マックスマムはマーガレット(キク科アルギランセマム属のマーガレット)
と他のキク科の植物との属間ハイブリッド(交配)によって作られた
全く新しい花。大きな花と鮮やかな色合い、ボリュームのある株、
苗の生育の早さが魅力。春3.5号の苗1株を直径30cmの鉢に植えて、
1ヶ月で満開に!一輪一輪の開花期間が長く、終わった花の上に
新しい花が咲くため、常に綺麗な状態で観賞できます。
サントリーの花は、すべてオリジナルです。マックスマムも、さまざまな技術を重ね合わせながら生み出されました。「驚きのあるマーガレットをつくろうよ」きっかけは、オーストラリアのボンザ社で一緒に仕事をするブリーダー、Andrew Bernuetzのそんなアイデアでした。マーガレットという花は、誰でも知っています。きれいだけど、ありふれたこの花を、見る人が「ワオ!」と歓声をあげるような花に変身させよう! 私たちのチャレンジが始まりました。開発にはスタッフの知見を結集し、これまでにやったことがないような細胞工学的手法や、組織培養技術を駆使しました。
染色体の操作技術によって「属間ハイブリッド」という、マーガレットとは違う要素をもった植物との交配も可能になりました。こうして、形も色もこれまでとは違う花がつくりだされてきたのです。
チャレンジが始まったのが2000年。そこからはトライアンドエラーの繰り返しでした。
技術を開発するまでに4 年かかり、「この花ならいける」という原型ができたのが2008年。
優れた花を選抜するのにさらに3年、商品化が決まると苗の生産に4年。2016年春にようやくみなさんのところに届けられることになりました。
マックスマムは、じょうぶで育てやすく、たくさんの花をつけながらどんどん大きくなります。
お庭やプランターにデビューしたマックスマムが、どこまで大きくなるのか、わたしたちも楽しみです。
みなさんも、素敵な花をいっぱい咲かせて、こんどはわたしたちを「ワオ!」と驚かせてください!
とくに午前中からのお日さまは大好き!一日中、日が当たる屋外が理想。
少なくとも一日6時間以上日が当たる場所に置きましょう。
水やりは土が乾いたら、鉢の底から水が出るまでたっぷりが基本。
根元のみではなく、鉢全体に行き渡るように水やりします。
必ず毎回、手で土の表面、指で土の中まで触り乾き具合を確認してから与えるのがポイント。
植え付けのときの元肥、植え付け2週間後からの追肥を必ず行いましょう。
手間のかからない固形肥料を置いて与えるのがおすすめです。
ポイントは3粒から5粒を鉢の縁に沿って均等間隔に置くことです。
大きく育てるのにはどうしたら良いですか?
①新しい土を使いましょう。市販の培養土がおすすめです。また花壇に植える場合は、土つくりから始めましょう。
②苗の生長にあった鉢を選びましょう。直径24cmから30cmの深めの鉢にマックスマム1苗がおすすすめです。
③定期的な施肥を行いましょう。
植え付け時の元肥、植え付け後の定期的な追肥がポイントです。
青々としたきれいな葉の色にしたい、
大きな花をたくさん咲かせるには?
①午前中から日の当たる、日当たりの良い場所で育てることがポイント。少なくとも一日6時間以上日が当たる場所がおすすめです。
②定期的な施肥を行いましょう。固形肥料と液体肥料の両方を与えると効果的です。
株をつねに元気に保つには?
水のやり方が重要です。もちろん日照時間・施肥もとても大事な要素ですが、鉢の底から水が出るまで与えることで、鉢の中の空気が入れ替わり根に必要な酸素を与え、鉢の中の老廃物も流す役割も担っています。水は与えすぎても、乾かし過ぎても植物が痛みます。
しっかり乾いていることを確認してから与えましょう。