年)
「清朝宮廷における西洋音楽理論の受容」(川原秀城編『中国の音楽文化(アジア遊学201)』所収、2016年)など
山本 芳久(やまもと よしひさ)
1973年、神奈川県小田原市生まれ。45歳。
2001年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(哲学専門分野)。博士(文学)。
日本学術振興会特別研究員、千葉大学文学部准教授、アメリカ・カトリック大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)等を経て、2010年より東京大学大学院総合文化研究科准教授(現在に至る)。
専門は哲学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教学。
著書
『トマス・アクィナスにおける人格(ペルソナ)の存在論』(知泉書館、2013年)
『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会、2014年)
(年齢は2018年11月16日現在)
以上